震災から津波

そして原発事故から３年以上経ちました

２０キロ圏内は未だに時が止まったような場所があったりします

震災後ずっと行き続けている自分は

あまりにも変化がないと

もうこの地は永遠に

このままの状態で見捨てられてしまうのではないかと錯覚したりします

津波にも負けずに残った木々は

少し斜めになりはしましたが逞しく生き残っています

しかしそれ以外は・・・

家の基礎だけ残しすべて流されてしまったお宅

遠方にはたくさんの人々の命を救った高台があります

原発の被害　除染が終わっても

もし次の津波がきたら

それを考えると　この地に戻る人々は　もういないのかもしれません

そんなことを考えながら給餌のために国道を北上

常磐道が開通していない間

動脈となる国道６号線

富岡町から双葉町までが許可証がないと通れない

まことに面倒な動脈であるのですが

ここへきて除染作業が　あちこちで始められていました

正確には分かりませんが７月から許可証なしで通れるという話があります

「今夏にも自由通行　国道６号線富岡－双葉」

http://www.minpo.jp/news/detail/2014040214873

片側一車線通行ですので

いちいち止められて面倒でしたよ

福島第一原発のすぐ横を通っている国道６号線

ここを自由に通れるようになるのは原発が収束するまで絶対無理だと思っていました

しかし３年の月日は　ゆっくりとではありますが変化をもたらしてくれたようです

自由に通行ができるようになれば

東京からのアクセスが本当に楽になります

浪江や南相馬市小高の給餌

「希望の牧場」なども簡単に行けるようになりますよ

有志の方々のご参加をお待ちしています

だせーーー！

ださんかーーーい！

マガジンハウスから刊行している　

「ｈａｎａｋｏ」

http://magazineworld.jp/hanako/hanako-1065/

今号は「ロンドン特集」です

知り合いの編集者　江國まゆさん　が

リーズナブルで美味しいレストランを紹介しておられます

イギリスのメシはちょっと・・・

なんて言っていたのは　もう過去のこと

ロンドン在住１６年の江國さんが選ぶ　とっておきのお店

興味のある方　どうぞご覧になってくださいね

ロンドンへＧＯ！

江國まゆさんを紹介した記事

http://ameblo.jp/uchino-toramaru/entry-10660044359.html

楢葉町　県道３５号線（通称　山麓線）　を移動中のことです

前方に

盛大に噴水・・・

いやいや

これはアクシデント

後方の常磐道の高架に届くほどの勢い

１０ｍ以上の水柱になっております

この先に進みたいため　突入することに

何も見えない！

発見者の方が１１０番して警察も登場

風上から近づき噴出口を見てみる

錆が結構出ています

何のメンテナンスも出来ずに３年以上が経っていたのですね

お巡りさんたちも手に負えず　現場を封鎖するだけで精一杯

専門の技術者が来ないことにはどうにもなりません

日曜日でしたからツーリングのライダーさんたちも　とばっちりをくいました

いわきからのショートツーリング

カッコイイカスタム

８８３改１２００スポーツスター

せっかくなので記念写真(笑)

