うちのとらまる

2002年、近所で生まれた野良の子「とら」と「まる」。飼い始めてその可愛さに魅了され撮影を始めました。今ではうちの猫「とらまる」だけでなく、過酷な条件で生きている外猫たちに少しでも力に成れればと思い、自分の活動を始めております。ご質問などございましたら otacats2@yahoo.co.jp こちらにお願いいたします。 2011年に起きた東日本大震災により、事故があった福島第一原発20キロ圏内の取り残された猫たちのために、現在も給餌活動を続けています。

2024年11月

猫の保護は                                                                     もちろんその猫を幸せにしてやりたいからですが同時に保護する人間も幸せを感じることができますほらシロを保護し ... 続きを読む
猫の保護は
                       
                       
                       
もちろんその猫を幸せにしてやりたいからですが

同時に

保護する人間も幸せを感じることができます




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ほら



シロを保護して半年

2010年1月9日

外は風が吹いている冬の寒い日


シロは7回の冬を河原で過ごしたのです

風が吹く日は

マンションの自転車置き場の隅で過ごしました



ああもうこの子は

寒い思いをしなくてもいいんだという安心感

何とも言えない満足感に満たされます

こうして保護は

私自身も幸せな気持ちになれるのですよ





過去の写真です                                                                     今回はもと河原猫のシロとらまるを別にしてシロが私の一番初めの保護猫でした初めてTNRしたのは ぽーだけどぽ ... 続きを読む
過去の写真です
                       
                       
                       
今回は

もと河原猫のシロ




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とらまるを別にして

シロが私の一番初めの保護猫でした

初めてTNRしたのは ぽーだけど

ぽーは外で3年いてもらったので

シロが一番初めの保護猫




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2009年 私の初の捕獲!

とい言いたいところでしたが

このあと全く入ってくれず

おじさんに手で捕まえてもらい

捕獲器に放り込んでいただきました(笑)


実はこのあと

家までカブ(二輪)でシロを運んだのです

シロが凄い声でニャーニャー鳴いて

信号待ちで停まっている時は

とっても恥ずかしい思いをしましたし

猫さらいに思われるのではと

ヒヤヒヤしたのを覚えています




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シロを捕獲して空を見上げるときれいな青空

すがすがしい気持ちになったものです



この気持ちは15年経った今でも

毎回 猫を無事捕獲できた時に

味わう気持ちなのです


ああ良かった

これでまた可愛い猫たちの一匹を

幸せに近づけることができる


この気持ち分かっていただけるでしょうか



ネタがない時は                                                                     これでいきます写真は何にしようかななんて見ているとあの時はこうだったなーなんて考えてしまって時間を忘れ ... 続きを読む
ネタがない時は
                       
                       
                       
これでいきます

写真は何にしようかな

なんて見ていると

あの時はこうだったなーなんて考えてしまって

時間を忘れてしまいます

現在住んでいるのが

とらまると過ごしたアパートじゃないことが

寂しさを少し和らげてくれています

かれらが居た場所はもうないのです




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とら


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まる


タンスの上です




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これは外の縁側


今じゃ怖くて

外に出すなんて考えられないのですが

保護活動もなーんも知らなかった頃です

勘弁してください





わたしを猫の世界に誘ってくれた子たち                                                                     久しぶりにどうぞとらまるうちのとらまるです! ... 続きを読む
わたしを猫の世界に誘ってくれた子たち
                       
                       
                       
久しぶりにどうぞ



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とら



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まる



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うちのとらまるです!




近所で保護したペロ                                                                     よく食べてよく遊びますたまにチャオには虐められるけど大体は上手く回避していますそのペロ広い背中でか ... 続きを読む
近所で保護したペロ
                       
                       
                       
よく食べてよく遊びます




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たまにチャオには虐められるけど

大体は上手く回避しています



そのペロ




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広い背中

でかいです



そういえば既視感が・・・




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やさしいねこ ぽー

ぽーも でかかったですねー



あまり太らせるのは良くないですけれど

ふたりとも食いしん坊ですから

他の子たちが残した餌まで食べてしまうんです




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ぽー

かわいかったなあ




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ペロも負けないくらいかわいいけどね





冬はいいですよ                                                                     いや 本当は苦手なんですけど猫に関してはとてもいいですねベッドに横になると必ず来てくれるふたりノリちゃ ... 続きを読む
冬はいいですよ
                       
                       
                       
