謹賀新年 (希望)
来年もよろしくお願いいたします

あ
「大晦日の初日の出」なんでこうするしかありませんでした

舟の蜃気楼みたいなのが撮れましたよ
めっきり寒くなりました
こう寒いと外猫たちも大変になってきますね
まだ若い子達は お腹さえ減らすことがなければ大丈夫だと思いますが
うちに来る 町内最長老ミヨコさまは推定13歳以上
寒さがこたえる事でしょう
冬毛モフモフですが
今年は何となく かわいそうだと思い始めてきまして
ミヨコハウスに暖房器具を入れてやることにしました
使用するのはペット用ホットプレート
室内用だけに温度は40度にしかなりませんが
雨風にはあたらないようにハウスの中に収めていますので
何とか温まることは出来そうです
入口に可動式のフタでもしてやりたいと思うものの
変わったことをすると警戒して入ってくれなくなるのが怖いので開けたままです
今回電気の配線の都合上 少し位置をずらしただけなのに
最初ミヨコさまは入らなくなってしまいました
野良は難しいですね
なかなかこちらの思うようには動いてくれません
外でも使えるコンセント 防水になっています
室内からコードをエアコンのダクトを通して出しています
もちろんコードも外用のものを使用
事故のないようにしなければいけませんね
ミヨコさまがやってきましたが
いつものところに おうちがなーいと鳴いて訴えます
そして諦めてどこかへ行ってしまいました
ほんの50センチ動かしただけなんですけどね・・・
(隣の室外機の上に移動しただけ)
入っておくれよう
しかし数時間後
夕方確認してみると
入ってました!
一度 暖かい味を覚えたら もう大丈夫
今年の冬は快適に過ごしてくれることでしょう
ミヨコさまには うちの とらまるしろぽー 同様に
いつまでも元気でいて欲しいです
年末だから仕事が忙しいとか
プライベートでも大掃除をするわけでもなく
普通の冬の一日を過ごしています・・・
皆さんと年末を共有するのは申し訳ないくらい
すんませーん
年末が関係ないといえば
この子らもそう
スカー
スカー
「スカー レット・オハラ」
死んだ友人の森川がよく言ってた冗談
本当にしょうもないわ・・・
ん?
はっ
にゃん♪
猫ってこういうことしますよね
いっぽう とらは毛布をくわえて ふみふみ中
年内もう一発 福島に行きますよー
さぼいかなー
今回は BS11のニュース番組の取材もかねての福島入りです
リポーターはジャーナリスト山路徹氏ですよ
報告会などで何度も言っていますが
山路さんは私が福島に来るきっかけを下さった方
山路さんのツィートした
さまよう犬の写メと「お腹をすかせています」のつぶやきが
私を福島に来させたのです
山路さんとの合流までの間に
行ける所の「えさ台」のチェックをしておきます
ここは私の「えさ台」が穴を開けられたところ
前回 TYPE茶平 に交換しました
アライグマが何とか入ろうとした跡が伺えます
私が来た数日前に にこちんくん が確認したところ
中のフードはカラッポだったそう
穴が大きいと判断し この後入口を少し狭くしました
こちらのお宅は除染が始まりました
この状態じゃ日中は騒がしくて猫は来ないでしょうね
除染が終わるまで しばらくの我慢です
夜に来ればいいと思っていますが
夜は野生動物の天下です
はたして猫たちが来ることができるかどうかは微妙だと思っています
バンドを噛んでいます
これらはアライグマなどの仕業だと思います
除染も終わり 平和な場所
猫だけが食べてくれている感じですよ
こちらも猫だけが食べてくれている雰囲気の場所
この後
楢葉町のセブンイレブンで待ち合わせした山路さんと合流
まずは富岡町の松村直登氏のところへ向かいます
ちょうど那須で新しく仕入れてきたロールを降ろしているところでした
いわゆる「汚染藁」です
数が必要なだけに買えばとんでもない値段のする牛の餌
こうして行き場のなくなった藁を地道に集めていくしかないのです
しかしその藁も国や行政が管理するようになってきて
手に入らなくなってきています
今回のテーマは 緊急災害時動物救援本部 について
20キロ圏内の動物救護に
この団体はしっかり機能したのかどうかを検証する内容だと聞いています
松村さんも たくさんの動物たちを餓死から救ってきた方
しかし松村さんには動物救援本部からの交付金は降りませんでした
理由は 「牛がいるから」
えっ と思う理由ですが詳しくは番組を見ていただきましょう
BS11ディレクター兼カメラマンの山崎さんと
牛たちに餌をやるのは一苦労です
もう3年近くほったらかしになっていたロール
「あまり状態が良くねえべ」
松村さんの顔がくもります
確かにそのとおりでした
