うちのとらまる

2002年、近所で生まれた野良の子「とら」と「まる」。飼い始めてその可愛さに魅了され撮影を始めました。今ではうちの猫「とらまる」だけでなく、過酷な条件で生きている外猫たちに少しでも力に成れればと思い、自分の活動を始めております。ご質問などございましたら otacats2@yahoo.co.jp こちらにお願いいたします。 2011年に起きた東日本大震災により、事故があった福島第一原発20キロ圏内の取り残された猫たちのために、現在も給餌活動を続けています。

カテゴリ:おじさんと河原猫 > シロは河原猫だった

今日は おじさんの命日                                                                      昨日 唐突にシロが登場したのは今日があってのことでしたあの河川敷にいた猫たちはおじさんなしでは ... 続きを読む
今日は おじさんの命日
                       
                       
                        
昨日 唐突にシロが登場したのは

今日があってのことでした

あの河川敷にいた猫たちは

おじさんなしでは

生きていくことができなかった

私のうちに来てくれたシロも

おじさんが子猫から面倒見てくださったから

あれほど私を信じ懐いてくれていたのでした



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2009年6月25日

おじさんを迎えるコイちゃん



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うれしいんだけどちかづかない

うれしいんだけどね



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おじさんでも触れることができない

全頭保護した時

一番最後まで残ったのがコイちゃんでした



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一方 まっしぐらにやってくるシロ


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だいすきな おじさん



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シロはよく鳴きました



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何がいたのかな(笑)



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日が暮れてきた

シロ そろそろ帰るよ




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おじさんが逝って2年

もうとっくにシロはおじさんを見つけて

空の上で甘えていることでしょう



他の13匹の河原猫たちと一緒に





唐突ですがシロです                                                                     シロは 2002年生まれとらまると同い年多摩川の河原で7年を過ごし2009年うちにやってきましたうちに7年と ... 続きを読む
唐突ですがシロです
                       
                       
                       
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シロは 2002年生まれ

とらまると同い年

多摩川の河原で7年を過ごし

2009年うちにやってきました



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うちに7年と少し居てくれて

2017年虹の橋へ行った子




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イオナ わたしはうつくしい


私の初めての保護猫シロ

私の保護活動はシロから始まったのです




2010年6月お天気の良い午後                                                                      とらはバイクの上にゴメンナサイ当時は意識が低くとらまるを外に出していました良くないですねま ... 続きを読む
2010年6月

お天気の良い午後
                       
                       
                        
とらはバイクの上に



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ゴメンナサイ

当時は意識が低く

とらまるを外に出していました

良くないですね




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まるシロは網戸越しに日向ぼっこ


これまた良くない

網戸なんて役には立ちません

ガムテで貼ってあるだけ(笑)


このあとぽーが来て

いろんな猫たちを一時保護したりして

やっと危機感が芽生え

脱走防止柵を設置したのです




シロとの出会いは                                                                     2009年6月4日餌をくれるおじさんを待ちかねたように大きい声で鳴いてやってきたシロこれが初めての出会いで ... 続きを読む
シロとの出会いは
                       
                       
                       
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2009年6月4日

餌をくれるおじさんを待ちかねたように

大きい声で鳴いてやってきたシロ

これが初めての出会いでした




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おじさーん おじさーん

おお シロ 来たのか



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シロの目的は餌ではありませんでした

おじさんに会いに来ただけ

子猫で河原に捨てられたシロにとって

おじさんは命の恩人

付き合いは

もう7年にもなります




そんな深い絆で結ばれていたおじさんとシロ

昨日今日現れた私が保護することになるのです



おじさんちにはすでに10匹以上の猫がいました

これ以上保護は出来ない

私が迎えますとお伝えすると

ああ それは助かりますと

お顔をくしゃくしゃにして喜ばれたのを

覚えています




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シロ

可愛がってもらうんだよ




私が初めて保護した成猫

先住猫のとらまると仲良くしてくれるか

少しの不安がありましたが

絶対何とかなる

何とかすると

自分に言い聞かせて連れ帰ったのです




シロは保護されて                                                                     とらまると一緒に暮らすことになりました集団生活が長かったシロは河原でも誰が一番強いかがちゃんと分って ... 続きを読む
シロは保護されて
                       
                       
                       
とらまると一緒に暮らすことになりました



集団生活が長かったシロは

河原でも誰が一番強いかがちゃんと分っていて

リーダーであるボスには絶対服従でした


うちではどうだったかといいますと

瞬時に とらをボスと認め

とらとは少し距離を置いて

付き合うことにしたようでした



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まるは・・・


こいつはだいじょうぶ



舐めてかかっていました(笑)



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まるは平和主義者なので

シロを優しく迎えていましたが



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シロが発する危険なオーラを察知



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これは危ないので先手を打ちます



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ペーン!

