クー
                                             
                                             
                                              
君はびわこねこたちの中では

一番の古株らしいね

ここ琵琶湖畔で8年以上暮らしているそう

幸い

本当に幸いにも不妊手術をしてくださる人がいたり

毎日 餌を運んでくださる方がいたから

生きて来られたんだね


家を持てない野良猫の寿命は短く

病気や事故などに遭って

寿命を全うできずに

早くにその命が消えていってしまいます

そんな中で

8年以上生きている君は

まだラッキーな方なのかもしれない

だから傷を負い

多分 腎臓の故障を抱えた君は



「たくさんいきた」

「そろそろもういいか」



と食事を拒否し

人の来ないところに身を隠し

眠る準備をしていたのでしょう



私のしていることは

それを邪魔することになっている

かれを追いかけまわし

静かにしていたい環境を

乱していることも自覚しています

それでも我慢できないのです

かれが治療もされず

誰にも知られず消えていくことが


うちに居た子たち

現在いる子たちと何も変わらない

外で生きている子たちが

何もケアされずに死んでいくなんてことが

我慢できないのです


だけれど今回のクーは

無理やりでも捕まえることができない

排水溝の中に籠ってしまっています

食事をしなくなって5日以上

かれは生きることを

諦めてしまったようにも思えました

食べることをやめられてしまったら

捕獲器に餌を置いても入るわけがありません

でもひょっとしたら

もう一度生きてみようと思うかもしれないと

その時のために排水溝の出口に

捕獲器を置き続けました



結果







l50850
クーは

もう少し頑張って生きてみようと思ったようです

ああ ありがとう クー

こんなに嬉しいことはありません

多くのボランティアさんが思うこの気持ち

猫に感謝しかありません



静かにうずくまるクーが入っている捕獲器を持ち

よく頑張った

よく頑張ったと声をかけながら

車まで運びましたよ


帰りはもう寒い思いはさせないという気持ちで

ヒーターをガンガンに効かせ

クーに話しかけながら帰りました

クーは私の呼びかけに

不安そうな声で時々返事していました





家のクー
うちに到着

明るいところで見ると

クーはボロボロでした

とりあえずノミダニが出ると困るので

レボリューションを滴下

部屋を暖かくしました

クーにはもう二度と寒い思いをさせません



さて病院を捜さなきゃ

年末で31日にやってるところあるのかな

救急でやっているところを数件リストアップし

うちに来て一晩目は少し狭いけれど

捕獲器の中で過ごしてもらいました

時刻は午前4時を回っていましたが

ひさびさに安心して就寝することができましたよ




つづく