うちのとらまる

2002年、近所で生まれた野良の子「とら」と「まる」。飼い始めてその可愛さに魅了され撮影を始めました。今ではうちの猫「とらまる」だけでなく、過酷な条件で生きている外猫たちに少しでも力に成れればと思い、自分の活動を始めております。ご質問などございましたら otacats2@yahoo.co.jp こちらにお願いいたします。 2011年に起きた東日本大震災により、事故があった福島第一原発20キロ圏内の取り残された猫たちのために、現在も給餌活動を続けています。

カテゴリ: 希望の牧場

代官山「春花祭」情報です                                                                                                                    ... 続きを読む
代官山「春花祭」情報です
                                            
                                            
                                              
l2408-02
5月3日には

希望の牧場 代表の 吉沢さんが参加です

予定では14:00よりトークがありますよ



l9966-03


代官山「春花祭」

わすれられた動物たち 写真展

5月 3日 4日

11時~18時まで

場所はリンク先地図の5番



お待ちしていますね!




4月29日30日の二日間にわたって                                                                                                               ... 続きを読む
4月29日30日の二日間にわたって
                                             
                                              
                                              
開催された「忘れられた動物たち」写真展

盛況のうちに終了いたしました

ご来場いただいた皆様

まことにありがとうございました





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毎年行われていた代官山のお祭り「春花祭」

去年と一昨年はコロナのために中止

今年も開催が危ぶまれていましたが

なんとか規模を縮小して行われることになり

今回の写真展が実現したのです




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お洒落な街として有名な代官山ですが

駅前はとても地味






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テーマは何でも良いとのことでしたので

法人を解散し 代表の吉沢氏個人に引き継がれた

「希望の牧場」を少しでも支援できたらと




llotaQR2-02
11年が経ち今も尚 生かされている牛たちを

もう一度 思い出してもらおうと

タイトルを「忘れられた動物たち」に決定したのです




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2日目は福島から吉沢代表がおいで下さりました

朝 4時半に牛たちに餌を与えてから福島を出発

写真展開場の11時には到着

すごいパワーです

この行動力で

現在も牛たちは生きていくことができています




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吉沢氏の説明を熱心に聴く来場者の方々


二日間たくさんの来場があり

休む間もありませんでしたよ

とても嬉しいのですが くたびれました




lotaQR4
写真は希望の牧場だけではなく

多摩川の河原猫たち

びわこねこたちも加えさせていただきました



lタイトル
河川敷 びわ湖畔だけでなく

道端にいる猫たちに気づく人はたくさんいますが

その猫たちに手を差し伸べる人は少ない

そしてやがて忘れてしまう


そういう意味で福島の被災牛だけでなく

外で生きている猫たちも

同じことだと思ったのです

かれらが生きているのは

ほんの一部の人たちが

忘れないで手を差し伸べているから


他にも助けを必要としている動物たちは

たくさんいることでしょう

皆さんが関心を持つことで

かれらは生きていくことができるのです



「忘れられた動物たち」



またどこかで写真展ができたらと思います



ご来場くださった皆様

後援してくださったパルシステムさま

毎回 私を担当してくださるマルモさま

3日間 私を泊めてくれたカワカミくん

あと 甘いものを差し入れしてくださった方々

ありがとうございました



llびわこねこ名前入り本番
わすれないでね




今も生きている希望の牧場 218頭の牛たち                                                                                                             ... 続きを読む
今も生きている希望の牧場
 
218頭の牛たち
                                             
                                              
                                             
