しろさびの里 2015年1月6日 2023年12月14日 福島の写真で探し物をしていて ... 続きを読む 福島の写真で探し物をしていて 今日は見つからなかったのでしろさびをどうぞ2015年8年も前しろさびは仲が良かった避妊が間に合わずたくさんの子どもを産ませてしまったことそれが申し訳なくて辛いです生まれてきた子供たちもちろん しろさびにも会いたいなあダチョウのモモしろさびはこの里に確かにいましたが今となっては会える手段は写真と時々思い出す自分の曖昧な記憶のみとなりました
福島の記憶 2023年11月04日 写真の探し物をしていて ... 続きを読む 写真の探し物をしていて 見つけてしまったハチワレ猫のお話です一度紹介しましたが再度時は2011年震災の年です7月原発からほど近い双葉町で一匹のハチワレ猫を発見痩せていて元気がなさそうでしたので保護を決断しかし お腹は減っているはずなのに捕獲器にはなかなか入ってくれませんでした7月といえばまだ許可証も貰えず勝手にバリケードを押しのけて潜入していた頃長時間の滞在は無理少ない時間の中で数回試すも何日か かかったのを覚えていますいつも同じ場所にいたこのハチワレ写真をクローズアップしてみると胸の毛などが不自然なのが判明原因は分からなかったけれどとりあえず早く保護しなければと福島に行くと必ず捕獲をチャレンジしました何度かのチャレンジでやっと捕獲!捕獲器の中にいるハチワレを良く見たら首輪がたすき掛けになっていたのですハチワレは痩せてユルユルになった首輪に前脚を通してしまっていたカットした首輪当然 飼い猫だったのでしょう脇は擦れて皮がむけて痛々しかったお前の飼い主さんは迎えに来てくれなかったのかい治療の後東京のボランティアさんが預かってくださり療養した結果きれいに治り身体もふくよかにその後里親さまも見つかりもっちゃんと名付けられ数年生きましたが確か腎臓を悪くしていて亡くなってしまいましたそれでも もっちゃんは最後はおうちの中で暮らせたラッキーな猫だったのでした
しろさびの里 08 さび 2022年10月10日 さびが富岡町にやって来たのも ... 続きを読む さびが富岡町にやって来たのも 当然しろと同じ2013年6月ふたりは姉妹でした一般的に さび柄の子は賢いとそう言われているのが分かるような子好奇心旺盛さびはこの土地にすぐに順応し狩りを始め何でもひとりで始めることができしろはさびにくっついていろいろ学んでいたような気がしますさびは しろのお姉ちゃんという立場が誰から見てもすぐに納得できるそんなしっかりものの猫でしたさびの性格が少し変わってきたのが2017年に入ってすぐの頃子どもを2回出産してからですまずは子どもたちが3カ月を過ぎると寄せ付けなくなりました母を慕って近寄る子供たちを追っ払うのですそしてそれは しろにも向けられましたしろはさびが大好きだったので一緒に居ようとしますがさびはしろを攻撃するようになったのでした子どもを独り立ちさせようとする母親野性の世界ではよくあること野性の心が残っていたさびには当たり前のことだったのでしょう妊娠しなければ子どもを産まなければ自然の中で暮らさなければ避けられたことだったかもしれません猫に関しては犬と違いまだまだ自然に任せ自由に外で生きる方が幸せだとそういう考えでおられる方が多いです確かに猫が野生動物だったなら私も猫に関わることは無かったかもしれません同じようにいたタヌキ キツネ ハクビシンアナグマ アライグマ ネズミ イノシシなどには手を出さないようにしていましたからしかし猫は明らかに違う野性を残すさびだって人から餌をもらって生きていて狩りが上手いといってもそれだけでは生きていくことなどできない野生動物から程遠い生き物なのですでもほんの少し残っていた野性の心が周りの猫たちの運命を変えてしまったさびによって追い払われた子供や孫たちどこへ行ったのか行方は分かりません辛うじて私が保護した4匹の孫たちのみ現在も生きていますしろも結局 