うちのとらまる

2002年、近所で生まれた野良の子「とら」と「まる」。飼い始めてその可愛さに魅了され撮影を始めました。今ではうちの猫「とらまる」だけでなく、過酷な条件で生きている外猫たちに少しでも力に成れればと思い、自分の活動を始めております。ご質問などございましたら otacats2@yahoo.co.jp こちらにお願いいたします。 2011年に起きた東日本大震災により、事故があった福島第一原発20キロ圏内の取り残された猫たちのために、現在も給餌活動を続けています。

カテゴリ: 福島

年の初めの麦くん便りです                                                                                                                    ... 続きを読む
年の初めの麦くん便りです
                                             
                                             
                                              
今年も送られてきた麦くん便り

毎年お正月に送ってくださる里親さま

これが嬉しいです




麦くんは福島に通っていた

2015年10月に

常磐道 友部サービスエリアで保護した子

その名はユウ



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保護して うちにいた頃

もう かわいいのなんのって!

こんなかわいい子だから

すぐに里親さんが決まりまして



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ユウちゃんは麦と名前を変え

若き女性に引き取られていったのです




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その後 2019年

女性はご結婚をされ 麦に弟ができました



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弟と仲良くTV鑑賞
(2021年お正月に送られてきた写真)



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弟に勉強を教えています!
(2022年お正月に送られてきた写真)



そして今年です




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麦 2023年版



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弟に続いて

麦に妹ができました




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弟はこんなに大きくなりましたよ



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お兄ちゃんが撫でられていてどうするの(笑)

でもこうして猫に触れながら

成長するっていいですよね





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麦は幸せ


来年のお正月には

また成長した弟妹と

やさしい猫 麦を見られることでしょう


それが楽しみです




さびが富岡町にやって来たのも                                                                                                                  ... 続きを読む
さびが富岡町にやって来たのも
                                             
                                             
                                              