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いや 生かされている牛たち



l07843
ダグラスくんはドローンを使って撮影



l08218
私たちが普段見られない風景を

見せてくれることでしょう





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覚えてますか

震災の年に生まれ

吉沢さんにレスキューされた いちご

もう11歳になりました

餓死したお母さんの死体に

寄り添いながら生きていた子牛だった

いちごは繋がれていなかったので

草を食べながら生きていられたのです


メスのホルスタイン種の いちご

本来なら乳牛として搾乳するために

毎年強制的に妊娠させられ出産

それが5年ほど続き 乳の出が悪くなると

最後は肉牛として出荷され一生を終える牛でした

乳牛たちのこういう運命を知ると

いちごにとって原発事故は

むしろラッキーだったのではないかと思います




l08242
それも吉沢氏が

生かす助けると決断したからです

いちごは運の強い子でした

殆どの農家は殺処分を選びましたからね




l07824
ただ

生かすと決断したからといって

いいことばかりではありません




l0969
盲目の弱った牛


こういう弱った牛たちに

細やかなケアをしてやる余力がない

弱った牛たちは治療を受けることもできずに

死んでいきます




l0970
お尻をえぐられています

カラスは弱った者を見つけるのが上手い

カバーをかけてやるのですが

すぐにずれてしまうのです

そこをまたカラスがつつき出します



l07783
角の生え方がいびつで

放っておいたら目に届くところでした

除角をしますが

すべての牛にしてやれるわけではありません



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なぜかヤギまで面倒を見ています

牛たちの餌をちゃっかりいただいて

丸々と太っていました




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11年が経ちました

震災の年に産まれた子が11歳

長生きして20年生きたとして

あと9年生きるかもしれない

牛たちの牛生は

まだ折り返し点を過ぎて少し経ったくらい

年々 牛たちが死んでいくとしても

一気に頭数が減ることはありません

牛たちが本来の寿命を全うできるよう

吉沢さんの戦いは まだまだ続きます

どうか皆さまのご支援

よろしくお願いいたします



相双五城信用組合
浪江支店
店番:006
口座番号:0226330
名義:希望の牧場・よしざわ 吉澤正巳


あぶくま信用金庫
浪江支店
店番:005
口座番号:0305362
名義:希望の牧場 よしざわ 代表吉澤正巳





l4536
「忘れられた動物たち」写真展

4月29日(金) 30日(土)
11:00~17:00

THE CONOE 代官山ギャラリースペース
代官山駅徒歩1分



早朝に福島に到着して                                                                                                                      ... 続きを読む
早朝に福島に到着して
                                             
                                             
                                             
一番に向かうのが希望の牧場





l07943
なぜなら



l07930
朝は牛たちへの餌やりがあります

その様子を撮影するためには

朝一番に牧場を訪れる必要があります




l07870
毎朝毎朝

1年365日




l002
餌を与えます



l1347
震災前

牛は330頭いたといいます

原発事故が起こり 放置された牛への

交配コントロールができなくなり

自然に生まれた牛が約70頭

単純に計算して400頭もの数になるはずですが

神経質な牛たちは細やかな管理ができないと

様々な要因で死んでいきます

その他に殺処分を良しとしなかった

ほかの牧場の牛たちを引き受けたのが

数軒で約100頭あったりして

だいたいこの10年を300頭くらいの数で推移





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今年で11年が経ち




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震災前から生きている牛たちの中にも

寿命を迎える牛たちが出てきています

牛は15年~20年の寿命という

漠然としたことを聞いていますが

本当の寿命は正確には分かりません

ここに居る黒毛和牛は遅くとも30カ月で出荷

彼らはそれ以上生きることを許されていなかった





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最後まで生かしきって見せる

それが危険な原発を未だに使い続けている

国へ対しての俺の戦い

吉沢牧場長の意思は固い




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出荷もされなければ被ばくして殺処分にもならない

生きていられるのが当たり前の生活

そんな特殊な環境にいる肉牛たち

それはひとりの男の決断と

それをサポートしようとした人たちによって

支えられてきたのです




l07801
2022年3月現在

牛は218頭

経つ時間と共に風化していく

「忘れられた牛たち」

今まであった支援も時と共に減っていき

現在は吉沢さんの

貯えを切り崩しながら生かされています







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「忘れられた動物たち」写真展

4月29日(金) 30日(土)
11:00~17:00

THE CONOE 代官山ギャラリースペース
代官山駅徒歩1分



希望の牧場で飼われている猫というよりは吉澤さんのお姉さんの飼い猫 くいちゃんです                                                                                        ... 続きを読む
希望の牧場で飼われている猫

というよりは

吉澤さんのお姉さんの飼い猫
 
くいちゃんです
                                             
                                            
                                              