いや 本当は苦手なんですけど

猫に関してはとてもいいですね




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ベッドに横になると

必ず来てくれるふたり




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ノリちゃんのにほいを嗅ぎながら眠ります

これがまたよく眠れるのですよ




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あっという間に朝

やっぱりいるふたり



直ぐに起きるのがもったいなくて

ふたりには悪いけれどこの時間を堪能



これがほぼ毎日続くのが冬


冬はいいですね





昨年の今ごろジャガーは野生だった                                                                     それが現在は牙を抜かれ(歯が悪かったのでほんとに抜かれた)家猫ならぬ家ジャガーとなり ... 続きを読む
昨年の今ごろ

ジャガーは野生だった
                       
                       
                       
それが現在は牙を抜かれ
(歯が悪かったのでほんとに抜かれた)

家猫ならぬ家ジャガーとなりました




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おれはジャガー

まだねむいけれど おなかはへってる




かつて野生だった頃のジャガー



いかつかったです

怖かったです








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夕飯を食べてまったり


最近ジャガーは

お代わりを要求するようになりました




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食事を終えて お腹が膨れた時は

こうしてさっさとケージから出てきますが




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食器を前にして動かない時は

お代わりを要求している時なんです

こういう時は

もう少しだけカリカリを入れてやると満足

かわいいジャガーです



いかついジャガーから かわいいジャガーへ

どちらのジャガーも好きですが

やっぱりチュッチュできる

現在のジャガーがいいですね




こんばんは もりしんいちです                                                                     皆さま琵琶麿という猫がいたのを覚えていらっしゃいますかかわいいオスの茶白猫旧名はチャシロン ... 続きを読む
こんばんは もりしんいちです
                       
                       
                       
皆さま

琵琶麿という猫がいたのを

覚えていらっしゃいますか

かわいいオスの茶白猫

旧名はチャシロンと呼んでいました

そのチャシロンは琵琶麿と名前をつけて

大阪のウエノさまが受け入れくださり

このたび1年を迎えたということで

連絡をくださいました



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元気ですって 良かったね



琵琶麿を保護した経緯をお話ししますと

もともとびわ湖内湖に居た茶トラパパを

保護しようと頑張っていたら

先に滅多に現れなかった茶白猫が捕まってしまった

この茶白猫は去勢手術をしていなかったので

TNRをしようと一時保護

手術が終わりリターンする直前に

ウエノ様から待ったの連絡

保護して里親探しをしてくださることになったのです

ところが今回の連絡では

もう自分ちの子にしますとのことで万々歳

晴れて琵琶麿はウエノ家の猫となったのです




去年当時のブログ記事です

びわこねこ物語 忘れられた内湖猫3
2023年11月11日


びわこねこ物語 忘れられた内湖猫4
2023年11月12日


びわこねこ物語 忘れられた内湖猫 チャシロンの運命
2023年11月15日


びわこねこ物語 脱走猫チャシロンと いい子の茶トラパパ
2023年11月20日


びわこねこ物語 しやわせのチャシロン

2023年11月23日


びわこねこ物語 お届け翌日のチャシロン

2023年11月26日


びわこねこ物語 その名は琵琶麿(びわまろ)
2023年11月28日



記事を読んでるとどんどん思い出してきましたよ

病院内で脱走したなあとか(笑)




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琵琶麿は

先住猫ちゃんたちと仲良く暮らしているんですって

仲良くがイチバンですよ

ほっとします



こうしてびわ湖のほとりで

いつ消えていなくなるかわからなかった命が

幸せを掴みました

この瞬間が活動していて一番嬉しい時ですね




よかったね 琵琶麿





今日は腰の治療で                                                                      私の住む草津市のびわ湖を挟んで対岸大津市の雄琴の鍼灸院に行ってきましたなかなか治らない腰の痛み遠い ... 続きを読む
今日は腰の治療で
                       
                       
                        
私の住む草津市のびわ湖を挟んで対岸

大津市の雄琴の鍼灸院に行ってきました

なかなか治らない腰の痛み

遠いのですが藁をもすがる思いで通っています

でももう行くのやめます

なんといっても遠いんです

真っすぐ行ければ大したことのない距離なのに

びわ湖をぐるっと回っていかねばなりません




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地図で見ると分かりやすいですね

南回りか北回りか

どちらにしても距離はそれほど変わりなさそうです

両方使えば びわ湖の南湖一周という

ちょっとしたツーリングコースです

琵琶湖大橋は有料ですが私の原付ですと10円(笑)

たった10円なら無料にしてくれればいいのにねえ

お金出すのが面倒なんですよ


と まあ遠いんです

劇的に良くなった! とかでしたら行くのですが

うーん・・・

本日ゴメンナサイしてきました

もう行きません





その帰りに寄ってきたのがJR堅田駅

地図で見ますと鍼灸院の少し北ですね

駅に行ったのは何十年ぶりでしょうか


高校がここの堅田高校だったのです

今は存じ上げませんが

当時定員割れじゃないかというほどの

偏差値の低い高校でした

そんな高校で2年から3年に進級するのが危なくて

追試を受けてやっと3年になれた思い出があります

最近 同級生と会って

あんなの高校じゃないよな!

