四国ツーリング その1
そんで 帰ってきましたよ
東京から九州へ引っ越した友人
ヨシイくんが去年バイクを買ったものですから
一緒にツーリングに行こう
なんて言ってたのです
しかし九州(久留米あたり)と滋賀では距離もあり
気軽に一緒に走るというわけにはいかず
なかなかチャンスがなかったのですが・・・
ちょうど一か月前
これまた東京から愛媛の松山に単身赴任なった
友人の周センパイがおりまして
その方の家に集合しようということになったのです
集合は周センパイの家に20日の朝8時に決定
その後 四国最西端である佐田岬灯台を目指す
これは端っこ好きの私のリクエスト
20日の土曜日はそこさえ行けば満足
周センパイのお宅に一泊して
翌日朝に解散(笑)という
短期決戦のスケジュールでした
友人のふたりは40歳ですが空手の先輩で
二人とも極真空手の黒帯
帯が上の人には たとえ年下であろうが
先輩と呼ばなければいけない世界なのです
私は4級(緑帯)だったから・・・
まあすでに退会しているので
拘らなくてもいいのですが つい癖で
周(名前)センパイと呼び
ヨシイくんは なぜかヨシイくんです(ゴメン)
ところで私の行き先はもうひとつあって
香川県の観音寺市の
親友であった森川の家に行ってお参りすること
奥さんのあけみちゃんとうどんを食べて
カフェに行くことも目的だったのでした
あ その前に
森川の忘れ形見の娘が大阪で就職していたので
大阪南港からフェリーに乗る前に
久しぶりに会ってご飯を食べるということも
大事な用事でありました
すなみという名前の娘は私の天使であり
特別な子であります
もう一人弟もいますが
かわいいけど女の子には負けます
大事なチェキ
もう15年も前になります
私は娘ちゃんのことを
すなみ=ちゅなみ=ちゅな と呼んでます
本人は少し嫌なようですが
ここは無神経なおっちゃんということで勘弁
さて前置きばかりになりましたが
今回のツーリングは
大阪でちゅなに会うところから始まったのです
大阪は地理が分からず
非常に緊張しながら
そしてクーグル先生のお世話になりながら
無事に到着
到着したのは約束の1時間半前だった
心配だったのですようー
時間があっても
動くと帰って来られなかったら困るので
ガストの前でひたすら待つ
だって中に入ったら一人で間が持たないから
注文はちゅなが来るまでは当然ドリンクバー
これではお店に迷惑をかけてしまう
といって
店の前の植え込みのレンガに
ずっと腰かけているのも迷惑でしょうと
あとで森川の奥さんに言われてしまった
なるほどー それもそうか
でも動くと帰って来られないかもしれないという
気持ちでいっぱいだったのですよ
約束の時間の少し前にお店に入り
ほどなくちゅなは現れました
なんと!
どこのお嬢さんかと思いましたよ
そこには立派に成長したレデーがいました
これですもん
ちゅな いくつになった?
おっちゃん 私ももう27やで
ほんまか!
ええお嬢さんになったなあ
ちゅなのとうちゃんの話とか
ちゅなの仕事(ゲーム制作会社)のこととか
弟のこととか聞いていたら
時間はどんどん過ぎていく
今回はフェリーに乗らねばいけないので
時間が限られているのだ
私は気になっていることがあり
しかしそれを聞くのもどうかと思い
ためらっていたら・・・
おっちゃん わたし付き合っていた人がおってん
でも去年別れたよ
あわわわ
これが聞きたかったのよー
でも別れたのか
今は誰とも付き合ってない
でも別れた人が同じ地域に住んでるから
会ったら気まずいわー
私はちゅなの親ではないから
あれこれ言う資格も何もないけれど
絞りだすように一言伝えた
かたい人選ぶんやで・・・
かたい人って(笑)どんな人なのー?
ぎ 銀行員とか・・・
すぐに思いつかずアホなこと言ってしまった
ちゅなはケラケラ笑って
今どき銀行員ってー(笑)
こ 公務員もええかな・・・
あかん どんどんダメな方へ行ってしまう
とにかくカメラマンはやめときや
もう収拾がつかない
時間切れだ
また会おうな
今度は滋賀においで
大阪から新快速乗ったらすぐや
ちゅなのことが大好きなおばちゃんも待ってるで
私は後ろ髪をひかれながら
ちゅなと別れ
グーグル先生は15分で着くという
南港に向かって出発した
つづく