ちょっと間があいてしまいましたが
先週の連休には
何組かのボランティアさんたちがいらっしゃっていましたよ

牛たちは連休も何も関係なく
ただ食べて食べて
生きています
私たちは
牛という生き物の本来の姿など
見たことがなかったのかもしれません
乳牛であれば搾乳のために飼われ
肉牛であれば成長半ばにと畜されます
種牛でもない限り一生を全うすることは殆どないのでしょう
まだ海外でなら
荷役のためとか農耕のために飼われている牛たちはいますけれどね
ここ希望の牧場では
彼らに課せられている仕事といえば
ただ生きること
一日でも長く生きることが仕事
そのために数少ないスタッフやボランティアが活動しているのです
行ってみたいけど自分に何が出来るのだろう
そう考え 二の足を踏んでいる人もいると思います

弱り気味の牛の健康管理
体温を測っているところです
お尻に体温計を差込まなければいけませんから
牛が暴れる可能性もあります
この行為はある程度経験がないと難しそうですね
初めての人間が出来ること

これは入荷したチモシーを牛舎まで運んでいるところです
こういうことならすぐにできますよね
しかしこの仕事も注意が必要です

ん~? 何運んでいるんだ~?
牛たちはご馳走が来るとすぐに嗅ぎ付けます
暴走した牛たちに物資を略奪されるとも限りません
テロリストから核兵器を守るように運搬しなければいけないのです
うそですけれどね

これは素晴らしい仕事です
足の切断で思うように動けない福ちゃんにブラッシング
ストレスの溜まっている福ちゃんには非常に良い事だと思いました

もちろん他の牛たちもブラッシングは大好き
よほど気持ちいのか たてごは体を預けてきています
わたしも~
と後ろからやってくる牛もいます
このあと後ろの牛にもブラッシングをはじめたら
気持ちいことを急にやめられた たてごが
きょとんとしていたのが印象的でした(笑)

あー そこそこ
そこがキモチいいんだよなー
見ていると本当に気持ち良さそう

スコールのような雨が止み
空には虹が
ボランティアさんたちは 「本来の牛」 に触れて
それぞれ何かを 感じ 想い
「また来ます」 と
再訪することを約束して 牧場を後に

雲が切れ
夕方の浪江の空が
とてもきれいでしたよ
この夏
約350頭の牛たちとともに
望郷の牛が
皆さんの来訪を待っています
希望の牧場見学ツアーあります
日時:8月17日~18日 (もちろん日帰りOK)
『仲良いふりして浪江野牛追~糞まみれガチンコ対決』
・墓地で慰霊祭 ・しげしげ乗牛体験 ・伊東先生執刀!ブラジル焼きそば
・あの仔と撮影会 ・またまた吉沢独演会 ・谷と針谷の怪しい関係大暴露
・女性陣のお料理対決 ・鳥さんの牧場キャバレー
・初日ヨルは伊東先生のブラジル風焼き肉 ・星空&福島第一原発観察
・№90を探せ!(探し当てたかたに代表獲得権を贈与)
・岡田さん、やまゆり存亡の危機?内部事情をせきららに語る!
※牧場仮眠可 詳細はブログでお知らせいたします!
参加は車必須です
ご質問はTOPのメールアドレスにどうぞ
コメント
コメント一覧 (2)
食べ物にしたのは、人間…
地球の命ある物は、全て生きる為に生れて来ています。
いいですね。