牛たちに与えても 彼らはほとんど食べません
「それでも腹が減ってどうしようもなくなれば食べる」
あまりひどい状態のものを食べさせると牛たちはお腹を壊してしまいます
この藁がぎりぎりのところだろうと判断されていました
とにかく栄養がなくてもお腹を膨らませるものが必要
栄養はあとでチモシーや配合飼料で賄う作戦です
今は藁を集めることに全力を注いでおられるのです
場所は変わって浪江町へ向かいます
今 浪江町では
浪江町で開業しておられた動物病院と住民の方が連携して
猫のTNRと給餌をしておられます
今回 少しだと思いますが このことにも触れていただけることに
こちらが住民の赤間さん
震災直後から犬猫を保護し続けてこられた方です
20キロ圏内で活動しているボラさんたちで知らない人はいないほどの人です
私も2011年4月上旬にバッタリお会いしたことがあります
写真は自粛しておきますが番組ではしっかり出演されていますよ(笑)
映画「犬と猫と人間と2」にも出演されています
赤間さんのお宅の前に出来た検問です
この先へは許可証がなくては入れません
そしてそして 私の「えさ台」も取材していただきました
こちらは新しく動物病院の隣に設置したもの
現在 浪江町には22箇所の餌場が作ってあり 「えさ台」が設置してあります
この取り組みを紹介していただけることは大変重要
この活動が他の町にも広がっていくことを願っています
放送は1月の中ごろと聞いています
また分かったらお知らせしますね
福島のこと 特に動物たちのことはどんどん忘れ去られる傾向にあるこんにち
こうして取り上げていただけるのは大変ありがたいですね
現在 浪江町の給餌のボランティアさんを募集しています
月に1度でも2度でも結構です
猫たちのためにやってやろうか と思った方連絡くださいね
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映画 「ゼロ・グラビティ」 観て来ました
もう もう 息つく暇がないほどのピンチの連続
3Dで観たのは正解のような気がしますが
(破片が飛んでくるのを思わず避けてしまいます)
とにかく大画面で観る事をお勧めしたいです
宇宙ヤバすぎ!
でも 行けるチャンスがあったら行ってみたいな
翻訳者は何と松浦さんですよ!
私が個人的に福島用フード支援のお世話になっている方で
おーあみさんやもっちーにも支援してくださっている方
凄い方ですね
メリークリスマス!
私は何も変わらない夜を過ごしています
かしこ
12月21日(土)
巷はクリスマス
あっしにはかかわりのねえこって・・・
機材の修理があがったので銀座へ
時刻は4時ごろ
もう日が暮れています
すげえ
ユニクロビルってあったんだ
知らなかった
なんでだろう
あまりワクワク感がありません
違う世界に入ってしまったよう
まだ前回の昼間の銀座のうほうが しっくりくる
その後
場所は変わって渋谷にやってまいりました
6時から
希望の牧場代表 吉沢さんの街宣があるというので見に来たのです
ハチ公前に着くと
目に飛び込んできたのが この風景
玉置浩二 の恋の予感?に合わせて踊ってましたよ
カメラを向けるとポーズを決めてくれました(笑)
事務局長 木野村氏の登場です
首都高渋滞のため45分遅れで吉沢さん到着
いつも明るい木野村氏
始まりました
バックはクリスマスイルミネーション
これでもかと 人が行き交うスクランブル交差点
スロースタートの演説
準備はサポーターの方々が手際良くされました
演説も後半になると熱を帯びてきます
歩行者たちに訴えます
どうか牛たちの想いが届きますように
おまけ
またやってしもうた
11月28日から開催しておりました
滋賀県高島市の 「喫茶 古良慕」(コラボ)
での写真展
昨日12月15日の報告会をもって終了いたしました
古民家を利用した喫茶古良慕
併設して倉庫もあります
古道具を生かした展示方法がユニークでしたよ
長い間 本当にありがとうございました
さて報告会の方ですが
私 当日の朝 重度の寝違えで首が回らず
写真どころではなくなりまして・・・
まったく散々でございました
しかし今回は希望の牧場サポーターである
ようこさんが 希望の牧場の紹介をしてくださったのです
心強い助っ人が現れ 助かりました
報告会の模様は ご来場くださった
希望の牧場サポーターの ゆうさんが
少し紹介しておられるのでご覧くださいませ
今回の報告会には三重から来てくださった方や
遠くは鳥取からも来て下さった方がいらっしゃいましたよ
そして もちろん地元の方も
皆さん本当にありがとうございました
これからも動物たちのために よろしくお願いいたします
