来年こそ
2016年が終わろうとしています ...
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2016年が終わろうとしています
2011年から続いている福島の活動は
来年3月で 6年も経ちますが
まだ何も出来ていないのと同じ状況です
その場しのぎで対応しているだけ
冬の楽しみは海から上がる朝日
秒刻みで変化する空の色はドラマチック
寒さを忘れて見とれてしまうときも

ふと気になって
浪江町の請戸に来てみました
こちらには「えさ台」もないので
あまり来る事がない場所
慰霊碑の先には福島第一原発の排気塔
ふと気になったのはこれだったのか
津波で何もない場所にサビ猫が歩いていました
お前はどこでご飯を食べているんだい?
近づこうとしたら 凄い勢いで逃げて行きました
こうして20キロ圏内には未だに猫たちがいます
寒さ 暑さ 病気 空腹
誰にもケアしてもらえず
彼らはどうやって生きて行けばいいのでしょうか
人もいない場所で勝手に生きろということですか
それは勝手に死ねということと同じ
国道6号線から見た第一原発
この事態を招いた張本人は紛れもなく原発
しかし
いつまでも原発のせいにしていてはいけません
警戒区域や制限された区域はどんどん解除されています
今や殆どの地域は自由に出入りできるのです
居住が制限されていたり
帰還ができるようになっても
圧倒的に人が少ない20キロ圏内
まだまだ外からのサポートは必要なのです
来年こそ
のこされた猫たちがお腹を減らさないように
活動を充実させ
かつ進化させなければいけないと思っています
そのためにも皆さんのアイデア提供や
参加していただくことを願っています
良いお年をお迎えください
来年もよろしくお願いいたします