このねこは もなみちゃん
                                             
                                             
                                              
昨年11月

郡山と双葉を結ぶ

国道288号線沿いに居た子です





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とても人懐こい美猫 もなみちゃん




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もともと

犬の保護から始まった赤間さんの活動は

9年が経った現在は

どうしても猫が多くなってしまっています


住民の帰還は大歓迎ですが

震災以前のように

猫の不妊去勢をせずに

外に出す飼い方は困りますね





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帰還事業を進める 国や 県や 市町村

「帰還のしおり」みたいなものが

もし あるなら

是非 犬の適切な飼い方や

猫の不妊去勢手術

室内飼いを勧めて欲しいですね



そうでないと

いつまでたっても

赤間さんの活動は終わらない

外で無秩序に繁殖して増えた猫たち

今後 何か起きた場合

また見捨てられることになるのです







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「請戸に猫がいるのですよ」


赤間さんがそんなことをおっしゃった


えーーーっ!?

請戸と言えば津波で一切合切流されて

何もないところ

現在も漁港があるくらいで

その漁港もピカピカの新しい建物

猫が住みつけるような場所じゃないはず



そんな場所に

なぜか猫がいるという

食べ物はどうしているのかと尋ねると

どうも工事関係者が与えていると

4~5匹はいるらしい




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こんな場所に猫がいるのか・・・

廃棄物処理場の建物の向こうには

牛たちの墓場がある




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猫を捜してみたけれど




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どこにも見当たらなかった


それでも赤間さんが 「いる」というのなら

絶対に居るのでしょう

こんな何もないところで

どうやって雨露をしのいでいるのか




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コンテナがあった

赤間さんは曰く

たぶん猫たちは

ここで眠っているのではないかと





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なるほどこの下なら雨はしのげる

この時は暖かくお天気も良かったので

猫はいなかったけれど

どこかにいるなら

食べ物は絶対に必要になる



よし 餌場を作らないと

どこに作るか





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苕野神社(くさのじんじゃ)

こちらに「えさ台」を置かせてもらえないかな

神さま お慈悲を

次回

「えさ台」持って行こうと思います






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ドッグランで はしゃぐ犬たちを見守る


赤間さん

動物たちのために生き方を変えた人

常に限界ギリギリのところで

活動を続けておられます

保護前も保護後も必要なのは人の力

たとえひと月に一度でも

お手伝いに来ていただければ

どれほど助かることでしょう

二度と

二度とこの地で

犬猫を苦しめることのないように

ご協力をお願いできますでしょうか

よろしくお願いいたします