ご存知
松村さんちのダチョウですよ
私は松村さんちに来ると
必ず餌を手でやることにしています
ほれほれ
食べろ
クケーーー! (そんなこと一言もいってない)
ダチョウは手からだと いくらでも食べてくれます
クケーーーーーーーーーー! (いや言ってないって 無言で食べます)
あくまでも私のイメージ
カプ
いてててててー
今日はちょっと痛かったなあ
でもシヤワセ
猫に噛まれた次くらいに嬉しい
松村さんちにいるメスの2羽のダチョウ
意味も分からず 福島の地に連れてこられ
被災し 見捨てられた
30数羽の生き残り
彼女らは生き証人
移動させることも禁じられ
この20キロ圏内で生きていくしかありません
これからは どうか穏やかに過ごし
寿命を全うして欲しいです
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昨日ついに
20キロ圏内 牛支援組織 「 ウィズ キャトル 」 (Wi)
に 初めて同行させていただきました
彼らの活動は滋賀報告会(明日15日)のあとで
またゆっくり報告させていただきますね
久しぶりに松村さん
しろさびに会ってまいりました
この散歩は毎日続いているようです
但し 犬の石松が来る時は さびはパス(笑)
どうも苦手のようですね
しろは石松のことは何も怖くないと 松村さんはおっしゃってました
石松
見かけはコワモテだけど 優しい犬
愛嬌あります
しろ
成長しました
でも 頭が小さくてかわいいですよ
お転婆で石松の耳に噛み付くそうです
石松も負けずに しろを咥えて持ち上げたりします
お互い加減が分かっていて怪我はありません
さび
これまた大きくなりました
最初の頃は人間に対しても怖がりでしたが 今はすっかり馴れましたよ
枯れ草の中にいると保護色で分かりにくい
生存能力は しろより上で ネズミやすずめを捕まえます
松村さんが作業をする間
それぞれ遊んで待っています
ほのぼのしますね
私のカメラのストラップに狙いを定め
おしりフリフリ
どん!
速過ぎ(笑)
写真撮れないわ
今は松村さんの おふとんで一緒に寝ているそうです
たまらーん
私も たまらーん
また会いに行こうっと
前回 行ったのは11月25日
2週間 間が開いてしまいました
今月からは また頑張って行きます!
デジカメはいいですね
いつ撮影したか全部データが残ってます
この2年8ヶ月 何回行って何日撮影したかがすぐに分かります
たくさんたくさん 行きましたよ
まだまだ もうしばらくは行きますけどね(笑)
ということで「えさ台」ほか
福島写真リポートご覧ください
走り慣れた常磐道
この道は空いていて大好き
友部SAで うどんを食べ給油
鼻の穴 これ以上ないほど膨らんでいます
なぜ?
うどんを食べて お腹が膨れ 眠くなったから気合を入れています
わたくし本能で生きている男です
全行程約650km
うちから120kmのところにある友部SAで満タンにすると
あとは給油しなくても家にたどり着けます
広野町の火力発電所が見えてきました
この時期 日の出は 激おそ
6時半くらいかな
ただ今6時過ぎ
んー ひょっとすると日の出に間に合ったりするかなと思い始めます
現在の常磐道の終点 広野IC
料金所手前で 原発作業関係の車で渋滞
右側はたぶん福島県の被災した方々かな
無料になるため有人の料金ブースを通らねばなりません
私の行く左斜線はETC
スイスイ行けます
必死に走って 楢葉の海岸に出ました
間に合った!
もっと望遠で撮れば大迫力の日の出が撮れたでしょうね
気温は低く 海から蒸気が
ぶるぶる
津波に耐えた木々ですね
最初の写真もそうです
日陰の部分は霜が降りてました
いやー また冬が来てしまいましたね
猫たちのことを思うと いたたまれない気持ちになりますが
ここ数ヶ月あまり深く考えないようになって来ました
自己防衛といいますか
そうしないと これから先もやっていけませんからね
考えすぎず できることをする
しょせん独りでできることなど知れていますから
さて一軒目です
どうかな?
餌は減ってい・・・・
おーい!
一軒目から これか
どこかで見た写真だな
前回かじられた場所は板をあてがって補強してあります
わらっちゃいますよね
アライグマの あほーーーー!
さっそく登場
私の「えさ台」よりも遥かに丈夫な 「TYPE茶平」の0号機です
いつも脚部分を製作してくださっていた茶平さんが
満を持してお作りになられた「えさ台」なのです
この場所は 脚も「えさ台」もオール「TYPE茶平」ですよ
行け! 0号機!
いや どこにも行かないでね!
ずっと ここにいてね
頼んだぞ 0号機!