ワシらもう中卒と同じレベルだよな! わははー!

なんて笑いあってます

アホでしたし 今でもアホです

その同級生もひとりはクレーンの会社やってますし

もうひとりは

なんかよく分からない会社の偉いさんになっていました

でもアホです(笑)

あ そうそう もうひとり仲がいい

創業安政五年 老舗の茶屋の社長は

私立比叡山高校だから少しお高くとまっています

大学まで行った人間ですから

わたし等中卒とは違うみたいです

今は知りませんが当時の比叡山高校なんて

公立のすべり止めに受験するところでしたからね

可笑しいのはそのすべり止めを落ちて

堅田高校に受かったのがクレーン会社の社長(笑)

だから

定員割れしていたんじゃないかと推測しているのです

しまった 受験のために勉強して損した

と今でも思っていたりいなかったり



私がアホだというのは分かったと思いますが

アホなエピソードを一つ

当時大津市の南の方に住んでいた私は

高校2年から開通したJR湖西線で通学していたのです

その湖西線を開通させるための工事で

確かトンネル工事だったと思いますが

死亡事故があったのです

16名の方々が亡くなられ

1974年に堅田駅前に慰霊碑が建てられました





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そこに幽霊が出るというのです!



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50年経っても慰霊碑は駅前にありました

慰霊碑に記されている犠牲者は16名

しかし本当はもうひとりおられ

その方が「出る」 と

そんなまことしやかな噂を耳にし

心霊写真専門家の私は是非霊を撮ってみたいと

行くことにしました

行くといっても毎日通学して使っている駅前

簡単じゃんと思いきや

聞くところによるとその霊は

京都行の最終電車が堅田駅を出る前に

ヒョロロ~と出るのだそう

つうことで

一人じゃ怖いので心霊専門家の幼馴染の友人とふたりで

夜に堅田駅まで出かけたのです


何本かの電車を見送り

慰霊碑には異常が見られないことで

こりゃダメだと思い始めていていたところ

最終電車が出る直前!



名称未設定 3
ヒョロロロ~(そんな音は出ていない)


出ました!

慰霊碑の右上に

顔のようなものが浮かび上がったのです!


マジ現れたものだから

幼馴染と私は腰を抜かしそうになりました

しかし

この状況でも私はシャッターを切ったのです

思えばこの頃からカメラマンの資質はあったのでしょう

何が何でも撮る!

なんというカメラマン魂

でも驚いてパニックになってしまって

乗るはずの最終電車に乗り遅れてしまい

帰れなくなってしまいました・・・


結局 幼馴染のお兄さんである「やっちゃん」に

車で迎えに来てもらい

無事に帰ることができたという話



撮影した写真には本当に

ホントの本当に顔が浮かび上がっていたのです

写真は・・・

どっかへいっちゃった

失くしてしまいました・・・

でも本当に写っていたのですよ!

その話を他人にするのですが

じゃあ写真を見せろよと言われ

ぐううううと引き下がるしかないのです


でも本当に写っていたのですよ!



ちなみにもう一人犠牲者がおられたという話は

どこにもありませんでした

しかし霊は存在したので

近くで交通事故で亡くなった方かもしれません


霊はいたのです!










本日の朝                                                                     MBSラジオで毎週 月~金朝8:00から放送されている「ヤマヒロのぴかッとモーニング」にゲストで呼んでいただきました ... 続きを読む
本日の朝
                       
                       
                       
