希望の牧場まで移動しました
                                         
                                           
                                             
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アー アー

カラスがお出迎え



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前々日に雪が降ったようです

気温は零下

寒々しい希望の牧場の朝です




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そんな中でも

吉沢代表 黙々と給餌中



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今朝入荷したレタスをどんどん与えます




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おいしい おいしい

牛たちは寒くても食欲旺盛

いや

寒いからこそ

たくさん食べなければいけません




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弱い牛は見ているだけ

強い牛が食べ終わるのを

待つしかないのです





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じゃあ 一服しよう

ストーブにでもあたりなさいよ




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トラックのタイヤホイール二個を

溶接して合わせた手作りストーブ

割った薪をどんどんくべます


最近はこれがいいんだよ

スティック状のミルクティー

暖かい飲みものを頂きながら

小一時間お話を聞く



現在250頭弱

震災前は何頭いたのか気になったので

尋ねると

もともとは330頭いて

最初の冬で80頭が犠牲になった

印象的だったのは

震災の翌月

餌をまともにやれなかった時に

ストックしてあった「おから」を

勝手に腹いっぱい食べた牛たち

そのうち20頭が死んだといいます



「おから」は食べ過ぎると

腹の中にガスが溜まって

死んでしまうことがあるそう



これら初期の犠牲を含め

現在まで死んだ牛は約250頭

そして他の農家から保護した約100頭

去勢手術が追い付かず

生まれてしまった牛が約70頭


330+100+70-250=250(現在の頭数)


ということになります


死んだ牛は殺処分されたわけではなく

どの牛も 病死 事故死

餌が食べられなくなったための衰弱死です




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凍結した給水機のチェック




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話を聞いているうちに

パイナップル(皮)が入荷

再び給餌作業に入ります



牛 どかない(笑)




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パイナポーまみれの

しやわせな牛さん





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浪江町の震災前の人口は

約21,500人

現在の居住者は1,500人


これは帰還してきた住民の数だけではなく

原発関係者や除染関係者など

あらたに住み着いた人間の数も

入っているということで

もとの浪江住民だけをカウントすると

さらに少なくなると思われます


世間では

すっかり忘れ去られつつある

原発問題

私たちの心の緩みを巧みに突いて

再稼働も少しずつ進められています

2011年から数年にわたって

動物たちが苦しんで苦しんで

死んでいったのを

もう忘れてしまったのでしょうか

希望の牧場は あの悲劇を

なかったことにさせないために

こんな世の中でいいのかと問うために

牛たちを生かし続けているのです