頭に一撃



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シロも反撃




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ふー


この時は大ごとにはなりませんでしたが

大体は まるがやり込められて逃げるのが

日常でした




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でも基本は仲良しだったんですよ





猫の保護は                                                                     もちろんその猫を幸せにしてやりたいからですが同時に保護する人間も幸せを感じることができますほらシロを保護し ... 続きを読む
猫の保護は
                       
                       
                       
もちろんその猫を幸せにしてやりたいからですが

同時に

保護する人間も幸せを感じることができます




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ほら



シロを保護して半年

2010年1月9日

外は風が吹いている冬の寒い日


シロは7回の冬を河原で過ごしたのです

風が吹く日は

マンションの自転車置き場の隅で過ごしました



ああもうこの子は

寒い思いをしなくてもいいんだという安心感

何とも言えない満足感に満たされます

こうして保護は

私自身も幸せな気持ちになれるのですよ





過去の写真です                                                                     今回はもと河原猫のシロとらまるを別にしてシロが私の一番初めの保護猫でした初めてTNRしたのは ぽーだけどぽ ... 続きを読む
過去の写真です
                       
                       
                       
今回は

もと河原猫のシロ




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とらまるを別にして

シロが私の一番初めの保護猫でした

初めてTNRしたのは ぽーだけど

ぽーは外で3年いてもらったので

シロが一番初めの保護猫




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2009年 私の初の捕獲!

とい言いたいところでしたが

このあと全く入ってくれず

おじさんに手で捕まえてもらい

捕獲器に放り込んでいただきました(笑)


実はこのあと

家までカブ(二輪)でシロを運んだのです

シロが凄い声でニャーニャー鳴いて

信号待ちで停まっている時は

とっても恥ずかしい思いをしましたし

猫さらいに思われるのではと

ヒヤヒヤしたのを覚えています




l6423
シロを捕獲して空を見上げるときれいな青空

すがすがしい気持ちになったものです



この気持ちは15年経った今でも

毎回 猫を無事捕獲できた時に

味わう気持ちなのです


ああ良かった

これでまた可愛い猫たちの一匹を

幸せに近づけることができる


この気持ち分かっていただけるでしょうか



新緑の季節                                                                                                                     GW真っただ ... 続きを読む
新緑の季節
                        
                       
                        
                       
                       
GW真っただ中ですが

私の気持ちは晴れません

過去 4月の終わりから5月に入っては

家族を立て続けに4匹も亡くしていますから

この季節は悲しい季節だと

頭の中に刷り込まれてしまっています


ミヨコさま

シロ

せんちゃん

ぽー



今日 1日はシロの命日です




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ふわふわしていて

おいしそうでした(笑)




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河原に居た時も餌場をひとつにせず

リスクを分散させて生きていた

頭の良い子でした





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うちに来た時も

とらがボスだとすぐに判断し

とらには従順でしたけれど




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まるのことは大丈夫だと舐めていました(笑)




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うちに来てくれて

幸せそうな表情を見るのが

私の何よりのしやわせだったのです






2017年5月1日

シロはこの世から居なくなりました




だいぶ間が開いてしまいましたが                                                                                                                 ... 続きを読む
だいぶ間が開いてしまいましたが
                                            
                                             
                                              