行方知れずさびは一人ぼっちになりましたがそれはさびが望んだこと彼女は本能に従って当たり前に生きたにすぎません「ここはわたしのなわばり」皆がいなくなった しろさびの里はさびひとりのものとなりさびはご機嫌で生きていました野性の心を持っていたとはいえ人間に対する態度は誰にも甘えん坊で飼い猫そのものでした私が撮影した さびの最後のカットの中の1枚バイバイさびまた来るからねそう呟いて帰ったのが最後の別れでしたさびは2021年8月1日亡くなりました発見したのはしろさびを富岡町に連れて来て下さったボランティアさん病気で弱っていたわけでもないさび誰かと戦ったのかもしれません雨に濡れた身体の首のあたりに少し血がにじんでいたような跡がありました自然の中で生きていたことでの死もし家の中で飼われていたらここでも たら れば が出てしまいますそれを言っても もはやどうしようもないことさびは自分の猫生を全うして死にましたそれはきっと後悔など微塵もないさびの生き方だったのでしょうさよなら しろさびしろさびとまっちゃん福島の保護猫と松村さんの、いいやんべぇな日々太田 康介KADOKAWA2015-02-20
永遠の しろさびの里 07 しろ 2022年10月09日 福島県双葉郡富岡町 ... 続きを読む 福島県双葉郡富岡町 しろとさびが富岡町にやって来たのは2013年6月私が初めて会ったのが7月4日殺処分をぎりぎり免れてここにやってきたことも知らずにしろは無邪気に走り回っていました2016年3歳になったしろ外で飼われていることに少し抵抗を覚えましたがここは通常の場所ではない原発20キロ圏内車もほとんど通らないところ外を自由に駆け回るしろを見ていてしろはきっと幸せなんだろうと自分に言い聞かせこのままずっと何ごとも起こらないで幸せに暮らしてくれることを願っていましたしろは好きな時に外に出て好きな時に家の中に入れました誰にでも良く馴れたまにしか来ない私のような者にもよく懐いてくれました飼い主さんとの考え方の違いで避妊手術ができずやがてどこから来たオス猫と結ばれしろとさびは同じ時期に2回のお産をしました2回目のお産をした時しろは さびの子どもたちも引き受けることになり自分の子どもたちも含め10匹ほどの子どもたちを育て上げましたそのことにより しろの身体はやせ細りぼろぼろになってしまいましたこのままではしろは死んでしまうと飼い主さんを説得そして富岡町にいたら管理も出来ないからしろはうちに来てもらって療養してもらい体力が回復したところで避妊手術もして必ず富岡町に戻すことを約束して保護したのです予定は3週間まずは手術に耐える身体になってもらうため最初の1週間半はひたすら栄養を付けてもらうそして避妊手術をし残りの1週間半を術後の療養に当てましたうちのまるとは仲良くしてくれましたがとら とは微妙でも居候ということが分かっているのか決してケンカにはなりませんでした残念ながら うちのシロとも相性いまいちで仲良く しろシロ2ショットは撮れませんでしたケンカはせずお互い避けてる感じでしたしろはどんどん回復してきましたちょうど保護していたオレオとマイラとも仲良くふっくらしてきています抜糸も終わり手術の痕も消えつつありお別れの時期が近づいてきました何度何度このままうちの子にとそう思ったか分かりませんしかし しろには飼い主さんがいるこれはどうしようもないことでしたしろさびが待ってるから帰ろうか仲良しの犬の石松も待ってるしケージに入る練習もバッチリよし 帰ろう!いしまつ ただいま!パニックになると困るので周りの環境をしっかり把握するためにケージから直ぐには出さずに様子を見ることにしましたがしろはまったく問題はありませんでしたさびちゃん ただいま!ダチョウのももちゃん ただいま!んー おちつくなあここが あたしのおうちしろは富岡町に戻りましたこれから5年後の2020年しろは突然行方不明になりますしばらく捜してみましたが現在も見つかっておりませんたら れば を思えばきりがありませんがしろは私の心の中でずっとしこりとなって残っている愛しい猫なのです