過去写真を見直していたら

可愛いのが出てきた




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2013年5月

新緑の頃のくいちゃん




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あ これは3月




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ちょっと寄り目のシャムMIX



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2012年11月


くいちゃんは現在も元気でいるようですよ











10年が経った牧場                                                                                                                       ... 続きを読む
10年が経った牧場
                                             
                                             
                                             
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春の暖かい日




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食事を終えた牛たちは

思い思いの場所で寛いでいます



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「なんだ おまえは」



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「こっちくんなよ」



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ちょちょっとだけ



ちょっとだけ近づいて撮影させてね




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「あーモウー(怒」

面倒くさそうに立ち上がり

場所を移動します

ごめんごめん

勘弁してね



この日は本当にのどかな日でした



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約10年前の

2011年4月17日

この日も のどかな日だったのです

しかし

牛たちの様子は全く違っていた





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2011年4月17日

牛たちがいると聞き

訪れた吉沢牧場




l8440
「決死救命を!」?

なんだこれは・・・

あとから分かるのですが

この言葉は 自衛隊のヘリが危険を冒して

原発の建屋に注水作業をしているのを見て

彼らが命を懸けて活動していることに

感動して描いたそうです





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牛たちが集まっているところに

足を踏み入れたら とんでもないことに




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私を見て餌を貰えると思ったのか

約100頭の牛たちが

こちらに向かって集まり出してきました

当時 牛に耐性がなかった私は

大慌てで車に乗り込み

牧場を逃げ出したのを覚えています


何も出来ないくせに

牛たちに希望を持たせてしまったことが

本当に申し訳なかった

恥ずかしい私の記憶です



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ガツン・・・

ガコン・・・


固いものが当たる音の方を見てみると




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戦っている雄牛がいた

何のために戦っているのかは分かりませんが

牛たちの自然な姿を見れたことに

少し感動してしまいました




私は

かれらは無気力で感情もそれほどなく

人間の言いなりになり

大人しく殺され肉となっていく

かつての私は思考停止していて

そんな風に思っていました

いや そう思おうとしていた




l04582
でも現実は違う

かれらは「何か」のために真剣に戦ったり

さまざまな表情を見せてくれます

「牛たちが自然な表情を見せてくれますー」



口で軽く言うのも申し訳がありません

その状態を維持するために

どれほどの労力が掛かっているか

そこにまで思いを馳せなければ




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吉沢さんは希望の牧場は 牛を生かし続けます

何故生かし続けるのか

その理由を覚悟を

是非 牧場を訪れて確認してみてください









希望の牧場まで移動しました                                                                                                                   ... 続きを読む
希望の牧場まで移動しました
                                         
                                           
                                             
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アー アー

カラスがお出迎え



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前々日に雪が降ったようです

気温は零下

寒々しい希望の牧場の朝です




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そんな中でも

吉沢代表 黙々と給餌中



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今朝入荷したレタスをどんどん与えます




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おいしい おいしい

牛たちは寒くても食欲旺盛

いや

寒いからこそ

たくさん食べなければいけません




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弱い牛は見ているだけ

強い牛が食べ終わるのを

待つしかないのです





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じゃあ 一服しよう

ストーブにでもあたりなさいよ




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トラックのタイヤホイール二個を

溶接して合わせた手作りストーブ

割った薪をどんどんくべます


最近はこれがいいんだよ

スティック状のミルクティー

暖かい飲みものを頂きながら

小一時間お話を聞く



現在250頭弱

震災前は何頭いたのか気になったので

尋ねると

もともとは330頭いて

最初の冬で80頭が犠牲になった

印象的だったのは

震災の翌月

餌をまともにやれなかった時に

ストックしてあった「おから」を

勝手に腹いっぱい食べた牛たち

そのうち20頭が死んだといいます



「おから」は食べ過ぎると

腹の中にガスが溜まって

死んでしまうことがあるそう



これら初期の犠牲を含め

現在まで死んだ牛は約250頭

そして他の農家から保護した約100頭

去勢手術が追い付かず

生まれてしまった牛が約70頭


330+100+70-250=250(現在の頭数)


ということになります


死んだ牛は殺処分されたわけではなく

どの牛も 病死 事故死

餌が食べられなくなったための衰弱死です




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凍結した給水機のチェック




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話を聞いているうちに

パイナップル(皮)が入荷

再び給餌作業に入ります



牛 どかない(笑)