当然しろと同じ2013年6月

ふたりは姉妹でした




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一般的に さび柄の子は賢いと

そう言われているのが分かるような子







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好奇心旺盛

さびはこの土地にすぐに順応し

狩りを始め

何でもひとりで始めることができ

しろはさびにくっついて

いろいろ学んでいたような気がします





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さびは しろのお姉ちゃんという立場が

誰から見てもすぐに納得できる

そんなしっかりものの猫でした





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さびの性格が少し変わってきたのが

2017年に入ってすぐの頃

子どもを2回出産してからです

まずは子どもたちが3カ月を過ぎると

寄せ付けなくなりました

母を慕って近寄る子供たちを追っ払うのです




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そしてそれは しろにも向けられました

しろはさびが大好きだったので

一緒に居ようとしますが

さびはしろを攻撃するようになったのでした




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子どもを独り立ちさせようとする母親

野性の世界ではよくあること

野性の心が残っていたさびには

当たり前のことだったのでしょう


妊娠しなければ

子どもを産まなければ

自然の中で暮らさなければ


避けられたことだったかもしれません



猫に関しては犬と違い

まだまだ自然に任せ

自由に外で生きる方が幸せだと

そういう考えでおられる方が多いです

確かに猫が野生動物だったなら

私も猫に関わることは無かったかもしれません

同じようにいたタヌキ キツネ ハクビシン

アナグマ アライグマ ネズミ イノシシなどには

手を出さないようにしていましたから




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しかし猫は明らかに違う

野性を残すさびだって

人から餌をもらって生きていて

狩りが上手いといってもそれだけでは

生きていくことなどできない

野生動物から程遠い生き物なのです


でも

ほんの少し残っていた野性の心が

周りの猫たちの運命を変えてしまった

さびによって追い払われた子供や孫たち

どこへ行ったのか行方は分かりません

辛うじて私が保護した4匹の孫たちのみ

現在も生きています




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しろも結局 行方知れず

さびは一人ぼっちになりましたが

それはさびが望んだこと

彼女は本能に従って

当たり前に生きたにすぎません



「ここはわたしのなわばり」



皆がいなくなった しろさびの里は

さびひとりのものとなり

さびはご機嫌で生きていました

野性の心を持っていたとはいえ

人間に対する態度は誰にも甘えん坊で

飼い猫そのものでした





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私が撮影した さびの最後のカットの中の1枚



バイバイさび

また来るからね



そう呟いて帰ったのが最後の別れでした



さびは2021年8月1日亡くなりました

発見したのはしろさびを富岡町に

連れて来て下さったボランティアさん

病気で弱っていたわけでもないさび

誰かと戦ったのかもしれません

雨に濡れた身体の首のあたりに

少し血がにじんでいたような跡がありました

自然の中で生きていたことでの死

もし家の中で飼われていたら

ここでも たら れば が出てしまいます

それを言っても もはやどうしようもないこと

さびは自分の猫生を全うして死にました

それはきっと後悔など微塵もない

さびの生き方だったのでしょう





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さよなら しろさび













福島県双葉郡富岡町                                                                                                                       ... 続きを読む
福島県双葉郡富岡町
                                             
                                             
                                             
しろとさびが富岡町にやって来たのは

2013年6月



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私が初めて会ったのが7月4日

殺処分をぎりぎり免れて

ここにやってきたことも知らずに

しろは無邪気に走り回っていました




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2016年

3歳になったしろ



外で飼われていることに

少し抵抗を覚えましたが

ここは通常の場所ではない

原発20キロ圏内

車もほとんど通らないところ




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外を自由に駆け回るしろを見ていて

しろはきっと幸せなんだろうと

自分に言い聞かせ

このままずっと何ごとも起こらないで

幸せに暮らしてくれることを願っていました



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しろは好きな時に外に出て

好きな時に家の中に入れました



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誰にでも良く馴れ

たまにしか来ない私のような者にも

よく懐いてくれました




飼い主さんとの考え方の違いで

避妊手術ができず

やがてどこから来たオス猫と結ばれ

しろとさびは同じ時期に2回のお産をしました

2回目のお産をした時

しろは さびの子どもたちも引き受けることになり

自分の子どもたちも含め

10匹ほどの子どもたちを育て上げました



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そのことにより しろの身体はやせ細り

ぼろぼろになってしまいました



このままではしろは死んでしまうと

飼い主さんを説得

そして富岡町にいたら管理も出来ないから

しろはうちに来てもらって療養してもらい

体力が回復したところで避妊手術もして

必ず富岡町に戻すことを約束して保護したのです




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予定は3週間

まずは手術に耐える身体になってもらうため

最初の1週間半はひたすら栄養を付けてもらう




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そして避妊手術をし

残りの1週間半を術後の療養に当てました




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うちのまるとは仲良くしてくれましたが

とら とは微妙

でも居候ということが分かっているのか

決してケンカにはなりませんでした




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残念ながら うちのシロとも相性いまいちで

仲良く しろシロ2ショットは撮れませんでした

ケンカはせずお互い避けてる感じでした



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しろはどんどん回復してきました



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ちょうど保護していた

オレオとマイラとも仲良く




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ふっくらしてきています



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抜糸も終わり手術の痕も消えつつあり

お別れの時期が近づいてきました


何度

何度このままうちの子にと

そう思ったか分かりません

しかし しろには飼い主さんがいる

これはどうしようもないことでした




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しろ

さびが待ってるから帰ろうか

仲良しの犬の石松も待ってるし



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ケージに入る練習もバッチリ


よし 帰ろう!




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いしまつ ただいま!



パニックになると困るので

周りの環境をしっかり把握するために

ケージから直ぐには出さずに

様子を見ることにしましたが

しろはまったく問題はありませんでした




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さびちゃん ただいま!



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ダチョウのももちゃん ただいま!



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んー おちつくなあ



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ここが あたしのおうち


しろは富岡町に戻りました





これから5年後の2020年

しろは突然行方不明になります

しばらく捜してみましたが

現在も見つかっておりません




たら れば を思えばきりがありませんが

しろは私の心の中で

ずっとしこりとなって残っている

愛しい猫なのです




覚えていらっしゃいますか                                                                                                                    ... 続きを読む
覚えていらっしゃいますか
                                            
                                             
                                              
今年の3月に福島に行ったのですよ

その時に一緒に行ったのが

日系ブラジル人3世のダグラスくん

映像ジャーナリストを目指している人物です

今のところまだ仕事にはなっていませんが

きっといいものを録ってくれると

一緒に福島に行ったわけです


あれから5カ月

プロじゃないんだから

あまりせっついてもどうかと思い

ずっと黙って待っていたんですよ

でも 作ってます! 編集してます!