永遠の しろさびの里 06 2022年05月30日 じつは ... 続きを読む じつは 私も好かれていたのですよというかしろさびは誰でも好きでしたああ しろ しろ大好きだったもちろん さびも大好きだった大好きな しろさびまた会えるのを楽しみにしているよしろさびとまっちゃん福島の保護猫と松村さんのいいやんべぇな日々太田 康介KADOKAWA
永遠の しろさびの里 04 2022年05月29日 しろ さび 散歩いくべ ... 続きを読む しろ さび 散歩いくべ 今日は松村さんちの おじいちゃん(故人)と散歩ですしろさびは おじいちゃんのことも大好きでした今ごろ 天国でおじいちゃんに甘えているかもですね今晩 深夜バスで東京に向かいます初めての利用でワクワクしています何といってもいつもなら眠い目をこすりながら自走していましたが寝ながらにして東京に行けるのです素晴らしい!R.I.Pレスト イン ピースしろさびとまっちゃん
5月3日は 2022年05月03日 せんちゃんの命日です ... 続きを読む せんちゃんの命日です せんちゃんは2011年12月初めて大熊町で会った猫大熊町の山側に入って行ってこれ以上行っても民家はないという一番 山側のおうちに ぽつんといました洗濯機の上にいたから せんちゃんでも洗濯機じゃなくてロッカーだったそれ以降気になって福島に行くとこのお宅に必ず寄るようになりかなりの確率でせんちゃんは私を待っていたのでした当時 私にはこの子を保護する体力はなく餌を置いて帰るのが精一杯申し訳ないと思いながらもどうすることも出来なかったのです年が明け 約半年が経ち2012年5月東京の猫ボランティアさんと行動した時に偶然に せんちゃんに遭遇山の中では生きていけないと思ったのかかれは県道の方まで降りてきていましたボランティアさんは迷わず捕獲器を設置せんちゃんを保護してくれたのです誰かと戦ったのか首に怪我をしていたせんちゃんこの半年 大変な思いをして生きてきたのでしょうもう大丈夫だよ一緒に東京に帰ろうこの子を幸せにするんだと私は覚悟を決めましたせんちゃんは人馴れしていましたきっとあの家の人にご飯を貰って生きていたのでしょうまだ おっかなびっくりだけどそれでも勇気を出してケージから出て来てくれましたほどなく触れるようにもなりあっという間にここまで懐いてくれましたやっぱり せんちゃんは人間と暮らしたほうが良いそう確信しましたよなあ せんちゃん人間と居るほうがいいよな?一緒に寝ることも出来たのですよやがて里親さんも決まり行くまでの間最後のお世話を楽しんでいたところせんちゃん窓を開けて脱走まさか こんなことになるとは馴れてきていたとはいえ外に出たせんちゃんは手では捕まえられず3日後なんとか再保護いやいや良かった再保護した せんちゃんはますます甘えん坊になっていましたしかし せんちゃんをうちで飼うわけにはいかなかった今なら迷わず飼えたのだけど当時は無理だったせんちゃんを連れて大阪へぼくはどこにいくのやさしい里親さんちだよきっと可愛がって貰えるよせんちゃんは 私のブログを見た人が見初めてくださいましたそして3年の月日が流れせんちゃんはうちに帰ってきました里親さんが身体を壊しせんちゃんも身体を壊していてもう面倒が見られないということでしたこの時すでにせんちゃんの身体は限界に来ていたようですせんちゃんは うちに来て3日後亡くなりましたせんちゃんのお骨は故郷に返すことにしましたいつもいた大熊町のお宅の裏の林に埋葬せんちゃんをどうすれば良かったのか保護とはどうすることなのかいろいろ考えるきっかけをくれたせんちゃんその後も何度かここを訪れせんちゃんがいるのではないかと姿を捜してしまう私がいるのです