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パイナポーまみれの

しやわせな牛さん





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浪江町の震災前の人口は

約21,500人

現在の居住者は1,500人


これは帰還してきた住民の数だけではなく

原発関係者や除染関係者など

あらたに住み着いた人間の数も

入っているということで

もとの浪江住民だけをカウントすると

さらに少なくなると思われます


世間では

すっかり忘れ去られつつある

原発問題

私たちの心の緩みを巧みに突いて

再稼働も少しずつ進められています

2011年から数年にわたって

動物たちが苦しんで苦しんで

死んでいったのを

もう忘れてしまったのでしょうか

希望の牧場は あの悲劇を

なかったことにさせないために

こんな世の中でいいのかと問うために

牛たちを生かし続けているのです















先日の希望の牧場頭数調査時に                                                                                                                  ... 続きを読む
先日の希望の牧場頭数調査時に
                                              
                                              
                                             

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なんかいた


楕円状の何かが

ちょこちょこと走ってる





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よいしょ よいしょ


ちょっとした崖を

一生懸命登ってた





l01003
よいしょ もうすこしだ





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ふー


登り切ったようだ





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その何かはウリ坊だった



ウリ坊たちは

牛たちの餌のおこぼれをいただき

逞しく育っています


太田さん

家に連れて帰ってウリ坊を育てたらどう?


と 吉沢さん


勘弁してください

大人になったウリ坊は散々見て来てます

とても街で飼えるもんじゃありません


朝夕出てくる

希望の牧場 牛たちの仲間

かれらもまた必死で生きています



本日の東京は雨 気分もイマイチですね                                                                                                              ... 続きを読む
本日の東京は雨
 
気分もイマイチですね
                                           
                                             
                                             
12月2日の希望の牧場は晴れ

こちらの画像映像を見て

そんな気分を晴らしてくださいね




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作業は昨日から始まっています

前日に牛たちを牛舎に集め

2日目の本日は牛舎にてチェック作業・・・

のはずが 牛たちは外にいます(笑)




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何を優雅に歩いてんの

さっさと牛舎に入らなきゃダメでしょ

0.1㌧の私10匹いや 10人分の巨体

よくもまあこれほど育ったものだ





l00717
よし行くか

牛追いのために放牧場に向かう

吉沢さんとボランティアの清水さん





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私は柴田さん(ラナさん)とタッグを組み

放牧場に向かいます

そして奥にいる方々は

福島県の家畜保健所の方々

毎年 保健所の立ち合いのもと

耳標をチェックし

頭数を調べていくのです


希望の牧場 保健所合わせて

10余名での作業になります





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広大な放牧場

前日 牛舎に誘導できなかった牛たちを

これから追っていきますが

これが一筋縄ではいきません

大変だった牛追いを

買ったばかりのカメラ(GoPro8)で

動画を撮ってみました

長いですけど お時間ある時にでも

見てやってください





ふー 歩いた歩いた

ボランティアさんたちの中には

2万歩越え(驚)した人もいましたよ






l00738
牛たちとにらみ合い

中には闘牛のように

前脚でザッザザッザと土を掻いてるのもいて

ちょとビビりましたが

人に向かって

突っ込んでくるような子はいませんでしたよ





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牛舎前では電気牧柵などを整備して

コースを作り

牛舎内に誘導するのです




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そとはいいわ~

だーれが ぎゅうしゃなんかに

はいるもんですか




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牛を追う吉沢さん




l00772
ほーう ほーう




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広い放牧場での誘導って本当に大変です




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大変だけど健康的です(笑)

来年は皆さんも参加してみればどうでしょうか

人数が居れば もっと簡単にできそうですよ

ただ 相手は大型動物ですから

危険と隣り合わせでもありますが・・・






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むしゃむしゃ


結局22頭が牛舎に誘導できませんでした

この子たちに

ずっと関わっているわけにはいきませんので

22頭は望遠鏡などで

耳標をチェックすることになったのです




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4~5頭ずつに区分けされた

牛たちの耳標番号を読み上げ

去年のデータと照合します





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ボランティアさんが読みあげていきますが

ボランティアさんたちも慣れたものです

もう10年が経とうとしていますからね




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清水さん何頭かを縛っています

何のために?