という話は風の噂で聞くけど

完成したという連絡が来ない

どないなっとるんやと

ついにしびれを切らして

昨日 連絡して

今日呼び出してみたわけです




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撮ってるダグラスくん


で 会って問い詰めてみたら

もうすぐ本編が出来上がります!

ということらしい


そっかもうすぐ出来るのね

もうちょっと早く出来たらいいよね

それとその予告編になるような

ショートバージョンを作ったほうが良いと

ぼく言ったよね


あー えっと

できてはいるのですが まだもう少し・・・

日本語にするとか やることがあって・・・


なんや 出来とるんかい!

はよ

はよ見せてよ!


つってその場でyoutubeのリンクを聞き出し

やっと見ることができました

・・・・・・・

ええやん・・・

ほんとアマチュアなの?

こんなの私 逆立ちしても作れないよ



ということで見てあげて下さい

3分程の作品になっています





the scars



良かったわー



本編をなるべく早く

完成させることを約束してもらって

今日のところは解放してあげました

センスありますよね

今後が楽しみです







lフサ子タイトルポスター角
こちらもよろしく!



じつは                                                                                                                             ... 続きを読む
じつは
                                            
                                            
                                             
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私も好かれていたのですよ


というか

しろさびは誰でも好きでした



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ああ しろ しろ

大好きだった




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もちろん さびも大好きだった




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大好きな しろさび

また会えるのを楽しみにしているよ











しろ さび 散歩いくべ                                                                                                                     ... 続きを読む
しろ さび 散歩いくべ
                                              
                                              
                                              
今日は

松村さんちの おじいちゃん(故人)と散歩です




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しろさびは おじいちゃんのことも大好きでした



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今ごろ 天国で

おじいちゃんに甘えているかもですね




今晩 深夜バスで東京に向かいます

初めての利用でワクワクしています

何といっても

いつもなら眠い目をこすりながら

自走していましたが

寝ながらにして東京に行けるのです

素晴らしい!





スモール3945kirinuki
R.I.P
レスト イン ピース
しろさびとまっちゃん


ちょっと調子が悪いです                                                                                                                     ... 続きを読む
ちょっと調子が悪いです
                                             
                                             
                                              
身体じゃないんです

心の調子が悪い

ウクライナのことが

もう気になってしょうがないんです

外の猫たちのために動かねばと思っていますが

うちの猫たちのことで精一杯になっています



それと





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月末に行事がありまして

のこされた動物たちがテーマなんです

現在その準備をしています





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ここは柴犬ロードと呼ばれた

大熊町の大野駅前通り



行事の準備で出てきた写真

いや これは使わないのですけどね




あーもう

ウクライナは何とかならんのか

マリウポリの製鉄所に残された兵士たち

かれらを救う手段はないのか


ロシア軍の非道さは目に余るものがあります

もう軍でも何でもない

民間人を油断させ

背後から射殺など考えられない

ロシアの軍紀はいったいどうなっとるのか

殺人や強盗やレイプをする盗賊団じゃないか

曲がりなりにも大国と言われている一国の国軍が

これほど質が低く悪いとは思わなかった

戦争が兵士を狂わせ堕ちていくことは

かつてもあったことでしょう

しかしまだ余裕のある戦争初期の段階で

民間人を殺しまくり

家や仕事場に押し入り

酒を飲み 物を盗むとは

最初から兵士の教育が出来ていない証拠

いったいロシアという国はどういう国なんだ



こんな時にこそ とらまるがいてくれたらと思う

かれらを抱っこすることによって

私のバグった心は浄化されるはずなんだ




スモールだめだこりゃ
あーもう ふたりの間に挟まりたい!