MBSラジオで毎週 月~金

朝8:00から放送されている

ヤマヒロのぴかッとモーニング」に

ゲストで呼んでいただきました


久しぶりの電波で 放送前までは

メチャクチャ緊張しましたが

ヤマヒロさん(山本浩之さん)が

親しみやすい雰囲気で接してくださったので

舞い上がることなくお話が出来ましたよ




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朝6時半

9時前までに梅田に行けば良いのですが

腰がやばいのでどうしても座りたかったのです

滋賀から京都 大阪に向かう通勤新快速は地獄

と聞いていたもので


それでもギリギリ座れるくらいで

もう一本遅らせでもしたら危なかった




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大都会 梅田

何十年か前に来たことありますが

もうすべてが変わっているので

初めて来たようなものです


MBS毎日放送は駅から少し離れているので

しばらく歩かねばなりません


グーグルマップを頼りに

腰をかばいながら

異常に遅いスピードでとぼとぼ歩きます



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それでも余裕をもって来ているので

1時間以上時間が余ります

途中スタバを見つけて休憩

一応台本がありまして復習をしました




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8時45分到着

大きいビルです

MBSはTBS系なんですね



受付で太田ですねんと伝えたら

6階のアルファスタジオへ行ってくれ

ということでしたので

きょろきょろしながら向かうと

プロデューサーのかたが待っておられました

出番は9時20分ごろ

それまで不安な胸の内を伝え

構成作家のかたとも最終打ち合わせをし

それではどうぞとスタジオ内に案内され

覚悟を決めました


話の内容は

報道カメラマンをしていたから

そのエピソードをいくつかさせていただきました

北朝鮮 中国 アフガニスタン 旧ユーゴスラビア

そんな人間がなぜ猫に?

というところを面白がってくださったので

とらまるとの出会いや

河原猫の保護活動

近所の やさしいねこ ぽーの話をしました

そして最後に私が一番伝えたいこと


家の周りで生きている猫たちを

それぞれの人たちがTNRしていけば

必ず野良猫は減っていきます

皆がそうすれば殺処分ゼロを目指さなくてもいいし

愛護団体にしわ寄せがいかずに済むのです


ということを皆さんに聴いていただくために

出演? させていただいたのです

必死でもあったのであっという間の20分でした


終了後どっと疲れて大変だったのですよ

でももう終わりました

ほっとしています



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ご本人を撮影するわけにはいかないので

これでも撮っておくしかないかと撮影



そうしたら記念写真を撮ってくださいました


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ワーイ良かった

藤林アナウンサーともっとお話ししたかったけど

恥ずかしくてできませんでした

残念です・・・




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放送が終わり

その後 大阪の友人とお昼を食べて

コーヒー飲んで家路につきます



帰りの電車も奇跡的に座ることができて

ああ助かった

それにしても私の腰はいつ治るのでしょう


放送は1週間以内であれば

radikoというアプリで聴くことができます

お時間ありましたら聴いてやってください

9:20過ぎくらいからです





そういえば 今 気が付きました

私ラジオ 特に生放送苦手で

お断りしたこともある人間ですが

今回はなぜかペラペラ話せたのです

これは関西だったからなんですよ

ヤマヒロ山本さんも

関西のイントネーションでお話しされるので

私もそれにつられて関西弁でした

これが非常に気が楽だったのですね

そうだったんだ・・・




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うちの近くのコスモス

もう冬だけど頑張って咲いてました








福島の最終回です                                                                     いろいろ行きたいところはあったけれど一泊二日だと殆ど回れないですねまた来ます 絶対南相馬市 村上ここ ... 続きを読む
福島の最終回です
                       
                       
                       
いろいろ行きたいところはあったけれど

一泊二日だと殆ど回れないですね

また来ます 絶対





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南相馬市 村上


ここはミニチュアダックス「くるみ」が居た場所




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2011年7月

かつて くるみが散歩をしていた堤防です






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宿泊したのは南相馬市小高駅前の



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です



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シングルの個室もあります



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お風呂も朝6時から入れましたよ

希望の牧場へも近いので助かりました






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こちらは・・・

どこか分からないですよねえ



ここは私の休憩場所だったところです




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2020年12月

アパートに囲まれた小さい公園

ここにも「えさ台」を設置していたので

フードの補給をしながら休憩していました



現在は線量計以外 全部取り壊されていました





これで今回の福島トリップは終了

今でも動物のために頑張っている方々に会い

過去のことにしてしまいそうになっていた私は

まだまだ来なければいけない場所だと

20キロ圏内の動物たちの最後の最後まで

見届けなければいけないと

改めて思いましたよ




せんちゃんの場所にも行ってきました                                                                     もう何度も紹介していますが大熊町の山のふもとのお宅にいたキジシロそれがせんちゃんで ... 続きを読む
せんちゃんの場所にも行ってきました
                       
                       
                       
