えー!? もう7月ですか!
明日で7月
早いですのう

明日は営業に(笑)
上手くいくといいなあ
終了いたしましたよ
心配していたスライドショウも何とか問題なく上映できました
もっと心配していたお話は---
あれぐらいで精一杯でした・・・
ロビーでの希望の牧場ブース
ボランティアさんたちが応援します
すばらしいですね
日本ペンクラブ理事
中村敦夫さんです
今日の催しの総括をしてくださいます
・・・もんちゃんです (し失礼な)
日本ペンクラブ会長
浅田次郎さん
開演前
人が増えてまいりました
針谷さんがいます
吉沢さんと おーあみ避難所ボランティアのよっしーさん
浅田会長の挨拶で始まります
この後 浅田会長は体調がすぐれないということで
会場を後にされました
まずは映画「福島 生きものの記録」を上映
放射能が生物にどういう影響を与えるのかを問いかける内容でした
これから研究が進み明らかになっていくのでしょうね
監督の岩崎雅典さん
現在 英語版を製作中とか
吉沢さんの講演
いつものように熱い口調で訴えておられました
映画の途中から来られた松村さん
吉沢氏同様 映画にも出演されていらっしゃいます
うん なかなか良かったな
映画を観ての感想
講演時間は15分と決められていたので
第3部の対談時間で残りの部分をカバー
希望の牧場 がんばる福島
これからも連携して頑張って欲しいと思いました
打ち上げ会
森絵都さんと松村さん
森さんは作家でありながら福島で犬のレスキュー活動もされていた方
自身の福島のレスキュー活動の書籍 「おいで一緒に行こう 」 があります
も もんちゃん・・・
怒られるな・・・絶対
がっちり握手
吉沢さん
あの・・・
針谷さんにホテルにご案内するように言われているのですが・・・
あーいいよいいよ!
タクシー乗るからさ
いやタクシーだと近すぎるんですけど・・・
あーわかったわかった!
何とかするから大丈夫だよ!
松村さん あの・・・
今日はどこにお泊りですか?
どこでもいいっぺ!
気にしない気にしない
は はあ そうですか・・・
そう言って おふたりはネオンの中に消えていくのでありました・・・
いいなあ
すごいなあ
福島の混乱の中から生まれた二人の動物のヒーロー
私たちはこれからも
おふたりを応援しなければいけないと改めて思いましたよ
でも わたしゃ帰りましたけれどね!
浪江町の山の中
孤立した場所
たくさんの猫がいたため
ボランティアさんたちが必死で保護してくださった場所
以前 1週間 監視カメラで様子を見ましたが
猫は一匹も写っていず
そろそろこの場所も給餌を終了しようと 思っていましたが
野生動物から餌を守ることが出来る「えさ台」なら
もう少し置いてみようと思い
監視カメラと共にセットしてきました
角度はこんな感じ?
以前は警察の目を逃れるために 物置に餌場を作らせていただきましたが
今回は住民の方と一緒なので堂々と(笑)
ドッカーン!
しょっぱなから猫ですよ
わーん まだいたのか・・・
今回写っていたのは この子だけ
ひとりぼっちでいるのか
はたまた身内や仲間がいるのか・・・
うわーん まだいるわ
何だよ この子は
あ キツネか
そうか尻尾が太いもんね
そういや ここは野生動物のオンパレードの場所でしたわ
その中で 何とか生きている猫がいる以上
「えさ台」は置いておかないと
ただ
東京から時間とお金をかけて餌をやりに来る
これでは先は見えません
私もいつまで来れるか分からないですから
といって住民の方にお願いするにしても
民家は数件 しかもここは帰還困難区域
住民がホイホイ帰ってくることも無い
ここに住んでいた住民のおばあちゃんは
「もう戻る気はない」
と 断言しておられます
いずれにしても厳しい状況ですね
んーーーー
でもまだ時間はあります
良い方法を考えないと・・・
午前中は猫
午後は希望の牧場に撮影に行こうと思っておりました
ところが思いのほか猫の給餌に時間が掛かり
牧場に着いたのは午後3時を回っていました
到着したら たくさんのボランティアさんたちがいらっしゃり
何やらしておられます
へえ
コンクリートですか
こんなこともしなくてはならないのですね
牛が通らないように
パイプやトラクターでブロック
えらいえらい
ナナもちゃんと避けて通っています
いい子です
「あの場所は地震で地盤が崩れていて危険だったんだよ」
牧場を維持するのは大変
しかし牛のためにはしなくてはいけないこと
まだまだコンクリートを打ちたいところはあるそうです
ちびたとイチゴは仲良しですね
ふたりでなにやらお話していましたよ
今回はとくにストーリーもないのです
時間があまり無くて・・・
和田さんを撮影しました
私はカンボジアでこういう風景を見たことがあります
骨折し瀕死の状態で見つかった子牛は
骨折した左後ろ足を手術で切断し
ふくちゃんと名づけられ見事に復活
3本足でも何とか動けるようになるまで回復し
最近は義足まで作ってもらったようです
そんな ふくちゃんの水のみ風景
ふー おいしかった
ああっ 飲んでいるところを撮り損ねたわ
ああ撮りたかったの?