忘れられた動物たち 浪江の犬 2022年04月24日 そう あの日も良いお天気でした ... 続きを読む そう あの日も良いお天気でした 今はローソンが再開されて向かいのコメリは違う会社になってしまいましたが2011年11月26日震災から8カ月経っても救いを求めているしかし怖くてこちらに近寄れない忘れ去られた犬が確かにいたのです「忘れられた動物たち」写真展4月29日(金) 30日(土)11:00~17:00THE CONOE 代官山ギャラリースペース代官山駅徒歩1分
忘れられた動物たち サン電気の牛 2022年04月23日 2011年7月2日 ... 続きを読む 2011年7月2日 福島にきて3か月が経ちたくさんの絶望を目の当たりにしていて先が見えない中 もがいていた頃ですそれでもまだ少しは希望が持てた一瞬がありました富岡町の国道沿いにあった電気量販店そこにはまだ牛たちが自由に動き回り生きている喜びを噛みしめていましたしかしこの牛たちはその後国の命令に従い殺処分されていくのです「忘れられた動物たち」写真展4月29日(金) 30日(土)11:00~17:00THE CONOE 代官山ギャラリースペース代官山駅徒歩1分
忘れられた動物たち 双葉町の猫 2022年04月17日 猫がいた ... 続きを読む 猫がいた 猫はこの場所に確かにいたのです2022年2011年9月3日 双葉町まだ20キロ圏内は殆どが停電で信号も動いていなかったそんな中一匹の猫が通りを横切って行きましたこの時 助ける力を持っていなかった私は何とか生き延びてくれと餌を置いて行くのが精一杯だったのです「忘れられた動物たち」写真展4月29日(金) 30日(土)11:00~17:00THE CONOE 代官山ギャラリースペース代官山駅徒歩1分
忘れられた牛たち 2022年04月15日 彼らはここにいたのです ... 続きを読む 彼らはここにいたのです どうしてたすけてくれないのどうしてたすけてくれなかったの「忘れられた動物たち」写真展4月29日(金) 30日(土)11:00~17:00THE CONOE 代官山ギャラリースペース代官山駅徒歩1分
1年ぶりの福島3 2022年04月06日 1年ぶりの赤間さんちです ... 続きを読む 1年ぶりの赤間さんちです 前回は疥癬にかかったヤヨを保護してレボリューションを塗ってもらったんだっけヤヨは元気にしていますよボランティアで来ている一部の人たちを人たちを除いて世間から「忘れられた猫たち」がいました11年経っても猫たちはいなくなりません散歩に同行させていただきます今回はダグラスくんが撮影私はお散歩係犬の扱いが慣れていないので私でも何とかなる子をお願いしたらチワワきた複雑な気分だったけど安心感半端ない(笑)家のすぐそばには未だに帰還困難区域がありますムービーの撮影は大変そう落としたら・・・えらいことになるでしょうね(笑)年老いた犬の周りはゆっくりと時間が流れます2011年より置き去りにされてしまった動物たちを見捨てられずに保護し続けてきて保護活動家に有りがちな主義主張などを熱弁することもなく淡々と行動されている赤間さんこの活動によって何匹の犬猫たちが救われてきたことか11年が経って赤間さんは少し疲れているように見受けられましたが気力を振り絞りながら活動を続けておられます「忘れられた動物たち」写真展4月29日(金) 30日(土)11:00~17:00THE CONOE 代官山ギャラリースペース代官山駅徒歩1分
1年ぶりの福島2 2022年04月05日 双葉町 帰還困難区域 ... 続きを読む 双葉町 帰還困難区域 以前も訪れたことのある養鶏場原発の真横にあります事務所には2011年3月のカレンダー場所が場所だけに事故当時はいち早く避難したことでしょうそして鶏たちは置き去りにされたのですそれはそうでしょう何千羽もいた鶏たちを逃がすなんて到底できるはずもない当然 鶏たちは餓死していきましたでも鶏たちは原発事故があろうがなかろうがどちらにしても地獄陽の光を一生見ないまま ここで卵を産み続け死んでいくのです私は知らなかったいや 知ろうとしてこなかったことがこの原発事故によって知ることができたのですスーパーに並べられているお肉や卵は牛たち 豚たち 鶏たちが人間のために命を捧げてくれているということ「だから感謝していただきます」そんな軽い言葉で彼らの命を奪うことに11年前から疑問を感じ続けているのですのこされた動物たち福島第一原発20キロ圏内の記録太田康介飛鳥新社電子書籍のみになっています