もう何度も紹介していますが

大熊町の山のふもとのお宅にいたキジシロ

それがせんちゃんでした



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初めて会ったのは震災の年

2011年12月



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震災後 初めての冬がやってきて

食べるものがない動物たちが

バタバタと倒れていった頃



私は保護することもできず

餌を置いておくのが精一杯でした



ボランティアさんと一緒に保護したのは

それから半年以上経ってから




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ああ・・・

よく生きていてくれたね

遅くなって本当にごめんよ




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あの せんちゃんがうちにいます

寂しい山のふもとの家で

一人ぼっちでいた

せんちゃんが目の前にいるのです

私は本当に幸せでした



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3日間の脱走騒ぎを経て

せんちゃんは大阪のお宅へ行きました



2015年

里親さんが体調を崩し

もうせんちゃんのお世話ができないというので

私がまた引き取ることに

しかしその時せんちゃんもまた体調が悪かった

腎不全

うちに帰ってきてすぐに入院させましたが

病院で亡くなってしまいました




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せんちゃん お疲れさま



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故郷に返してあげようと思い

かつてせんちゃんがいたお宅の裏の林に埋葬




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それからは時間がある時には

せんちゃんのお墓にお参りしながら

給餌活動を続けました


この場所にせんちゃんがいるような気がして

つい写真も撮ってしまいます



そして今回


私のブログを見ていて せんちゃんを知っている

香港のエンさんも行きたいとおっしゃるので

せんちゃんに会いに行ってきました



しかし




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せんちゃんがいたお宅は取り壊され



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せんちゃんを埋葬した

目印で墓石代わりにブロックを置いた場所も

よく分からなくなっていました


せんちゃんは自然に還ったということでしょうか

だいたいの場所に向かって

私が幸せにしてやれなくてごめんねと

せんちゃんに謝ってきましたよ




やさしいキジシロ猫せんちゃん

福島で経験した

数多くの悲しい出来事のひとつででした




ヤヨの場所を訪ねました                                                                     当時の浪江町帰還困難区域と避難指示準備区域の境目に設置した「えさ台」そこに1匹の猫 ヤヨが来てい ... 続きを読む
ヤヨの場所を訪ねました
                       
                       
                       
当時の浪江町

帰還困難区域と避難指示準備区域の境目に

設置した「えさ台」

そこに1匹の猫 ヤヨが来ていたのです



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2018年 監視カメラで撮影

当時は名前も付けていませんでしたが

間違いなくヤヨです



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この餌場で私が確認できたのは この子だけ

餌の減り方もほぼ1匹分しかありませんでした

たった1匹と言えども

「えさ台」を撤去するわけにもいかず

この子だけのために餌を置き続けていたのです




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お腹が減ってはさぞかし寒かろうと

なんとかできるだけ福島に通っていました




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いよいよ私の滋賀への引っ越しが決まって

もう定期的に給餌するのが困難になり

「えさ台」も老朽化していたことから

ヤヨには大変申し訳ないけれど

この最後の餌場を撤去することにしました

2021年の3月のことです




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ごめんよ ごめんよと

心の中で詫びながら

撤去作業をしているさ中に

現れた猫


ヤヨです




これは運命と思い すぐに捕獲器を設置




lbyoin
ヤヨもあの場所から脱出したかったのか

すぐに捕獲器に入ってくれました




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今回訪れた「ヤヨの場所」

2024年11月11日です

風景はあの時と変わりなく

ヤヨの命を繋いだ「えさ台」を括り付けた

頼もしい杉の木もそのままでした




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保護してから3年半が経ちました

ヤヨは元気

13匹いるうちの猫たちの

誰ともケンカもせず穏やかに過ごしています

ヤヨを保護することができて

私の心はどれだけ救われたでしょう

避妊手術をしましたが 耳はカットしていません

なぜならヤヨはうちの子ですからね




今でもヤヨを見る度思うのです

良かったね(私が)






3人目                                                                     最後の一人は「フクシマのラストマン」「フクシマのサムライ」と言われた松村 直登 氏松村さんは海外の通信社が最初に ... 続きを読む
3人目
                       
                       
                       
最後の一人は

「フクシマのラストマン」

「フクシマのサムライ」

と言われた

松村 直登 氏

松村さんは海外の通信社が最初に紹介したので

この方は海外のほうが有名です

国内のメディアは国に配慮して

なかなか報じることはできませんでした



今年もまたNHKスペシャルで放送された

「福島モノローグ」でご存知の方も多いと思います

このプログラムは海外で賞を獲りました


(ダイジェスト)


海外版
(FULL)