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何らかの原因で耳標が取れてしまった子に

再度 装着するためです

耳標は

両耳に付いていなければいけないと

そう決められているそうです





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震災の年

子牛で保護してきた「イチゴ」

元気ですよ

もうすぐ10歳になるのですね





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やたらに舌を出して

ペロンペロンしていた牛さん

かわいいです

ちなみにこの舌が「タン」になるのですね






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見落としがないか最後の見回りをしている

吉沢さんのお姉さん


地震によってできた亀裂や林の中

旧牛舎の片隅などで

死んでいる子が発見されることがあります





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チェック終了!

牛たちは解放されます





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やったー




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ん? もう終わったの?

牧場猫の くいちゃん





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日が暮れてしまった



朝7時から始まった作業もようやく終わりました

私はこのまま失礼して

しろさびの里へ向かいます



牧場関係者 保健所の皆さま

お疲れさまでした

牛たちは現在237頭

まだまだ生きられる子たちです



支援してくださる皆さんのおかげで

牛たちは生きていくことができています

これからもよろしくお願いいたします



問い合わせ先

希望の牧場ブログ



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午前7時半

きっとこの頃は朝の餌やりで忙しいはず

とりあえず休憩だ





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冬の雨は嫌い

濡れると どんどん体温が奪われていくから




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離れたところに ぽつーんと1頭

おまえはもうご飯を食べたの?

ちゃんとありつけたかい?




30分ほど休憩して

2カ所の餌場を回る

「えさ台」の解体などを済ませて

再び牧場へ




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雨の中

パイナップル(皮)をいただく


立派な角に目が行く

真ん中やその右側の子の角はいいですねえ

危険のないように

先端はカットしてあります



他の子は・・・




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片方が伸びて来ていて危ない感じ

このままいくと目に刺さってしまいます




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この子の角は両目に向かってる!

またいずれ除角しなければいけません

除角作業は牛も大変だけれど

人間も危険が伴います

できればしなくて済むようにしたいですが

そうもいかないのです





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ぷっ(笑)

なんだ子の角は

古いけど「シェー」してるみたい




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なーに わらってんだよっ!(怒)






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吉澤代表は来客に対応中だったので

お姉さんが代わりに作業を

野菜くずをあげていました




待ち時間を有効に使うために

他の場所をまわることに

お昼にもかかったので

赤間さんやボランティアさんたちと

お昼をご一緒させていただきましたよ




食事後 また牧場へ




あっちゃー また別の見学者が来てる

今度は外国人の団体さんだ

団体さんにくっついて

NHKの取材も入っていましたよ

そういやこの団体さん

赤間さんたちとお昼食べてたお店に来てた


暫く待って

やっと吉澤さんは解放されました

でも見学者の対応も大事な仕事の一つ

おろそかには出来ませんね





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お疲れさまでした!




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ヨルダンのお土産のスイーツ


なんか鳥の巣っぽいのがある・・・

甘そうに見えないけれど

しっかり甘かった(笑)



そう吉沢さんはヨルダンに行って来られて

前日に帰国したばかりでした

向こうで活動しているNGO団体の招待で

学校など数カ所で講演されたとか

ヨルダンも原発を導入しようとしているそうで

その危険性などを訴えて来られたのです

ただ紛争地帯である中東に位置する国です

周りの諸国は当然原子力というものには

非常に敏感になっています

なにせお隣には過激なイスラエルがあります

素人考えですが

現在は紛争当事国でないにしても

いつ飛び火するやもしれません

その時に攻撃対象になるのは・・・

その結果どうなるか・・・

さまざまな国を巻き込んで

進められる原発計画

今後どうなっていくのか目が離せません





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お土産頂いた

キーホルダーとボールペン5本も!