1年ぶりの福島 2022年04月04日 去年の3月に訪れて以来 1年ぶりの福島です ... 続きを読む 去年の3月に訪れて以来 1年ぶりの福島です 滋賀から一気に走って11時間さすがに遠いですねもう東京にいた頃のように頻繁には来られなくなってしまいました今回は双葉町の許可を得て帰還困難区域に入らせていただきました何年かぶりの福島第一原発東北で大きい地震があった約1週間後第一原発には ほぼ影響はなかったようで許可が取り消しになるようなことはありませんでした日系ブラジル人3世ダグラスくん頑張って撮影してもらっています平穏なのは上辺だけなのかもしれません内部では溶けた燃料棒を取り出すために必死に作業をしているのでしょう震災前まではただのフェンスしかなかったはず現在は物々しい有刺鉄線がありましたウクライナでも注目された有事の際は守らねばいけない場所である原発攻撃があったと言われていますが小火器でのみだったようですお隣であるロシアと陸続きですからやはり滅多なことはできなかったでしょうしかしここは島国日本やろうと思えばやれるのではないかどんなに守ろうとしたって誘導ミサイルで攻撃されたら終わりロシアは「やる国」だということが今回のウクライナ侵攻で分かりましたリスクは少しでも減らしておくべきだと個人的に思いますこうして若い人が新しい目で切り取り取り上げて発信してくださることはとても有難いことですね思い出の場所2011年6月ここには猫がいたのですのこされた動物たち福島第一原発20キロ圏内の記録太田康介飛鳥新社(電子書籍のみです)
忘れられた動物たち 2022年03月26日 1年ぶりの福島です ... 続きを読む 1年ぶりの福島です 福島といっても広い猪苗代湖がある会津地方福島市や郡山市 大きい街がある中通りしかし私にとって福島は太平洋側の 浜通り地方 一択です長い間封鎖されていた大熊町の大野駅前通り11年の時を経て ようやく通れるようになりました約11年前の8月私はこの場所にいましたそして生涯忘れることのできない光景を必死で撮影していたのです「忘れられた動物たち」写真展代官山春花祭20224月29日 30日11時~17時代官山駅前 The CONOE代官山ギャラリースペース
永遠の しろさびの里 03 2022年03月05日 しろさびの写真のパネルを注文いただき ... 続きを読む しろさびの写真のパネルを注文いただき 写真を捜していたら捜すのを忘れてついついかれらの写真に見入ってしまいますあーもうもう。言葉にできない何とも言えないそんな気持ち分っていただけますかパネル作り頑張っています返事が来なくて不安になっている方々本当に申し訳ありませんただ今2月25日までにいただいたメール分を製作しておりますもし それまでにメールしたのに返事が来ていない方がいらっしゃったらお手数をおかけして申し訳ありませんがもう一度メールくださいませんか
ヤヨちゃん 2022年02月10日 ヤヨちゃんのきれいな写真が撮れました ... 続きを読む ヤヨちゃんのきれいな写真が撮れました ヤヨちゃんはケージの中でしか触らせてくれませんが現在10匹の中で一番私のことが好きなんじゃないかと思いますなぜならとにかく私のあとを追ってきます気が付いたら傍にいるかわいい子なんですでも撫でさせてくれません・・・ヤヨイ保護経緯はこちら↓ヤヨイ 待っていた猫 1ヤヨイ 待っていた猫 2ヤヨイ 待っていた猫 3ヤヨイ 待っていた猫 4ヤヨイ 待っていた猫 5ヤヨはうちの子になりましたもう暑さ寒さ空腹を心配することはありませんそれはヤヨだけでなく私が一番心配していたことでもあったのです