せんちゃんの命日です                                                                                                                      ... 続きを読む
せんちゃんの命日です
                                             
                                             
                                              
せんちゃんは




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2011年12月

初めて大熊町で会った猫



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大熊町の山側に入って行って

これ以上行っても民家はないという

一番 山側のおうちに ぽつんといました


洗濯機の上にいたから せんちゃん

でも洗濯機じゃなくてロッカーだった



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それ以降気になって

福島に行くと

このお宅に必ず寄るようになり

かなりの確率で

せんちゃんは私を待っていたのでした




当時 私にはこの子を保護する体力はなく

餌を置いて帰るのが精一杯

申し訳ないと思いながらも

どうすることも出来なかったのです




年が明け 約半年が経ち

2012年5月




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東京の猫ボランティアさんと行動した時に

偶然に せんちゃんに遭遇

山の中では生きていけないと思ったのか

かれは県道の方まで降りてきていました


ボランティアさんは迷わず捕獲器を設置

せんちゃんを保護してくれたのです




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誰かと戦ったのか

首に怪我をしていたせんちゃん

この半年 大変な思いをして

生きてきたのでしょう


もう大丈夫だよ

一緒に東京に帰ろう

この子を幸せにするんだと

私は覚悟を決めました




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せんちゃんは人馴れしていました

きっとあの家の人にご飯を貰って

生きていたのでしょう






まだ おっかなびっくりだけど

それでも勇気を出して

ケージから出て来てくれました




sen
ほどなく触れるようにもなり




sensen
あっという間に

ここまで懐いてくれました


やっぱり せんちゃんは人間と暮らしたほうが良い

そう確信しましたよ




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なあ せんちゃん

人間と居るほうがいいよな?




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一緒に寝ることも出来たのですよ

やがて里親さんも決まり

行くまでの間

最後のお世話を楽しんでいたところ




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せんちゃん窓を開けて脱走

まさか こんなことになるとは


馴れてきていたとはいえ

外に出たせんちゃんは手では捕まえられず




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3日後

なんとか再保護

いやいや良かった




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再保護した せんちゃんは

ますます甘えん坊になっていました




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しかし せんちゃんを

うちで飼うわけにはいかなかった

今なら迷わず飼えたのだけど

当時は無理だった



せんちゃんを連れて大阪へ




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ぼくはどこにいくの


やさしい里親さんちだよ

きっと可愛がって貰えるよ


せんちゃんは 私のブログを見た人が

見初めてくださいました








そして3年の月日が流れ









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せんちゃんはうちに帰ってきました


里親さんが身体を壊し

せんちゃんも身体を壊していて

もう面倒が見られないということでした




この時すでに

せんちゃんの身体は限界に来ていたようです



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せんちゃんは うちに来て3日後

亡くなりました




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せんちゃんのお骨は

故郷に返すことにしました

いつもいた大熊町のお宅の

裏の林に埋葬







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せんちゃんをどうすれば良かったのか

保護とはどうすることなのか

いろいろ考えるきっかけをくれたせんちゃん


その後も何度かここを訪れ

せんちゃんがいるのではないかと

姿を捜してしまう私がいるのです






そう あの日も良いお天気でした                                                                                                                 ... 続きを読む
そう あの日も良いお天気でした
                                              
                                              
                                              
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今はローソンが再開されて

向かいのコメリは違う会社になってしまいましたが




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2011年11月26日

震災から8カ月経っても

救いを求めている

しかし

怖くてこちらに近寄れない

忘れ去られた犬が確かにいたのです







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「忘れられた動物たち」写真展

4月29日(金) 30日(土)
11:00~17:00

THE CONOE 代官山ギャラリースペース
代官山駅徒歩1分




2011年7月2日                                                                                                                          ... 続きを読む
2011年7月2日
                                             
                                             
                                             
福島にきて3か月が経ち

たくさんの絶望を目の当たりにしていて

先が見えない中 もがいていた頃です

それでもまだ少しは希望が持てた一瞬がありました

富岡町の国道沿いにあった電気量販店




sanndennki
そこにはまだ牛たちが自由に動き回り

生きている喜びを噛みしめていました


しかし

この牛たちはその後

国の命令に従い殺処分されていくのです






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「忘れられた動物たち」写真展

4月29日(金) 30日(土)
11:00~17:00

THE CONOE 代官山ギャラリースペース
代官山駅徒歩1分



猫がいた                                                                                                                            ... 続きを読む
猫がいた
                                            
