「しろさびの里」写真展

4月29日~5月4日

11:00~17:00

初日のみ準備のため
13:00~18:00


びわ湖大津館
3階市民ギャラリー
〒520-0022 滋賀県大津市柳が崎5−35
                       
                       
                       
この写真展は2013年7月

福島第一原発20キロ圏内が

まだ警戒区域に設定されていて

人の出入りを制限され

人間がいなくなって残された猫たちが

餓死を余儀なくされていた頃




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福島県内の警戒区域「外」で産まれ保護されて

そのまま殺処分されるところを

ひとりのボランティアさんが救い出し

日本の中でも生きていくのに一番過酷な場所

福島第一原発20キロ圏内 警戒区域内に

連れてこられた

しろ さび

姉妹猫の物語です


当時 警戒区域内では

餌が無くなり餓死していった猫たちが

多くいたにも関わらず

しろとさびはその警戒区域に連れてこられました

普通なら絶望的な場所である区域内

しかしそこには国の方針に納得がいかず

ひとり残って動物たちの世話をしていた

松村直登氏が家を離れず住んでいた

松村氏は二匹に寝る場所と食事を提供


しろさびは皮肉にも震災から2年経ち

人がいなくなって自然に還りつつあった富岡町で

生きることができるようになったのです





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甘えん坊で

お姉ちゃん猫「さび」のことが大好きな

「しろ」



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ワイルドで狩りが上手

「しろ」の頼もしいお姉ちゃんだけれど

人間には甘えん坊の

「さび」



自然がいっぱいのこの地で

伸び伸びと暮らすはずだった しろとさび

しかし・・・






ペットなのか野生動物なのか

猫という動物の立ち位置は微妙です

普通に皆さんにどちらですかと尋ねれば

「何言ってるんですか当然ペットじゃないですか」

という答えが返って来るでしょう

しかし現実を見れば

屋外で飢えや病気と闘いながら生きている

そういう厳しい状況に置かれている猫たちが居ます

それがペット?(実際には愛護動物といわれる)

TNRが認知されつつあって

いくら普及してきたとはいえ

未手術の猫たちがまだまだいて

人から手を差し伸べられずに

生まれてすぐ消えていく猫たちが何と多いことか

その猫たちはペットと呼べるのでしょうか

猫が自分自身で餌を取って

生き抜くということが難しいのは

福島で嫌というほど見てきました

かれらは人間無しでは生きられないのです

ということは間違いなく野生動物ではない

しかし外に置かれている猫は

必ずしも手を差し伸べられるわけでもなく

まるで野生動物のように扱われ消えていきます



そんなことを身をもって教えてくれたのが

このしろとさびだったのでした



猫は外に出さずに家の中で飼ってください

必ず避妊去勢手術をしてください



言うのは簡単

しかしまだまだ現実ではそうならないこともあるのです

そうしたい それを目標にしている私でさえ

自然の中で走り回り

かわいい赤ちゃんを産んで子育てをしている猫たちに

目を細めてしまいます


今はもういない しろとさびを通して

そんなことを少しでも考えて頂けるような

そんな写真展です

4月末GWです

滋賀県大津市でお待ちしています




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さびちゃん はやくはやく!

さきにいっちゃうよ!