しろさびの里 「しろさびとまっちゃん」 2022年01月17日 小学館が運営しているペットサイト 「Petomorrow ペットゥモロー」 ... 続きを読む 小学館が運営しているペットサイト 「Petomorrow ペットゥモロー」 こちらのサイトに「しろさびとまっちゃん」を紹介していただきました「Petomorrow」今は もういないしろもさびももういない福島に行けば 必ず会えたのに愛くるしい しろツンデレの さびふたりで ひとつ誰もいない この地で生きてきたふたりは もういないもういないもう いないんですよしろさびとまっちゃん
福島の記憶 2021年12月04日 本日は大津市で行われた ... 続きを読む 本日は大津市で行われた アルピニストの野口健氏の講演に行ってまいりました今回のテーマは環境問題でタイトルは『富士山から日本を変える〜山から学んだ環境問題〜』たまにユーモアを挟んだ絶妙なトークで富士山の清掃のお話を主体としてあっという間の1時間15分でした(15分オーバー)野口氏は2011年当時福島第一原発20キロ圏内に視察に来られ短い時間でしたが一緒に活動したことがありその後NHKの「週刊ブックレビュー」という番組で拙書「のこされた動物たち」を紹介していただいたことがある方でしたお礼も兼ねて(10年後!)講演が終わってから控室を訪ねご挨拶させていただきました2011年6月21日福島第一原発20キロ圏内南相馬市小高区豚舎から逃げ出した豚たちが生きていました原発が爆発し人が消えてからすでに3か月以上が経っています豚舎に閉じ込められた豚たちは早々に死に絶え幸運にも逃げ出せた豚たちはあらゆるものを食べて生き残っていましたボランティアさんが持ってきていたドッグフードを美味しそうに食べる豚たちその様子を観察する野口氏(手前)豚たちはもっと餌が欲しいと私たちに訴えて来ますがかれらの食欲を満たせるほどの量は持っていなかったのですその日の夜かれらは殺処分されてしまいました豚たちは食べ物を求めて人がいなくなった家に入り込み屋内を荒らしまわっていたのでした一時帰宅で戻って来た住民たちは変わり果てた自宅を見てかなりのショックを受けたそうです死体が整然と並べられているこの光景を見てなんともやりきれない思いをしたことを10年経った今でもはっきりと覚えていますでも考えてみてくださいかれらは原発が爆発してもしなくても殺される運命の家畜ですどう足掻いても寿命を全うできない動物なのですこの地で牛や鶏や豚たちに出会って私が一番苦しんだのはこういうことだったのですのこされた動物たち(電子書籍版)
1年前の しろさびの里 2021年11月29日 寒くなりました ... 続きを読む 寒くなりました きっと しろさびの里も冷えていることでしょう寒くなると心も冷えてしまい元気がなくなってつい昔のことを思いだしたりしてしまいます1年前の12月2日さびはまだ生きていました私は暗くなってもなかなか帰る気も起きずさびと過ごしていましたこのまま連れて帰りたい衝動に何度駆られたことかしろがまだいる頃から本当に何度も何度も思ったのですでも出来なかったしろさびは飼い猫だったから・・・(ボランティア佐藤さん撮影)冷えた夜さびも土の下で寂しくしていることでしょう一番心を痛めているのは佐藤さん殺処分寸前のしろさびを保護しこの里に託した人そしてさびの死を期せずして確認した人さびの孫か ひ孫最低1匹はまだ生きているといいます佐藤さんが置いてくださっているフードで生きることができているのですしろさびの里里に置いてきた私の心の一部が早く来てくれと呼んでいるようなそんな気がしていますわたしたちねこはどんなかんきょうでもせいっぱい いきるんだよしろさびとまっちゃん