原発の爆発で避難指示が出たのにも関わらず

一度は避難したものの

何も悪いことをしていない俺たちが

なぜ逃げなければいけないのかと思い直し

立入が出来ない警戒区域に残った人です

残って辺りを見回すと

飼い主から置いて行かれた犬や猫

家畜たちが腹を減らし死んでいっているのを

目の当たりにして

行政や警察からの

再三の避難指示をも頑として撥ねつけ

富岡町でただひとり残り

残された動物たちのために奔走されました



時は13年も過ぎて

現在の松村さんは







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いらっしゃいました

体型も雰囲気も何も変わっていません

なぜか猫までいました



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松村さんに猫のことを問うと

いわきに避難した元ご近所の人が

仔猫が産まれたので

面倒を見てやってくれと持ってきたそう



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茶白の みー

すみません暗かったので

まともな写真がありません




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茶トラの とら

フーテンの寅さんから頂いたそう

寅さんと同じで放浪癖があるとか



どちらもオスですごく人馴れしています・・・

手術をしなければと言っておきましたがいつになるか

今となっては

遠すぎて私が何とかすることはできないんです

誰か!




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スズメバチがやってきて困ってるんだ

蜂蜜はまだ作っておられます


時間がなかったので ゆっくりも話せず

残念でした

これはまた行かねばなりません


松村さんに会うと力を頂くというか

まあ私が勝手に頂いているのですが

凄い力をお持ちなんですよ

これは人間力というのかもしれません

周りがどうなろうと

自分がそれに動かされることはない

たとえ地球が滅びようとしていても

松村さんは自分の生き方は変えないで抗い

最後は生き残る

そんな方のような気がしています





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かつて住んでいたご自宅

犬が3匹


アキ ムサシ サスケ

私のことはすっかり忘れられて

吠えまくられましたよ(笑)




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忘れることができない場所です

私が大好きだった猫たちが歩いていた小径です



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さび 会いに来たよ

それとどこかにいる しろ

もう一度きみたちと会いたかった



また来るからね




2番目に訪れたのが                                                                     3.11レスキュー日誌で 情報発信しておられる赤間 徹 氏赤間さん宅を訪れた時はお留守でしたが電話を入れた ... 続きを読む
2番目に訪れたのが
                       
                       
                       
3.11レスキュー日誌


で 情報発信しておられる

赤間 徹 氏


赤間さん宅を訪れた時はお留守でしたが

電話を入れたら近くにいるからすぐに戻ると

10分もしないうちに戻って来られました




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自作の完璧な全天候性捕獲器カバーを前にして

これなら猫はただの箱に入る感覚です
赤間さんのモノ作りは
いつも本格的で参考にさせて頂いています




猫の捕獲を頼まれちゃってさ

何回か行っているのだけど

目的の子以外が捕まっちゃうんだよ

それがまた懐っこい猫でさ

また放すわけにもいかなくて


と 笑う赤間さん



未だに猫の保護やTNRを続けている赤間さん

もうとっくの昔に「被災猫」という子たちは

存在しないはずです

今 ここで生きている猫たちは

日本全国に居る いわゆる野良猫と同じ

なのに・・・





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シェルターを兼ねたお宅には

まだまだ猫たち犬たちが溢れかえっています



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毎日のお世話は大変なことでしょう



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香港のお客さんのエンさんから支援物資

エンさんどうしてもお渡ししたいと

ご自分で持って来られました




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もともとは

犬の保護のため活動を始めた赤間さん(2019年撮影)

震災後数年もすると犬はほとんど見かけなくなり

残ったのは猫だけ

犬が終われば終了というわけにもいかず

猫の保護活動に入ったのです

そして2014年からは地元の豊田動物病院の

豊田先生とタッグを組んで

浪江町の猫たちの不妊手術を実行

TNRと人懐こい子は保護後里親探し

それは現在も続いています





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物腰が柔らかな優しさの中に

その場では強い信念を見つけることは難しい

しかし

この活動を13年以上続けて来られているひとです

犬や猫 他の動物たちの地獄を見て来たひと

派手な活動報告など一切しない

寄付もご自分から集めたこともない

ただひたすら

こつこつと一匹一匹の犬猫を救って来たひと

その意志の強さは

この13年の行動で知ることができるのです




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断言します


赤間さんは間違いなく

原発20キロ圏内犬猫たちの救世主なのです









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過去写真



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赤間さんが捕獲し(2014年)



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豊田先生が手術(2014年)

この連係プレー



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馴れている子もいました(2014年)



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赤間さんご夫妻(2014年)

