現在の帰還困難区域への立ち入りのことを
最初に少し触れておきたいと思います
松本氏のバリケード内への立ち入りが
どのような方法で行われているかを紹介します
そのシステムを知っていただかないと
彼の不正を分かっていただく事ができないと判断しました
大熊町
フクイチの排気塔 建屋を直接見ることは難しい
(2012年4月撮影)
現在 20キロ圏内は3つの区域に分けられています
「避難指示解除準備区域」
「居住制限区域」
「帰還困難区域」
になるのですが
その区域に入るために許可証が必要なのは
線量がまだ高いとされている「帰還困難区域」だけです
松本氏がいう
いわゆる10キロ圏「バリケード内」 というのは
双葉大熊の帰還困難区域のことです
彼のブログやFBを見ていて
入域許可をどうやって取っているのかをみてみると
双葉町の元住民の方の協力で入っているようです
一時的に帰宅される元住民の方々にくっついて入るのです
この方法で動物ボランティアさんたちが入ったりするのは
「警戒区域」だった頃から もう周知のことなのですが
どちらのボランティアさんも公けには発表してきませんでした
被災した住居の片付けや掃除などをされる
一時帰宅(一時立ち入り)に紛れて入る方法
ボランティアさんや私は掃除や片付けを手伝うのではなく
給餌や保護をするために行っていたのです
要は認められていない余計なことをしに行っていた
ですので
今まで決して公けにせず コソコソとやってきた経緯があります
「住民の方々の協力で行ってきました」
「助手席で仮眠を取らせていただきました」
などと住民の方の協力を堂々と発表しているのは
松本氏くらいのものでしょう
彼の圏内入りの殆どが
一時帰宅の住民の方の車に
一緒に乗せてもらって入っていることをみると
彼の圏内での活動は
限りなく制限されていることでしょう
なぜなら元住民の方は自分の家にしか用事がない
せいぜい他の地区にあるお墓参りや
頼まれたりした知り合いの家を見に行くくらいです
いくら活動に理解を示してくれている方だったとしても
まさか自分の運転手をさせるわけにもいかず
気を使ってしまっていることは容易に想像がつきます
猫の給餌や(彼は撒き餌と言っている!怒)
保護活動などは一応は出来ないことはないでしょうが
かなり小規模にならざるを得ないのです
一時立ち入りの制限時間は5時間
朝9時から夕方17時までの中の5時間と決まっています
住民の方の協力を得ても
たった5時間しかないのです
しかも車は登録してある住民の車のみしか使えません
彼が勝手に運転するわけにはいかないのです
ということは
住民の方主導での活動しか出来ないことになります
住民の方の後ろにくっついて入る
「帯同業者」という方法もあります
帯同業者とは引越し屋さんだったり
家屋のメンテナンスの業者さんだったりします
それに成りすますわけです
これですと自分の車に乗って行くことはできますが
どちらにしても元住民の方々の
スケジュールに合わせなければいけないことに
違いはありません
さらに自分の車や自分の名前などを
登録することになるので
ひと手間もふた手間もかかって
申請することになり 行く前から大変なことになります
ですので彼がやっているのは
名前も何も登録しなくてすむ
元住民の車の助手席に乗ることを多用しています
以前の記事で紹介したように
2015年1月から6月までに37回行ったと
彼は書いていますが(そのうち9回は不明)
2015年の10月までの帰宅の許可回数は
一世帯15回/年と決まっていました
彼が住民の方々に 「無理を承知でお願い」 して
行くことによって
住民の帰宅の回数を食いつぶして行くことになります
半年で37回という回数をこなすためには
単純に二世帯以上の帰宅の機会を奪うことになるのです
もちろん元住民の方も用事があるでしょうから
そのついでというのはあったでしょう
それにしても37回という数は異常な回数です
帰宅が許されている15日間の1/3である5日分を振り分けても
7軒以上の元住民の協力がいるのです
彼がそれほど協力者を抱えているとは信じがたいのです
彼がよく行っている「2日連続」などは
同じ世帯を使うのは難しい
普通2日連続で行くことはありませんから
そのためにわざわざ行ってもらうのは厳しいでしょう
となると他の元住民にお願いしているのでしょうか
急に決めてそんなことがホイホイ出来るとは考え難いのです
今までも今でも大熊双葉の帰還困難区域に
入って活動しているボランティアはいます
しかし松本氏のようなやり方をしている人は
実は殆どいません
なぜなら
関東から必死で300キロ走ってきて
松本氏がしているような制約がある活動は
時間がもったいなくてやっていられないのです
では彼以外のボランティアがどうしているかというと
元住民の方々と信頼関係を持ち
絶対に不正を行わないことを約束し
委任状を書いていただくのです
この信頼関係を持つ元住民がたくさんいればいるほど
圏内に入れるチャンスは増えます
そして委任状をいただければ
自分の車を登録し
ひとりで自分の車で圏内に入ることができるのです
これなら自由に活動が出来ることになります
ところが何の制約もなく動けたとしても
どちらにしても5時間しか滞在できないことは同じです
しかし
自分の組み立てたスケジュールで無駄なく動けるので
出来る仕事量は松本氏とは比べものにならないでしょう
もう一度書いておきます
松本氏のしている活動は無駄が多すぎるのです
しかしその方法を選ぶのは彼の自由ですから
それが悪いということではありません
ただし
彼が本当に福島に行っているなら です
つづく

コメント
コメント一覧 (4)
ちょっと感じたコトがあるので書きますね。。
この方、ホントにたくさんの寄付金を受け取っておられるのでしょうか?
記事の内容がこれだけ不可思議なコトばかりなら、「寄付金いただきました」という内容も疑問です。
ニンゲンって、皆が寄付してるならワタシも・・と思うものですから、そういう気持ちに付け込んで
寄付金を募っているような、そんな印象を受けました。
だから、実際は関東から福島に行くガソリン代にもなっていなくて、あわよくば・・といぅお気持ちなのかも。。
なんにせよ、スッキリしない方ですね。。
いつもとは違う趣きの投稿が続き、最初は少し戸惑ってましたが、
だんだん何が起きているのか、何が問題なのか、が見えてきて、
私自身も松本氏への疑念がつのっております。
あんなテキトウな報告しかしないのに、支援者や寄付される方がいるのですね、ビックリです。
私だったら、寄付なんてしません。
寄付される方は、福島の悲惨さの報告よりも、
そんな中で活動をして、1匹でも救えました、という報告を期待しているのでは無いでしょうか?
それに、給仕活動も、もーす様がやられているような、
野生動物を極力排除するような給仕方法では無いのでしょうね。
もしかして、ただエサばら撒いてるだけなんじゃないか??
(そうであるという証拠もないが、そうじゃないという証拠もない)
野生動物や捕獲機しかける輩を悪に仕立て上げて、
じぶんは無力な正義の味方面…
それを助長してるのアナタじゃないの??って思ってしまいます。
活動をしていないのに、寄付金を受け取ってるのは、立派な詐欺です。
もーす様も公式の場で公表するにあたり、それなりの覚悟をお持ちなのかと思います。
一歩間違えれば、もーす様のお立場も悪くなるかもしれない、
公表するまでに、いろいろと水面下での調整や連絡を取り続けておられ、
ギリギリまで留保されていたのかと思います。
それを松本氏がガン無視しているわけで。。。
私は公表いただいてスッキリいたしました!
感謝です!