また飲むからさ ちょっと待ってて
待つことしばし
じゃあ また飲むよー
見ててね
あれ?
上手く飲めないぞ
さっきはちゃんと飲めたのに
うーん
どうしても飲めない
ふくちゃん そりゃ無理だよ
柵の上から顔を出さないと
あ そうか そうだった
やり直し やり直し
きぃーーーー
頭が抜けないーーーーー
こうしてふくちゃんの一日は過ぎていきます
ごくごく
やっぱり ぽーも紹介しなければいかんか・・・
実は ぽーの写真
探したけど適当なのが無かったのです
外猫時代の こんなのしかない
これではあまりにもかわいそう
そういや ぽーが目を見開いている写真がほとんど無いわ
今では立派な 家猫
我が家で初めてのオス猫さん
なかなかこっち向いてくれませんでしたが
今日 頑張って撮りましたよ
き・・・きりっ
まあ凛々しい
とらに追っかけまわされている子には見えないわ
がんばれ ぽー!
前回 アライグマの力に破れ
見事に引きずり出されてしまった
プラスチックケース
アライグマの力を甘く見ていた私は反省し
最強の防止策を考え付きました!
・・・・えっと
すんません ウソです
本当は読者の方のコメントで教えてもらったんです
お待たせしました!
「えさ台」かんぬきバージョンの登場です!
じゃーん!
じゃーん・・・・
・・・・・・・・・
脱力した人は手を挙げて!
正直に!
園芸用の棒が安かったのですよ・・・
外側は樹脂製です
中は金属になっていて折れることはまず無いですね
ストッパーはつけていませんが 穴がサイズギリなのであまり動きません
外れたらストッパーつけます
現場で穴を開けて差し込むだけなので手間いらずなんです
お願いですからこれで許してください
福島
午前3時東京を出発
千葉県から茨城県に入るころ
この季節 4時前には もううっすらと明るくなってきます
いつもラジオを聞きながら行くのですが
この時間になぜかヘビメタの音楽が流れたりしています
別に私の趣味でもない音楽なんですけれど 気分はノリノリ
ところが私 手拍子もずれていくほどリズム感がないものですから
ノリノリっていっても・・・(笑)
人には絶対見られたくないですね
まあ・・・こんな感じで福島に向かうわけです
あまり寝ていなくても それなりに楽しんでいますよ
まだ動物がたくさん残っていて
警戒区域に違法に入っていた2年前の今頃は
本当に気分が重かった
午前4時前
この時間はちょうど
楢葉町や葛尾村や浪江町や南相馬市のバリケードを突破している時刻
夜明けと同時に進入し午前10時ごろにまでには脱出
欲張ると警察のお世話になってしまうのです
どれだけ通ることが出来るバリケードを知っているか それが重要でした
信頼できるボランティアさんたちと情報を共有し
なるべく入っている痕跡を残さないようにしていましたね
スゴイのは女性でありながら
果敢に圏内に入っていく人が何人もいらっしゃいました
警備のゆるかったバリケードなら女性の手でも簡単に動かせていましたからね
でも 入るのは入れても圏内での活動はとてもハード
警察の目を逃れ 被曝の危険 道路は地割れなど 細心の注意が必要でした
そんな状況での犬猫の保護に給餌
私は彼女らの素晴らしい働きを撮影して残したいと思いましたが
違法行為をしている現場写真などは とても発表できるものではありません
彼女らは ただただ生き物を大切に思っているだけの
一般の人たちだったから
あらら霧が出てきましたよ
今は警戒区域も解除され 許可なしで行ける所も増えました
堂々と旧警戒区域に入り
ちょいと遠慮は必要ですが作業もできます
それがどんなに素晴らしいことか
もちろん依然として帰還困難区域という大きな壁が立ちはだかっている事実
まだまだ取り残されている猫たちには苦難の時が続いています
あ 料金表示が見えにくいな
休日特別割引だか深夜割引だか良く分かりませんが
常磐道の三郷から広野・楢葉まで1950円
軽自動車だからこの料金
まあ私が福島に長く行き続けていられるのはこのおかげです
今回
楢葉町では元楢葉町の住民の方と一緒に回っていただきました
この方のお宅は津波で流され・・・
ご身内も亡くされています
ペットの犬と猫も流されてしまったそうです
この方は またいずれ しっかりご紹介させてください
かつて ご自宅があったあたり
「あまりにもすべて流されてしまって もう だいたいでしか分からないんですよね」
なるべく感情を入れないように 淡々と話されていました
楢葉町に着いて最初のポイント
アライグマの手形
そうです
あの5匹の子供を引き連れやってきていた場所
幸い今回はプラケースは引きずり出されないで済んでいました が
子アライグマは登っていたようなので