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さあ午後も頑張るか





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ちょうどキャベツが届いたところに遭遇

甘いキャベツ

牛にとってはご馳走でしょうね





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キャベツ パイナップル レタス 牧草ロール

牧場事務局が必死に方々に当たって

手に入れています





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私との話も早々に切り上げ

キャベツを牛に与えます

新鮮なうちにやらないとね





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雨ざんざん





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牛たち大喜び



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牛 あたまあたまー!(笑)

でも しやわせ






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作業はしばらく続きそうなので

そろそろお暇しましょう

吉澤さん お姉さんお疲れさまです


私は本日最後の場所

しろさびの里に向かって移動しました























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少し前ツイッターでお騒がせしていましたが

この場外乱闘は

希望の牧場さんは関係ありません

あくまでも私と「@cmk2wl」氏との

個人的なやりとりですので

ご承知おきくださいね

希望の牧場の牛たちがこっそり出荷され

市場に出回っているとか

牛が脱走して行方不明になるなど

個体管理が何もできていないとか

根も葉もないデマを拡散されて

さらには牛たちを

「いまさら!」殺処分したほうがいいなんて

書いているものだから

つい それは間違いですよと

ネットで仕入れた情報だけじゃなくて

現場に行けばいいのにと指摘したらーー

その気はまったくなさそうで

どうやらネットだけで

満足しておられる様子なんです

実際に行って見て体験している私より

ネットのほうが正しいと思い込み

もう反論反論で取り付く島なし状態

私が希望の牧場と結託して

情報を隠し

国民を陥れているとでも

思っているのでしょうかね

やっと生きることを許された

牛が出荷されるなんて私もド反対ですよ

もう何言っても聞く耳持たないので

相手しないようにしようかなと

思い始めて来ました


ただ間違った情報を拡散している以上

指摘はしていかないとという気持ちはあります

さまざまなことがあり

希望の牧場関係者や

支援している人たちのおかげで

生き永らえることができた牛たち

ここまで来るのにも

どれだけの人たちが関わって尽力したことか

それを

無知で真実を知ろうともしない

石頭さん一人のせいで

誤解する人たちが増えたんじゃ

堪ったものではありませんからね

今後は様子を見つつ

対応できるならしていこうと思っています



私も希望の牧場に

忖度している部分は全くないとは言いませんが

その時々で起きていることを

正直にそのまま撮影しブログに掲載したり

雑誌に掲載したりしています

希望の牧場も

してきたことすべてが

間違いじゃないとは言い切れません

代表の吉沢さん

サポートするお姉さん

運営する事務局

お手伝いするボランティアさん

支援してくださっているサポーターさん

皆さんが手を抜かず頑張っても

300頭余りの牛を生かすには

完ぺきとは程遠い状態なのです

しかし完ぺきではないにしても

震災初期の頃を除いて

もう8年以上

人に迷惑をかけることなく運営できているのは

凄いとしか言いようがありません

そんな希望の牧場を何とか維持していただくために

私は牛たちが生きている限り

出来ることで応援するつもりなのです



さて今回牧場に到着して

すぐ目に飛び込んできたのは




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どうしても出て来てしまう

「食い負け」する牛さんでした

こういう牛のために

何カ所にも分けて餌を置きますが

それでもなかなか食べられない子がいます

最近までそういういう弱い子は

牛舎に入れて囲って特別扱いをしていました

しかし以前にも書きましたが

弱い牛を囲っても

そこでさらに弱い牛が出て来てしまう

結局その子は弱っていき

最後には亡くなってしまうのです





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牛たちはペットではありません

何とか生かしたいけれど

弱いものは淘汰されるしかない

弱い牛はずっと死ぬまで弱い牛

かかりっきりでお世話をするしかありません

しかし今の希望の牧場の体制では

この子をケアしてやれるだけの

体力はないんです

もし何とかしてやりたいと

そう思う方がいらっしゃるなら

その方にお願いしたいくらい

自分は何もできないけれど

人にはちゃんとしろとは

私には言えません







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定期的に廃棄されるパイナップルの皮を

無料で頂いています

今までは特に気にもしておらず

流失していたパイナップルの汁

考えてみれば栄養満点のジュースです

飲んでもらわない手はありません

水槽は吉澤代表の手作り

こうして

少しでも牛たちの栄養状態を良くする

余すことのない工夫がされています






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おいしい おいしい

牛たちはズーズーと音を立てて飲みます



ああ・・・

牛タン・・・

私も震災前は大好きだったんだよなあ

ごめんね牛さん





そのころ

代表の吉澤さんが何をしていたかというと