河原猫シロがうちに来てから数日

ケージに閉じ込められ

出せ出せと騒いでいたシロでしたが




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落ち着いて来ましたよ

お約束のトイレ寝




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シロ すごいじゃん

うちに馴染んできたのかい



しかし



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だしてー だしてよー


と騒ぐシロ

やはりそんなに簡単にはいかなかった

いいよ わかったよ

きみはうちの子になったんだ

一生うちで暮らすのだから

とことん付き合うよ

2009年6月のことでした





多摩川には

まだまだたくさんの河原猫がいます

誰にも知られなく

消えていっている命もあるでしょう

かれらが河原に居るのは

間違いなく人間のせいです

人間はかれらにたいして

責任を取らねばならないでしょう

工事現場に取り残された2匹の河原猫

預かってくださる方 募集中です

どうかよろしくお願いいたします


otacat@ymail.ne.jp

こちらまでご連絡ください






おじさんと河原猫

太田 康介
扶桑社






写真集「おじさんと河原猫」が発売して                                                                                                              ... 続きを読む
写真集「おじさんと河原猫」が発売して
                                              
                                              
                                              
その翌年にコロナが流行り出し

結局 出版後に写真展ができたのは1回だけ

皆さんと直接お会いできる機会を

失してしまったのは非常に残念でした




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シロがうちに来てからの7年間を

もっと知ってほしかった




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手がおかしい・・・



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まるに抱きしめられていたのです

シロは まるのことが大好きだった

この時は本当に幸せそうでしたよ




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ひかえめにシロに甘えるマーラ

とても幸せでした




またいつか河原猫シロの写真展

頑張ってやってみたいと思います





スモール横顔
あたしだけじゃなく
まだまだかわらねこがいること
もっとしってほしいな
おじさんと河原猫



シロは もともと 加藤おじさんには馴れていた子                                                                                                          ... 続きを読む
シロは もともと
 
加藤おじさんには馴れていた子
                                              
                                              
                                              
そりゃあそうです

7年間 ご飯を運び続けた

すごい実績がありますからね


ですから ぽっと湧いて出た

私のような人間でも

おじさんと一緒に居る時は

甘えてくれていました



心配だったのは

うちに来てからのシロはどうなるのか

おじさんもいない

ぽっと出の私を拒絶し

なかなか心を開いてくれないのでは

そんな心配がありました





l0948
シロ シロ

こっち向いてよ




l0950
撫でるとゴロゴロ

すごい馴れてるじゃん!




l0960
あごのせ



おじさんのおかげですよ

私にもすぐに馴れてくれました




l0962
あごをコリコリ


たまんないみたいです




l0965
猫が気持ち良くなると

こちらも気持ちいい

猫って不思議な生き物ですね





l0970
とどめに お礼のペロッ



これで人間は猫の奴隷になってしまう

シロがうちに来て1か月

一生涯シロの下僕となった瞬間です








おじさんと河原猫
太田 康介
扶桑社





























5月1日は シロの命日です                                                                                                                    ... 続きを読む
5月1日は シロの命日です
                                            
                                             
                                             
5月の連休中には

なぜか3匹の子が亡くなっているのです

1日は シロ

3日は せんちゃん

5日は ぽー

不思議です





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「ねむくなってきたなあ」


2013年5月

保護して4年

保護当時カチカチだった肉球は

すでにプニプニになっています





l9957
zzzzz


もううちにすっかり慣れたシロは

乗ってはいけないテーブルで

カメラを向けてもまったく気にせず

眠るようになってくれました




シロが亡くなって4年が経ちました

新緑の5月

今日は八十八夜ですよ







おじさんと河原猫
太田 康介
扶桑社





福島の写真をチェックしていたら                                                                                                                 ... 続きを読む
福島の写真をチェックしていたら
                                            
                                             
                                              
ぽー と シロの動画が紛れ込んでいたので

公開しますね






燃えている ぽー

だるーい シロ



本当ならシロの方が燃えるはずなのに

どうしたのかな

眠かったのかもしれません

2012年11月10日のムービーでした






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ねむいにゃー



l3058
ぼくもー





スモールあくび
やるときゃあ やるぞぅー!
やさしいねこ



スモールシロ顔02
ねむいときゃあ ねるよー
おじさんと河原猫



シロは私の初めての成猫の保護猫                                                                                                                 ... 続きを読む
シロは私の初めての成猫の保護猫
                                             
                                              
                                              
とらまるの次にうちに来た子です





llnadeshiro
この時7歳

もう立派な成猫なのに

子猫のような可愛さを

持っていた猫でした







おもちゃで遊ぶ後ろ姿が

何とも言えずかわいいです





l1010320
シロは15歳までずっと子猫だった

そんな気にさせる猫でしたよ



シロ

君に会えて良かった






おじさんと河原猫
太田 康介
扶桑社






シロのストレス発散法は                                                                                                                     ... 続きを読む
シロのストレス発散法は
                                             