                                            
                                             
猫はこの場所に確かにいたのです



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2022年




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2011年9月3日 双葉町

まだ20キロ圏内は殆どが停電で

信号も動いていなかった

そんな中

一匹の猫が通りを横切って行きました


この時 助ける力を持っていなかった私は

何とか生き延びてくれと

餌を置いて行くのが精一杯だったのです





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「忘れられた動物たち」写真展

4月29日(金) 30日(土)
11:00~17:00

THE CONOE 代官山ギャラリースペース
代官山駅徒歩1分



彼らはここにいたのです                                                                                                                     ... 続きを読む
彼らはここにいたのです
                                             
                                            
                                            
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どうしてたすけてくれないの




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どうしてたすけてくれなかったの







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「忘れられた動物たち」写真展

4月29日(金) 30日(土)
11:00~17:00

THE CONOE 代官山ギャラリースペース
代官山駅徒歩1分




今も生きている希望の牧場 218頭の牛たち                                                                                                             ... 続きを読む
今も生きている希望の牧場
 
218頭の牛たち
                                             
                                              
                                             
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いや 生かされている牛たち



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ダグラスくんはドローンを使って撮影



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私たちが普段見られない風景を

見せてくれることでしょう





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覚えてますか

震災の年に生まれ

吉沢さんにレスキューされた いちご

もう11歳になりました

餓死したお母さんの死体に

寄り添いながら生きていた子牛だった

いちごは繋がれていなかったので

草を食べながら生きていられたのです


メスのホルスタイン種の いちご

本来なら乳牛として搾乳するために

毎年強制的に妊娠させられ出産

それが5年ほど続き 乳の出が悪くなると

最後は肉牛として出荷され一生を終える牛でした

乳牛たちのこういう運命を知ると

いちごにとって原発事故は

むしろラッキーだったのではないかと思います




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それも吉沢氏が

生かす助けると決断したからです

いちごは運の強い子でした

殆どの農家は殺処分を選びましたからね




l07824
ただ

生かすと決断したからといって

いいことばかりではありません




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盲目の弱った牛


こういう弱った牛たちに

細やかなケアをしてやる余力がない

弱った牛たちは治療を受けることもできずに

死んでいきます




l0970
お尻をえぐられています

カラスは弱った者を見つけるのが上手い

カバーをかけてやるのですが

すぐにずれてしまうのです

そこをまたカラスがつつき出します



l07783
角の生え方がいびつで

放っておいたら目に届くところでした

除角をしますが

すべての牛にしてやれるわけではありません



l08263
なぜかヤギまで面倒を見ています

牛たちの餌をちゃっかりいただいて

丸々と太っていました




l07950
11年が経ちました

震災の年に産まれた子が11歳

長生きして20年生きたとして

あと9年生きるかもしれない

牛たちの牛生は

まだ折り返し点を過ぎて少し経ったくらい

年々 牛たちが死んでいくとしても

一気に頭数が減ることはありません

牛たちが本来の寿命を全うできるよう

吉沢さんの戦いは まだまだ続きます

どうか皆さまのご支援

よろしくお願いいたします



相双五城信用組合
浪江支店
店番:006
口座番号:0226330
名義:希望の牧場・よしざわ 吉澤正巳


あぶくま信用金庫
浪江支店
店番:005
口座番号:0305362
名義:希望の牧場 よしざわ 代表吉澤正巳





l4536
「忘れられた動物たち」写真展

4月29日(金) 30日(土)
11:00~17:00

THE CONOE 代官山ギャラリースペース
代官山駅徒歩1分



もう行かなくていいのに                                                                                                                     ... 続きを読む
もう行かなくていいのに
                                              
                                              
                                             
今年も来てしまった





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ヤヨの里



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ここはかつてヤヨがいた



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ヤヨはひとりぼっちで

「えさ台」のフードを食べながら生きていた



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去年 「えさ台」の取り外し時に現れたヤヨ



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疥癬に罹っていて

毛が禿げて険しい顔をしていたヤヨ



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1年経って

かわいい飼い猫になりましたよ



yayo
ケージの中での食事中時のみ

撫でることができます



同時期に保護した

びわこねこの チャオと仲良し





l1239
去年あの時 出て来てくれなかったら

私はずっと気にしながら

後悔しながら生きていたことでしょう



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私から つかず離れず

微妙な距離を保ちながらついてくるヤヨ

つくづく保護して良かったと思っています





早朝に福島に到着して                                                                                                                      ... 続きを読む
早朝に福島に到着して
                                             