その後 数箇所は良い感じ
ここのお宅も除染がそろそろ始まります
昼間は騒がしくなるので猫も来にくいだろうなあ
こちらは除染終了
草ぼうぼうだったのがスッキリしました
ちょっと角度は違いますが 以前はこんな感じでしたよ
餌の減り具合
野生動物が食べていないことが分かります
ヤツらが食べたら何も残っていませんから
猫が食べた跡はすぐに分かります
お上品に少しくぼんでいるのです
何者かが必死にチャレンジした跡
「えさ台」が上手く機能していると本当に嬉しいです
さて次は・・・
あれ?
ない!
こうして設置しておいたはずが・・・・
しばらく周りを捜索したのですが
まったく見つからない
人が持ち去ったのではないかというほど
きれいに無くなっていました
中に入っていたプラケース発見
「えさ台」を設置していたのは写真の奥のお宅
こんなに離れたところに落ちているなんて・・・
この周りを探してみましたが やっぱり見つかりませんでした
へこむわー
しかし私にはこれがあります!
切り札の「TYPE茶平」1号機!
この場所は山に近いため 2度イノシシ被害にあっています
今回が3回目
行くんだ1号機!
逝かないように行け!
ここは良い感じです
お上品に猫ちゃんが食べてくれていますよ
嬉しかったので記念写真
しかし「えさ台」が遠くて見えず
なにをしとるんじゃ
幾度となく野生動物たちにやられた場所ですが
ここも良い感じで餌が減っていました
猫ちゃんは本当にお上品ですね
こちらは依頼され家の中にセット
固定するところがなかったので直置きにしました
家の中にはイノシシなど大きい動物は入れないようになっていましたので
これでいけると思います
さて次は と
へなへな~
前回
こうしてあったのですがー
こうですよ
設置しなおしました
ここは「えさ台」が一台行方不明のままの場所です
だめだ すごい時間くってます
また全部回りきれないわ
やっと浪江の帰還困難区域に来れました
前回少し入口を狭めてみたら餌が無くならなくなりました
良い感じですよ
こちら牛舎に設置しました
飼い主さんが家の中にも入れるようにしてありますから
そこでも餌が食べられるのですが
野生動物に食べられて困っているとのことで設置
監視カメラを設置しました
分かりにくいですが「えさ台」に猫が乗っています
「えさ台」が機能していて嬉しいです
下にある捕獲器は飼い主さんが置いたようです
監視カメラ映像では何度も猫は入っていましたが
フタは一度も閉まらなかったのです(なんで?)
やっと浪江町公認の「えさ台」設置ですが
結局時間切れで1台設置で終了
ここは浪江町サンプラザ駐車場
2年前一匹の猫を見捨てた場所です
この猫は死にました
ごめんよ・・・
最近ここに長毛の猫が目撃されたそうです
もちろん違う猫ですが
「えさ台」を 何とか見つけてもらって
お腹いっぱい食べて欲しいです
浪江から南相馬小高区を通り
希望の牧場に向かう途中のポイントに寄ります
「えさ台」がもぎ取られていました
まったくイノシシは凄い力ですね
現場では補修不能でした
予備の「えさ台」がもう無かったので
ここには次回に設置することに
最後の最後
希望の牧場入口に設置させていただいている「えさ台」
ほんの少し食べた跡がありました
暗くなってから代表の吉沢さんが牛の餌を仕入れて帰ってこられました
黙々と車両から餌を降ろす作業をされる姿に本当に頭が下がります
現在圏内で生き残っている動物
牛も猫も大事なのは餌
餌さえあれば彼らは生きていけます
猫は救い出すことが出来ても すべては無理です
牛は圏内から外に出すことは禁じられています
だから どちらもこの場所で生かすしか方法がありません
牛の餌の確保 と 猫の定期的な給餌
これを何としてでも続けなければいけないのです
【お願い】
地元の方が参戦してくださるまでの繋ぎとして給餌をしてくださる方を募集します
ひと月に1回でも2回でも大丈夫です 継続して来てくださる方募集
単発ではこちらの手間が増えるだけなのでご勘弁下さい
条件は 自前の自動車があり 自分で運転して給餌して下さる方
何があっても自己責任が持てる方
もちろん仲間とペアを組んでいただいても大丈夫です
フードは基本自分で調達 交通費ももちろん自費です
何の見返りもない自己満足の世界です
「すべては猫のために」
この精神で動いて下さる方 お待ちしていますね
※浪江町が許可した給餌は 公共の場所のみです
しかしそれ以前から住民の方の許可を頂いて民家に設置している場所はわりとありまして
それで活動しておられるボラさんもいます (私も含む)
今回の募集は許可を頂いている公共の場所の給餌に限ってとなっております
追記
台湾グッズプレゼントは締め切らせていただきます
ご応募いただきありがとうございました
抽選は厳正にねこたちがしますので少しお待ちくださいね
週末は忙しいので来週になると思います