                                             
                                             
撫でてもらうこと





l9896
なでてー



よしよし

いっぱい撫でてあげるよ




l0056
空中に向かって

エアふみふみ




l0028
たまらーん




l9916
ふー




毎日がこれの繰り返し

こうして

シロはうちの子になっていったのでした







おじさんと河原猫
太田 康介
扶桑社





良くも悪くも刺激があった外の生活                                                                                                                ... 続きを読む
良くも悪くも刺激があった外の生活
                                             
                                             
                                             
そんな環境で生きてきたシロですから

狭い部屋生活は

堪ったものじゃあないでしょう




l7431
だから

なるべくかまってやるようにしましたよ




l7436
シロはよく遊ぶ子でした




ひとしきり遊んだ後は





l7393
撫でてやります



シロは撫でられるのが大好き

だから死ぬまでずっとシロは

撫でて欲しいと

私のところに来てくれていました





おじさんと河原猫
太田 康介
扶桑社






元 河原猫シロ                                                                                                                          ... 続きを読む
元 河原猫シロ
                                            
                                            
                                             
2009年7月

シロがうちに来て約一か月が経ちました




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シロは窓際が指定席となりました

窓の外に広がる風景をずっと眺めています

裏の畑を挟んだ先を横切る小径を

お散歩をするお年寄り

宅配便のトラック

近くをかすめ飛ぶ鳥たち

動くものすべてを目で追っていました




l7283
シロはもう

外に出たいと鳴くことはありません

ただ見ているだけです

シロは

自分の運命が変わってしまったのを

受け入れたのかもしれない

そう思ったら

初めての成猫を保護し

一匹の猫の運命を変えてしまった私は

この子を絶対に幸せにしてやらねば

申し訳が立たないと

そう思ったのでした







おじさんと河原猫
太田 康介
扶桑社





シロを保護して一番気にしたことは                                                                                                                ... 続きを読む
シロを保護して

一番気にしたことは
                                            
                                             
                                             

l6905
百数十メーターの距離を

行ったり来たりしていたシロ

そんな子を

家に閉じ込めていいのか

初めての成猫を迎えた私は

それを気にしていたのです





l6866
でも結果としては

気にすることはありませんでした





l6974
最初のうちは外が恋しいと

窓際でずっと鳴いていましたが

いつの間にか部屋の中で

楽しめるようになりましたよ




sippo






スモールシロ顔02
だって そとにでられないのだから
しょうがないじゃん
おじさんと河原猫



うちに来たばかりのシロです                                                                                                                   ... 続きを読む
うちに来たばかりのシロです
                                             
                                             
                                             
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こわれものだから大事にしないとね


 



ずっと鳴いていたシロ

今では自信をもって

家に入れるほうが

猫の幸せだと思っていますが

2009年の保護した頃は

不安でしょうがありませんでした





【sippo】で河原猫シロを取り上げていただきました

河川敷に餌をもらいに来ていた白猫「シロ」 
ふたりのおじさんに愛され、生き抜いた








スモールシロ
だってしらないところで
しらないおじさんだったから
ふあんだったよ
おじさんと河原猫



シロが生きていた河原                                                                                                                      ... 続きを読む
シロが生きていた河原
                                              
                                              
                                              
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少し前に撮影したものです


ここにシロは河原猫たちとともに

生きていました



現在は猫一匹見当たりません

この状況にほっとします




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辛い生活だったのでしょうけれど

おじさんが来れば

シロたちは本当に幸せそうでした





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おじさん大好きだったね




l1853-02
シロの寝床があった近くの公園

ここでも数匹の猫たちが生きていました



私は

ここの猫たちには手を出しませんでした

河原にいる猫たちを

保護するのが精いっぱいだったから




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現在の公園


たまたまかもしれませんが

猫の姿は見られませんでした





こういう猫たちを救えるのは

猫に関心を持っている

私たちだけですよね

自分が飼えなくても

飼ってくれる方を探すことはできます

私がしているのはそういうことなのです







スモールシロ顔
おじさんにもういちど
あいたかったなあ
おじさんと河原猫