                                             
                                             
一番に向かうのが希望の牧場





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なぜなら



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朝は牛たちへの餌やりがあります

その様子を撮影するためには

朝一番に牧場を訪れる必要があります




l07870
毎朝毎朝

1年365日




l002
餌を与えます



l1347
震災前

牛は330頭いたといいます

原発事故が起こり 放置された牛への

交配コントロールができなくなり

自然に生まれた牛が約70頭

単純に計算して400頭もの数になるはずですが

神経質な牛たちは細やかな管理ができないと

様々な要因で死んでいきます

その他に殺処分を良しとしなかった

ほかの牧場の牛たちを引き受けたのが

数軒で約100頭あったりして

だいたいこの10年を300頭くらいの数で推移





l07789
今年で11年が経ち




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震災前から生きている牛たちの中にも

寿命を迎える牛たちが出てきています

牛は15年~20年の寿命という

漠然としたことを聞いていますが

本当の寿命は正確には分かりません

ここに居る黒毛和牛は遅くとも30カ月で出荷

彼らはそれ以上生きることを許されていなかった





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最後まで生かしきって見せる

それが危険な原発を未だに使い続けている

国へ対しての俺の戦い

吉沢牧場長の意思は固い




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出荷もされなければ被ばくして殺処分にもならない

生きていられるのが当たり前の生活

そんな特殊な環境にいる肉牛たち

それはひとりの男の決断と

それをサポートしようとした人たちによって

支えられてきたのです




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2022年3月現在

牛は218頭

経つ時間と共に風化していく

「忘れられた牛たち」

今まであった支援も時と共に減っていき

現在は吉沢さんの

貯えを切り崩しながら生かされています







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「忘れられた動物たち」写真展

4月29日(金) 30日(土)
11:00~17:00

THE CONOE 代官山ギャラリースペース
代官山駅徒歩1分



1年ぶりの赤間さんちです                                                                                                                    ... 続きを読む
1年ぶりの赤間さんちです
                                              
                                              
                                              
前回は疥癬にかかったヤヨを保護して

レボリューションを塗ってもらったんだっけ

ヤヨは元気にしていますよ




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ボランティアで来ている

一部の人たちを人たちを除いて

世間から「忘れられた猫たち」がいました



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11年経っても猫たちはいなくなりません




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散歩に同行させていただきます



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今回はダグラスくんが撮影

私はお散歩係

犬の扱いが慣れていないので

私でも何とかなる子をお願いしたら

チワワきた

複雑な気分だったけど安心感半端ない(笑)




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家のすぐそばには

未だに帰還困難区域があります




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ムービーの撮影は大変そう




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落としたら・・・

えらいことになるでしょうね(笑)





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年老いた犬の周りは

ゆっくりと時間が流れます




2011年より置き去りにされてしまった動物たちを

見捨てられずに保護し続けてきて

保護活動家に有りがちな主義主張などを

熱弁することもなく

淡々と行動されている赤間さん

この活動によって

何匹の犬猫たちが救われてきたことか

11年が経って

赤間さんは少し疲れているように見受けられましたが

気力を振り絞りながら活動を続けておられます






「忘れられた動物たち」写真展

4月29日(金) 30日(土)
11:00~17:00

THE CONOE 代官山ギャラリースペース
代官山駅徒歩1分

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双葉町 帰還困難区域                                                                                                                       ... 続きを読む
双葉町 帰還困難区域
                                             
                                              
                                             