頻繁に一時帰宅して

餌をあげくださる人がいる場所ではリターン








震災から13年が経ちました                                                                     それ以来ずっと活動を続けておられるそんな人がおられるのを私のブログを見て頂いている皆さんは ... 続きを読む
震災から13年が経ちました
                       
                       
                       
それ以来ずっと活動を続けておられる

そんな人がおられるのを

私のブログを見て頂いている皆さんは

きっとご存知でしょう

今回 今も福島の地で動物たちのために

活動しておられる3人にお会いしてきました

まずは



希望の牧場




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今も出荷することのない

165頭の被ばく牛たちのお世話をし続けています




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いちごが居ました

仲の良い牛が居るようです

良かった

私が知っているいちごは

いつも一人ぼっちだったと思います

やはり種類の違うホルスタインは黒毛和牛には

馴染めないのかと思ったものです




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お邪魔したのは朝の8時

7時くらいから餌やりをしておられ

まだ半ばでした




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おいしいね   うんおいしいね


牛たちは震災直後は餌が無くなってしまい

餓死した子もいましたが

少し後 希望の牧場がたちあがったくらいからは

飢えることなく

毎日お腹いっぱいに餌を食べています

(もちろんそのためにたくさんの人間が尽力しました)




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常々思っていることですが

私はこの牛たちは世界の中でも

一番幸せな部類の牛たちだと思っています

被ばく牛というレッテルを貼られてしまったことが

かれらを救ったのです

現在は被ばくの影響など何もないただの牛ですが

かれらはもう出荷されることはありません




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かつてただ一つ危機があったのが

国による殺処分命令


しかし


多くの農家が命令に従い殺処分に同意する中

牧場代表である吉沢氏は

頑として首を縦には振ることはありませんでした




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震災から13年も経っています

本来なら かれら肉牛は3年も生きられない命

一部震災後に生まれた牛を除き

ほとんどの牛が震災前から生きているので

現在は16歳の牛たちが多いでしょう

和牛の平均寿命は20歳くらいといいます




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俺はベコ屋なんだよね

牛と共に生きてきたし

これからも牛と共に生きていく




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俺ももう70歳

残りの人生を出荷もしない牛たちと生きるよ

そして牛と共に消えていくんだ

それでいいんだよ




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ただひとつ言いたいのは

俺たちの生活をめちゃくちゃにしてくれた原発

地方を犠牲にしながら繁栄を続ける都会

それを推進していた国には一石を投じたい

牛や俺は怒っているぞ と




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希望の牧場近くの酪農牛舎から救い出されたいちご

母親の死がいの傍を離れずにいたところを保護

彼女もまた数奇な運命を持つ13歳の乳牛

メスの乳牛なのに乳房が殆どありません

彼女はミルクを搾り取られることもなく

寿命が来るまで生きてゆきます




もう一発うちの猫の話題ゴメンナサイ                                                                     ナスは私のことをたいそう好いてくれています私にベッタリくっついていたいのですが寝室 ... 続きを読む
もう一発うちの猫の話題ゴメンナサイ
                       
                       
                       
ナスは私のことをたいそう好いてくれています

私にベッタリくっついていたいのですが

寝室ではジャガーやノリちゃんがいるので

甘えることができなくて

1階にいる時に目いっぱい甘えてくれていました



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しかし私がケータに時間を取られるようになり

最近はゆっくりできなくて

ちょっと可哀想なナスです



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チャオが先に乗っていても

割り込むナス(笑)

オスには厳しいチャオもメスには弱いようです




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ペロなどは蹴散らされてしまいます

すごすごと逃げていくペロ(笑)




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時間がないといいながら膝に乗せる時間は

しっかり取っている私

せっかく好かれている数少ない猫ですから

もったいないですよね!





福島の報告や                                                                     ケータの状況報告などをしなきゃいけないのですがこれだけは忘れないうちに報告させてくださいノリちゃんがいつ ... 続きを読む
福島の報告や
                       
                       
                       
ケータの状況報告などをしなきゃいけないのですが

これだけは忘れないうちに報告させてください



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ノリちゃんがいつも眠る場所をジャガーが奪うので

ノリちゃん用に小さめのハウスを買いました

これならノリちゃんにはピッタリ

ジャガーはさすがに使わないだろうと思ったのです


ところが




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入ってる!