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ガガガガ・・・・


昨年の台風で崩れた部分を補修中





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以前紹介した

ホイールローダーの修理も

このためだったそう

牛の世話だけでは成り立たない

牧場を維持するために

吉澤さんは休むことはありません






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とはいえ

来客があれば私のような者でも

もてなしてくださいます



「ほら ノンアルコールだよ」

いや すんません

私お酒はやらないし

そういう味も好きではないので

とお断りして

缶コーヒーをいただきました





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吉澤さんにお会いしてもうすぐ8年

長かったような短かったような

失礼ながら

やはり顔のしわが増えました

何軒かの農家さんが牛を生かしていますが

最初から牛を殺さないと決めたのは

希望の牧場だけ

吉澤さんは反原発のために

この生き証人である牛たちを

生かすことに決めたのです

生半可な気持ちじゃ8年続きませんし

これからも続くわけがありません

私はーー

原発反対はもちろんそうですが

ただ牛たちを犠牲にしてスッキリさせようとする

やり方が気に食わないことと

何よりも普段の彼らのこと

殺されて肉となってしまう

「家畜」という牛たち豚たち鶏たちのことを

もう一度皆さんに考えていただきたい

そんな気持ちで

希望の牧場を応援しているのです






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牛さん 牛さん

いったいどうしたの(笑)

何の意味があるのでしょうか

別に挟まっているわけじゃないです

そこから顔を出したかっただけみたい

やはり彼らの気持ちは

はかり知ることはできませんねえ

(実は頭や首を掻いてるんです)





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牛たちや私たちの未来のために

希望の牧場は存在しています

ここは誰でも来られる場所

疑問や知りたいことあるならば

是非 訪れて吉澤さんに尋ねてみてください

優しく丁寧に教えてくださいますよ




希望の牧場ブログ
お話をしっかり聞きたい方は上記ブログに飛んで
メールにてお問い合わせの上訪問してください
さらっとでしたら お留守じゃなければ
直接行っても大丈夫だと思います





















秋の希望の牧場です もう8度目の秋                                                                                                               ... 続きを読む
秋の希望の牧場です
 
もう8度目の秋
                                            
                                              
                                              
ここにいる牛たちは現在270頭ほど

たくさんの牛たちが死んでいき

たくさんの牛をレスキューしてきた希望の牧場

一番 頭数が多い時で350頭ほどですから

お金を生まない牛たちを支援金だけで生かして

8年経っても

この頭数で収めているのは凄いことです





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牛のお世話は

何と言っても餌問題




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特に今の季節は大変になります



春から夏にかけては自然に生える牧草がある

しかし冬は・・・





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冬の間を乗り切るために

毎年毎年 頭を痛める餌の確保





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この日も手に入れた藁をストックしておくために




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藁ロールをラップする作業をしておられました






見ていて飽きない(笑)




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こうしておけば雨に晒されても安心

鮮度も維持できますね






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作業が終わった後

少しお話を聞く



丁度この日は両足を切断しながらも

6年生きた「ふくちゃん」が安楽殺された二日後



殺処分反対 終生飼育を掲げて始まった

希望の牧場の活動

自然死か安楽死か

寝たきりになったとはいえ

ペットでもない黒毛和牛のふくちゃん

安楽殺させていいものかどうか

私のような外野をも巻き込んで

牧場内で意見が分かれ紛糾しました

結果は今回のみ「特例」で安楽殺することに

理由は「ふくちゃん」と名付けて

最初に特別扱いしてしまったから


この8年間

何のケアもされずに死んでいった牛たちが殆どで

いちいちケアするほどの人手も資金もないのです
(その中でも余裕がある時はケアしたこともありました)

8年間

ほとんど一人 二人で世話をしてきた人たちの判断は

私たち外野には意見を言えるような

そんな余地はないのかもしれません

この日お会いした吉澤さんの顔色は良くなく

お疲れ気味の表情もくもりがち

牛たちの寿命は20年ともいわれ

まだまだ続く保護活動のこの先を思うと

心配になってしまうのです




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牛たちは

自分たちが選ばれた特別な存在とも知らずに

当たり前のように食べ生きています





希望の牧場

よろしければ是非一度訪れてみてください