記憶の上書き 白血病猫ケータ 21(バイバイケータ)
12月17日 お別れの日の一日前です朝おはようケータ一度 巣から出たのか尻尾が入りきっていませんでした(笑)まだケータは大 ...
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12月17日
お別れの日の一日前です
朝
おはようケータ
一度 巣から出たのか
尻尾が入りきっていませんでした(笑)
まだケータは大丈夫
来年まで生きるんだから
ケータを気にして
会長が会いに来てくれました
ケータ偉いぞ
よく頑張ってるなあ
ケータを励ましてくださいましたよ
いつもならストーブ前に居座っているのに
日中 ケータはずっと巣にこもっていました
日が暮れて
いつものように抱っこします
ケータは何かしたそうに
鳴き
起き上がろうとしました
今にして思えば
これがケータの最後の鳴き声でした
夜 長時間抱っこするために
リビングにある
リクライニングできる椅子に連れて来ました
これなら私の腰も楽なので
いくらでも抱っこしてやれます
日が変わって12月18日になりました
もうケータと呼んでも返事はしてくれません
食事は昨日から取らなくなり
水も飲まなかったので
水だけはシリンジで飲ませました
午前2時前に また明日な と
私はケータを巣に戻して休むことにしました
ケータはまだ大丈夫と思っていたのです
朝 5時44分
「ケータが逝っちゃった」
カミさんが私を起こしに来ました
巣の中で眠っているだけだと思いたかったですが
ヒーターに面している部分はぬくもりはあったものの
ケータの身体の上部は冷たくなっていました
大丈夫
きっと明日も大丈夫だと
そう思っていた私
読みが甘かった・・・
ケータをひとりで逝かせてしまった後悔
それはありましたが
自分とカミさんは
やりきったんだという気持ちもありました
ケータは苦しまず
枯れるように逝ったに違いありません
見ていなかったけれど確信はありました
ケータは苦しみのない世界に旅立ったのです
ケータがうちにきて2カ月と1週間目のことでした
ケータが逝った日の夕方
また会長がお別れに来てくれましたよ
ぽろぽろと涙をこぼしながら
ケータを撫でてくださいました
その数時間後
ケータは火葬され天に昇って行ったのです
渋谷区の中村さんがお花を送ってくださいました
お礼が遅くなって申し訳ありません
ブログの中でお礼が言いたかったのです
滋賀に帰ってきてから
すでに4匹の子たちを見送ったのです
それぞれ長い間外で生きていた子たち
辛いことが多かったとは思いますが
うちに来て少しは穏やかに過ごせたでしょうか
猫を保護するということは
外で暮らした時よりも
良い時間を持たせなければ意味がありません
そうだったのかどうか
本猫に尋ねてみないと分からないけれど
少なくとも自分はやりきった
辛かった過去を
穏やかに暮らした記憶に上書きしてやったのだ
と
それが保護する者(里親も)にとって
絶対条件なのだと思っています
ケータを心配してくださった皆様
どうもありがとうございました
お別れの日の一日前です
朝
おはようケータ
一度 巣から出たのか
尻尾が入りきっていませんでした(笑)
まだケータは大丈夫
来年まで生きるんだから
ケータを気にして
会長が会いに来てくれました
ケータ偉いぞ
よく頑張ってるなあ
ケータを励ましてくださいましたよ
いつもならストーブ前に居座っているのに
日中 ケータはずっと巣にこもっていました
日が暮れて
いつものように抱っこします
ケータは何かしたそうに
鳴き
起き上がろうとしました
今にして思えば
これがケータの最後の鳴き声でした
夜 長時間抱っこするために
リビングにある
リクライニングできる椅子に連れて来ました
これなら私の腰も楽なので
いくらでも抱っこしてやれます
日が変わって12月18日になりました
もうケータと呼んでも返事はしてくれません
食事は昨日から取らなくなり
水も飲まなかったので
水だけはシリンジで飲ませました
午前2時前に また明日な と
私はケータを巣に戻して休むことにしました
ケータはまだ大丈夫と思っていたのです
朝 5時44分
「ケータが逝っちゃった」
カミさんが私を起こしに来ました
巣の中で眠っているだけだと思いたかったですが
ヒーターに面している部分はぬくもりはあったものの
ケータの身体の上部は冷たくなっていました
大丈夫
きっと明日も大丈夫だと
そう思っていた私
読みが甘かった・・・
ケータをひとりで逝かせてしまった後悔
それはありましたが
自分とカミさんは
やりきったんだという気持ちもありました
ケータは苦しまず
枯れるように逝ったに違いありません
見ていなかったけれど確信はありました
ケータは苦しみのない世界に旅立ったのです
ケータがうちにきて2カ月と1週間目のことでした
ケータが逝った日の夕方
また会長がお別れに来てくれましたよ
ぽろぽろと涙をこぼしながら
ケータを撫でてくださいました
その数時間後
ケータは火葬され天に昇って行ったのです
渋谷区の中村さんがお花を送ってくださいました
お礼が遅くなって申し訳ありません
ブログの中でお礼が言いたかったのです
滋賀に帰ってきてから
すでに4匹の子たちを見送ったのです
それぞれ長い間外で生きていた子たち
辛いことが多かったとは思いますが
うちに来て少しは穏やかに過ごせたでしょうか
猫を保護するということは
外で暮らした時よりも
良い時間を持たせなければ意味がありません
そうだったのかどうか
本猫に尋ねてみないと分からないけれど
少なくとも自分はやりきった
辛かった過去を
穏やかに暮らした記憶に上書きしてやったのだ
と
それが保護する者(里親も)にとって
絶対条件なのだと思っています
ケータを心配してくださった皆様
どうもありがとうございました