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以前も訪れたことのある養鶏場

原発の真横にあります



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事務所には2011年3月のカレンダー

場所が場所だけに

事故当時はいち早く避難したことでしょう




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そして鶏たちは置き去りにされたのです




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それはそうでしょう

何千羽もいた鶏たちを逃がすなんて

到底できるはずもない




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当然 鶏たちは餓死していきました




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でも

鶏たちは原発事故があろうがなかろうが

どちらにしても地獄

陽の光を一生見ないまま ここで卵を産み続け

死んでいくのです




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私は知らなかった

いや 知ろうとしてこなかったことが

この原発事故によって知ることができたのです

スーパーに並べられているお肉や卵は

牛たち 豚たち 鶏たちが

人間のために命を捧げてくれているということ


「だから感謝していただきます」


そんな軽い言葉で彼らの命を奪うことに

11年前から疑問を感じ続けているのです






のこされた動物たち――福島第一原発20キロ圏内の記録
太田康介
飛鳥新社

電子書籍のみになっています


去年の3月に訪れて以来 1年ぶりの福島です                                                                                                           ... 続きを読む
去年の3月に訪れて以来
 
1年ぶりの福島です
                                             
                                             
                                             
滋賀から一気に走って11時間

さすがに遠いですね

もう東京にいた頃のように

頻繁には来られなくなってしまいました



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今回は双葉町の許可を得て

帰還困難区域に入らせていただきました

何年かぶりの福島第一原発


東北で大きい地震があった約1週間後

第一原発には ほぼ影響はなかったようで

許可が取り消しになるようなことは

ありませんでした



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日系ブラジル人3世ダグラスくん

頑張って撮影してもらっています



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平穏なのは上辺だけなのかもしれません

内部では溶けた燃料棒を取り出すために

必死に作業をしているのでしょう




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震災前まではただのフェンスしかなかったはず



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現在は物々しい有刺鉄線がありました

ウクライナでも注目された有事の際は

守らねばいけない場所である原発

攻撃があったと言われていますが

小火器でのみだったようです

お隣であるロシアと陸続きですから

やはり滅多なことはできなかったでしょう

しかしここは島国日本

やろうと思えばやれるのではないか

どんなに守ろうとしたって

誘導ミサイルで攻撃されたら終わり

ロシアは「やる国」だということが

今回のウクライナ侵攻で分かりました

リスクは少しでも減らしておくべきだと

個人的に思います



l1145
こうして若い人が新しい目で切り取り

取り上げて発信してくださることは

とても有難いことですね




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思い出の場所




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2011年6月



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ここには猫がいたのです






のこされた動物たち――福島第一原発20キロ圏内の記録
太田康介
飛鳥新社
(電子書籍のみです)




1年ぶりの福島です                                                                                                                       ... 続きを読む
1年ぶりの福島です
                                             
                                             
                                             
福島といっても広い

猪苗代湖がある会津地方

福島市や郡山市 大きい街がある中通り

しかし私にとって福島は

太平洋側の 浜通り地方 一択です




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長い間封鎖されていた

大熊町の大野駅前通り

11年の時を経て ようやく通れるようになりました




l2352-20140728-02
約11年前の8月

私はこの場所にいました

そして

生涯忘れることのできない光景を

必死で撮影していたのです




「忘れられた動物たち」写真展

代官山春花祭2022
4月29日 30日
11時~17時
代官山駅前 The CONOE代官山ギャラリースペース



東京は雨から雪にさぶいさぶい30数年振りに会えた人が居ましたOLさんから大学行き直して大学の先生になった人偉いなあほんと凄いですさて今回の旅もあと少し今日の雪で少し予定が変わったけど明日は池袋行って映画を観ます関西でやっていたのを見逃した「私は白鳥」羽を怪我 ... 続きを読む
東京は雨から雪に

さぶいさぶい



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30数年振りに会えた人が居ました

OLさんから大学行き直して

大学の先生になった人

偉いなあ

ほんと凄いです




さて今回の旅もあと少し

今日の雪で少し予定が変わったけど

明日は池袋行って映画を観ます

関西でやっていたのを見逃した

「私は白鳥」

羽を怪我して飛べなくなり

仲間と一緒に北へ帰れなくなった白鳥と

白鳥に成りきって

その白鳥を守り続けた男性の

ドキュメンタリー映画です





DSC_0981
早朝から駆けずり回った

今回の福島での撮影も上手くいって

あとはダグラスくんの編集を待ちます

皆さんにもお見せできると思いますよ

お楽しみに!