しろさびの里 写真展 6日目 最終日
しろさびの里 写真展終了いたしました 昨日今日と週末だったものでそこそこのご来場者があり感謝感謝です今回の「しろさびの ...
続きを読む
しろさびの里 写真展終了いたしました
昨日今日と週末だったもので
そこそこのご来場者があり感謝感謝です
今回の「しろさびの里」は
拙書「しろさびとまっちゃん」
KADOKAWAメディアファクトリー刊
で紹介した内容の その後のものでした
子猫のしろさびが殺処分されるところを
ボランティアの佐藤さんに救われ
松村さんに預けられ命を繋いだ
まだまだ復興は遠いが
しろさびとまっちゃんは警戒区域で生きていく
というのが「しろさびとまっちゃん」の内容

しかし その後のしろさびの里では
良いことばかりではありませんでした
私はその後を知っていただきたくて
今回の写真展を企画させていただいたのです
松村さんと 私やボランティアさんたちとの
猫に対する考え方の相違
この溝は埋まることはありませんでした
それにより しろさびは本能のまま生き
子どもを増やし
増えたことにより
さびは本能によって子供たちを遠ざけ
そのとばっちりをしろも受けてしまい
里を離れざるを得なかった
そして結局さびだけしか残らなくなり
そのさびも自然の中にいたことで
何者かに殺害されてしまう・・・
猫が外で暮らすのも自然
子どもを増やすのも自然
その子どもたちが消えていくのも自然
そういうふうに考える人がいらっしゃるのです
それは薄情でも何でもなく
今までそう信じてこられただけなのです
松村さんが動物に対して
どれほどの愛情を持っておられるか
それは
震災後 誰もいなくなった原発20キロ圏内
富岡町に残り
住民が置き去りにした犬や猫に
たったひとりで餌をやり続けていたこと
牛たちの殺処分寸前だった現場に乗り込み
県の衛生課の人間とやり取りして
もともと建築業で経験もないのに
自分が牛を引き取ると言い切り
50頭ほどの牛の世話を始めたり
さ迷っていたダチョウまで引き取られた
私たちなら躊躇してできないことをやってこられた
とてつもなく愛情深い方なのです
そんなとんでもなく凄い方に
自分の猫だけに特化したマクロの愛情を押し付け
説得できるほどの力は私にはなかった
しろはさびの心変わりに戸惑い
恐怖を感じ可哀想だったけれど
さびは群れを守るため皆を守るために
本能に従って親離れを促しただけ
誰も悪いものはいないのです
今回のしろさびのケースは福島に限ったことではなく
全国 いや世界中で起きていることでしょう
猫という動物が野生動物でなく
愛玩動物ということなら
やはり自然に任せるのは無責任
人間がコントロールして
平和に暮らし寿命を全うさせる責任があると思います
しろとさびが身をもって教えてくれた
ありがとう
私はこれからも猫のために
撮影しながら活動を続けます
-----------------------------------------------------------------
またどこかで写真展をやってみたいのです
その資金を稼ぎたいので
しろさびの写真パネルを販売させてください
サイズはA4サイズで3,000円(送料込み)
お支払いは銀行振り込みのみで
申し訳ありませんが振込手数料はお願いします
くれぐれもパネル代以上のお金は振り込まないでください
お好きな写真をお知らせください
ブログ右側にあるカテゴリー「しろさびの里」で
日付といくつめの写真とか
写真集の何ページとか
分からなかったらこんなのがあったでしょとか
メールでやりとりして特定しましょう
他のメールと分類できるようタイトルに
「しろさびパネル」と お名前(フルネーム)を書いてください
otacat@ymail.ne.jp
本文に
欲しい写真
住所(郵便番号必須)
お名前
あとはご意見など何でもどうぞ
よろしくお願いいたします