ジャガーはぎゅうぎゅうのハウスに

身体をねじ込んでいたのです

しょうがないヤツ・・・



でもまあそれならそれで

ノリちゃんはいつも眠っていた場所で

眠っていたので問題はないのです

もう勝手にしてくれって感じ





ここから先は写真が無いのですが

昨夜 何時ごろだったのでしょう

私も疲れていたので時間が分かりません

朝方だったのかもしれませんね

背中あたりでモゾモゾ動くものがあり

その感じで目が覚めたのです

いったいなんやねんと

寝ぼけながら寝返りを打つと

私の頭上にあるはずの猫ハウスが

背中あたりにひっくり返って落ちていて

中で猫がもがいていたのです

ハウスを掴んで入口が見えるようにすると


シャーーー!!!




ジャガーが怒って飛び出してきました

助けてやったのに怒られて

一体私は何なのよ

眠さに負けてすぐにまた眠ってしまいましたが

朝起きた時に思い出して

ひとり笑っていた私なのでした




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愛すべき猫

愛すべきジャガー

しろた

退屈させてくれません

しろたは よいジャガーです




3年半ぶりです                                                                     福島の動物たちを支援してくださっている香港のエンさんという方がいらっしゃいますこの方は香港でも猫の保護 ... 続きを読む
3年半ぶりです
                       
                       
                       
福島の動物たちを支援してくださっている

香港のエンさんという方がいらっしゃいます

この方は香港でも猫の保護活動をされていて

私の地元

びわこねこたちのためにも支援してくださいました

そのエンさんが福島を訪れたいということでしたので

ご案内したという次第



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日曜日 朝

京都から新幹線

さすが新幹線 速いです



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東京駅の東北新幹線ホームで

東京に滞在しておられたエンさんと合流

郡山へ



郡山駅でレンタカーに乗り換え

R288(ニィパッパ)をひたすら走り

原発のある浜通り地方へ




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途中 山登り(笑)

かつて原発を撮影したことがあった

大倉山に上りました

腰に応えましたわ・・・



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2012年に撮影した第一原発



ところが・・・

現在は木が生い茂って

原発を確認することはできませんでした

せっかく上ったのにー とほほ



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第二原発はバッチリ見えましたけど!



気を取り直して下山し

次の場所をご案内

震災から私のブログを

ずっと見て頂いているエンさん

福島で起きていた悲劇があった場所

私がブログで紹介した場所を実際に見て

言葉が出ない様子でした




つづく



今日もケータは頑張っています                                                                     朝のケータご機嫌ですよご飯も少しですがちゃんと食べていますお返事ケータ夕方いけそうな気が ... 続きを読む
今日もケータは頑張っています
                       
                       
                       
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朝のケータ

ご機嫌ですよ

ご飯も少しですがちゃんと食べています




お返事ケータ



夕方

いけそうな気がして

心を鬼にして抗生剤を注射をしようとしました

ところがです

針が上手く刺さったのは良かったのです

しかし ポンプを押して薬剤を注入しようとしても

ポンプが押せない

さらに頑張って力を入れてポンプを押したら・・・


ポンッ!




針部分とポンプ部分が外れてしまったのです

理由は薬剤が針に詰まっていた・・・

そう これは病院で先生に注意をするようにと

言われていたこと

薬剤が沈殿するので

注射器を上に向けて一度空気を入れて

詰まりをなくしたのち

また空気を出してしまって

それから注射をするようにと

言われてたのでした・・・

テンパってすっかり忘れていました。


おかげで薬剤は飛び散り

注射針はケータに刺さったままという

凄惨な現場になって

ポンッの音に驚いたケータは逃げようとするし

それを抑え込む 力だけはあるおっさんは

なんとか針を抜いてケータをケージの中へ



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ケータごめんよう


それから2時間ほど

ケータは呼んでも巣から出て来ません

あああ信頼関係をぶち壊してしまった

巣に入ったまま一生懸命に撫でて

ケータのご機嫌を取りまくり



ついに




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ケータ出て来てくれました


うおーん ありがとうケータ!

もう酷いことしないからね
(注射はするけど)



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それからは

抱っこしたままお水を飲んでいただいたり
(結構飲んでくれました)



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抱っこしたままカリカリを食べて貰ったり
(これまた結構食べてくれたのですよ)


もうケータはお殿さま

私は仕える下僕




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ふー


満足したケータ



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間違いなく満足しています


言っておきますが

これでも私は腹を最大限に凹ませています

夏に山歩きして減らした体重は

とっくに元に戻ってしまいました

ああギックリ腰が憎い






体重があるもので小さい椅子では

重さが集中してお尻が痛くなるのです

1時間が精一杯

とういことでケータにゴメンナサイをして

ケージに入ってもらいます




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巣に戻るのが嫌だと出てきて

また膝の上




ケータは特別な猫だから

これくらいはーーー

アウウ