フードはすべて食べつくされていました
その後向かったのが
津波被害のお宅
許可を戴いて「えさ台ミニ」を設置してあります
このお宅ですね
ここには監視カメラをセットしていました
ワタクシ(笑)
設置が7日 データ回収が15日
1週間と1日の期間に撮影された主要画像を紹介します
さっそくその日の夜に猫が
そして違う猫
黒白タキシードというのでしょうか
多分最初の猫ですね
茶トラ
「えさ台」に登った写真はこれだけ
フードの減りも 1匹の猫が食べたくらいでした
黒白以外の子たちは気付いていないということですね
これはまた違う柄の猫ですね
昼間の写真はありませんでした
ここでなぜか日付が狂ってリセットされました
前回もあったんですよね
よくわかりません
ハクビシン
もちろんいます
そして
疥癬に苦しむタヌキです
やはりいたアライグマ
こんな津波で破壊されつくした地域に
写真に写っているだけで3匹
なぜこんなにたくさんの猫が生きていられるのでしょうか
ボランティアさんたちがフードを置いておられるのも聞いていますが
それだけではないような気がします
やはりネズミや自然の生き物を捕まえながら命を繋いでいるのでしょう
そうしてみると
猫は私が思うより ずっと強い生き物なのかもしれません
もちろん選ばれた強い子だけなのでしょうけど・・・
今回一緒に動いた被災された住民の方から
私にとプレゼントをくださいました
ボールはうちの猫たちにと こんなにたくさん(笑)
絵葉書は津波で行方不明になった愛猫ちゃん
写真もPCの中のデータも何もかも失いましたが
ネット上に残された写真を元にイラストを描かれたそうです
本当にありがとうございました
制限区域内外を問わず
「えさ台」を置いてある風景です
すべて許可を戴いて設置しています
大きいおうちのガレージの片隅にさりげなく(笑)
大きくない「誰か」が食べにきているようですよ
カメラ仕掛けさせていただこうかな
津波で破壊された1階
ここにも猫がいたことを確認されています
はたして・・・
全天候性だから こうやって外にも設置できますよ
明日 確認に行くのが楽しみです
ここも大きくない誰かが食べた形跡がありました
カメラを仕掛けないと分からないですね
さあ ここも明日確認に行きます
3匹くらいの猫が確認されているところです
餌が全くなくなっていたと言われる場所
ボランティアさんが捕獲器を置くと言うので
上手く連携してやっていきます
1週間設置しましたが動物が食べた形跡は無かったところ
明日で2週間目
はたしてどうでしょうか
設置写真はまだありますが今日はこのへんで
最後に
これを見てください
野生動物が必死に齧っています
必死です
彼らも必死
しかし私は野生動物に餌付けは出来ないのです
だから極力野生動物が食べられないように工夫しています
人の住居では野生動物との共存はほぼありえません
私は猫のために動いています
うちの とらまるやシロぽーと同じ仲間
彼らの仲間を救いたいと思い福島にやって来ました
野生動物を救いたいなら それはまた別の話
餌を置くのは山であって他人の家ではないのです
2011年4月から
ずっとお世話になってきた お宅
ナカヤマさん宅
このあたりに猫が20匹以上確認され
場所が山間部の孤立した場所だったために
ボランティアさんたちがずっと保護や給餌をし続けてきたところ
私の連絡先を貼紙しておいたのをご覧になり
連絡してきてくださった方です
先日 ナカヤマさんと一緒に一時帰宅で福島へ行ってまいりました
前回の一時帰宅は昨年の10月だったそうです
もう半年以上戻っておられませんでした
今回は「えさ台」を設置させていただくのを快諾してくださり
家に送ってくれれば
あとは帰りまで好きにしていいという事でしたので
ご一緒させていただいた次第
こういう方法でも取らないと
なかなか制限区域では活動できないのが現状です
ナカヤマさんは猫を飼っていたわけではありませんでした
お隣の飼い猫がどんどん増えていって
その猫たちが自宅に遊びに来るので餌をやっておられたのです
良く懐いた子には不妊手術もしてやっておられました
そのうちの一匹に再会した記事を去年のブログで紹介しました
よろしければご覧ください
ナカヤマさん宅に設置した「えさ台」
果たしてまだ猫が残っているかどうかは分かりません
継続して給餌に行ける保証もないのですが
出来ることをやるのみです
ナカヤマさんの一時帰宅中に回りきれなかったところは
ナカヤマさんと一緒に回らせていただきました
「太田さんはマメね」 なんて言われながら
何軒も回ったにもかかわらず
イヤな顔ひとつせずに お付き合いくださいましたよ
ナカヤマさん どうもありがとうございました