この後　迂回して川内村方面へ行く予定だそう

それにしても水がもったいないアクシデントでした・・・

マーラ

ぽー大好きです

ぽーおじさんが好きなマーラ

でもマーラには新しいおうちが待っています

もうすぐお別れ

マーラは来週トライアルに出ます

----------------------------------------------

２０１４年４月１４日

募金　　　５６２，１５７円

運営費　 １２０，４６６円

---------------------------------------------

今回　福島保護猫の医療費　

８５，７８８円　

支払いましたことをお知らせします

-------------------------------------------

５月２３日現在

募金　　　４７６，３６９円

運営費　 １２０，４６６円

------------------------------------------

少しずつ

本当に少しずつですが　

ボランティアさんたちの手によって猫たちが保護されています

個人的には　１匹でも保護されることは喜ばしいことと思いますが

それが問題解決にはならないことも事実です

どうすれば良いのか

どうすれば福島の猫たちが　これからも生きていけるのか

もう一度皆さんで考えていただきたいです

ひさびさの河原猫の記事ですが

残念なお知らせです

チビタが腎不全で逝ったそうです

ミカも一足先に逝っています

大好きだった　おじさんとボスと

ボスも腎臓が悪く先に逝きました

外猫の生活は過酷です

殆どの猫たちは腎臓を悪くしていて長生きができません

野良猫の中でも過酷な環境であった河原猫たち

チビタたちは私に野良猫の厳しさを教えてくれたのです

辛い生活ではありましたが

一日二回給餌に来てくれる　おじさんとのひとときは

本当に幸せそうでした

チャーも亡くなっています

苦しい外での生活から脱出し

優しい里親さまに見守られながら

腕の中で安らかに息を引き取ったと聞いています

よかったね　チビタ

チビタは間違いなく　この世に存在していました

てくてくてく

走行注意ですよ

しろさびは車を怖がりませんし

車の下に入るのが好きなんです

乗車前は必ず下を確認です

原子力災害対策センター

通称　オフサイトセンター

---------------------------------------------------------------------

原子力災害発生時には、原子力事業者による応急対策、事故の状況把握と予測、

住民の安全の確保、被ばく者に対する医療措置、避難住民に対する支援等様々な

緊急事態応急対策が必要であり、これらの対策等に関係する国、県、市町村、

原子力事業者、防災関係機関及び専門家等が一体となって対応する必要があります。

　そのためには、これらの関係者が一堂に会して、情報を共有し、指揮の調整を図る

ことが必要であり、そのための拠点となる施設が、原子力災害対策特別措置法に

定める「緊急事態応急対策拠点施設(オフサイトセンター)」です

--------------------------------------------------------------------

福島県のＨＰより

大熊町

福島第一原子力発電所　建屋から直線で約４キロ地点

そこにオフサイトセンターはありました

オフサイトセンターは

原発から２０キロ以内になければいけないという決まりがあるようですが

こちらはたった４キロの地点

当然　事故が起きた時にはまったく機能していなかったようです

もっとも２０キロ離れたとしても警戒区域内　意味を成さなかったでしょう

なぜこんな近くに作ったのか

いかに根拠のない安全神話を信じていたかが良く分かる例ですね

お隣には　原子力センター

原子力についての展示などがあったようです

もう見学に来る人は誰もいないでしょう

誰もいない

そして未来もない

ここ大熊町の中心部は　この先何年も　ひょっとすると何十年も

このまま静かに時が過ぎていくのでしょう

のこされた猫たち

ボランティアさんたちが　いくら彼らを保護したい　

いくら給餌してやりたいと思っても

行政や住民　そして私たち

皆に何の動きもない今の状況では　いつまでも続けることは困難

もう３年以上時は過ぎました

いつかは諦める時が来るのでしょうし

疲れ果てて諦める人が出てきても責める訳にはいきません

そしてまた彼らを見捨てることになる

主を失った　のこされた猫たち

弱い固体は死んでいくしかありません

生命力のある一部の強い猫だけが

野生動物たちと一緒に　野生の真似事をしながら生きていくしかない

それが　現実なのです

シロによくやる　ニャンニャン踊りからのー　チュウ攻撃

ホントかわいいです

以前　ぽーにもやってみたら

イマイチかわいくない

やっぱりダメかなと　再チャレンジしたらーーー

何故か今回かわいかったのでアップすることにしました

絶望

傷心

はい　親バカ全開ですね

わかってますよ

でも　かわいいんだからしょうがない

さて　(笑)

あ　笑っちゃいけないですよね

でも　きっと　「またか」　って思ってるんだろうなあと思うと

つい笑ってしまうのです

すんません

今回の活動は月イチで浪江の給餌活動をしてくださる

カジさんモイさんペアの２回目です

早朝から本当にお疲れ様ですね

次回からは独立して給餌活動してくださいます

心強い仲間が増えましたよ

「えさ台」は基本的には殆ど壊されてはいないのですが・・・

個人ボランティアの　

ぽんぽんさんたちが３日前に補充していただいたはずのフードが

ない

空っぽのところがいくつかありました

ううーむ

穴はそこそこ小さいのでアライグマは防いでいるはず・・・

となると　猫とほぼ同じサイズのハクビシンに食べられている可能性があります

ハクビシンは防ぐことが出来ません

猫よりどこでも登れるし穴も大好き

困ったなあ

こちらは大丈夫でした

しかし・・・

(笑)

職質です

許可も頂いている活動ですので　何も問題はありません

以前　職質を受けたのも　ここでした

駅前通で目立つからかな

時間を取られるのが　ちときついです

ここは浪江の商業施設サンプラザ

私が一匹の猫を見捨てた場所です

国道１１４号線に沿って　行きやすい箇所を回って

赤間さん宅へ向かいます

赤間さん　ちょうど犬の散歩から戻ってこられましたよ

午前中は降っていた雨も午後には止みました

一気に気温が上がってきます

そうか

子猫のシーズン

子猫と一緒に保護しなければいけないから大変

子猫たちはＴＮＲするわけにはいかないので里親を募集します

ああかわいい

赤間さん宅を出て　カジモイさんたちと別行動

こちらも餌は空っぽ

中には動物のフンがありました

猫以外の何ものかが入っているのです

壊されてはいませんが　ここも空っぽ

監視カメラを仕掛けておいたので見てみると・・・

アライグマが手を突っ込んで食べてるのが映っていました

くそう

しかし　嬉しいことも

昨日の記事の場所です

スタスタ歩いていた猫ちゃん　

そっと後をつけてみたら

ためらわずに　「えさ台」　へ

こりゃ常連さんですね

「えさ台」に慣れています

私がいるのに気づくと

なんだよもうー

って感じで　面倒くさそうに出てきて

ぴょんと飛び降り

どこかへ消えて行きました

邪魔して申し訳ない

でも目の前で食べてくれているところを撮影するのは初めてだから

つい・・・

大熊町

激しいです

中のフードはなんとかありましたので

補修は次回にしました

餌は空っぽ

こちらは監視カメラを仕掛けておいたのですが

誰が食べたか分からないのです

監視カメラもすべてを録画してくれるわけではないのですね

そして

猫の姿が一度も写っていませんでした

一応　入口を補修しておきます

端切れを流用しているので文字は関係ありません

今回も時間が足らず　すべてのポイントが回れませんでした

やはり人手が　もう少し欲しいところです

猫のために一肌脱いでやろうと思った方

どうぞ連絡くださいね

皆が力を合わせれば　月に　たった一度の給餌で　

猫たちに安定した食事を与えることが出来るのです

ああ　「えさ台」を製作して良かった　　

そう思える場面に遭遇

ここは帰還困難区域の牧場に設置した「えさ台」

イノシシに破壊されるも牧場主が修理してくださった場所です

いろいろ障害もあるけれど　

この活動が報われているのが分かって嬉しいです

いっぱい食べてね

マーラです

わたし　この風景　見たことある・・・

なんて　思っているのでしょうか

どういう経緯で　うちの前まで来たのかは分からないけど

マーラは外を自由に動いていた子

たまには外が恋しくなります

でも　マーラにとって外よりも大事なこと

皆と仲良くなることの方が重要なようですよ

頑張れマーラ！