チビに招いてもらって それで終わりにするには何か寂しく


その後も 私はゆっくりとしたペースで お寺に通っていました 


幸福の招き猫のお寺


行けば必ず猫がいて 癒される場所だったのです





2003年冬のある日 チビを飼っておられる花屋さんが騒がしい


何事ですかと尋ねると お店の裏に案内された



うちのとらまる


しろいねこが2匹 段ボール箱に入れられて捨てられていました・・・


体の大きさから言って もう子猫ではありません


2匹とも怯えて固まっています


この写真の状態で捨てられていたのです



ここ十数年は捨て猫はなかったそうでしたが


残念です



花屋さんと私は里親さんを さっそく探すことにしました


ひとり 私の仕事先の編集者の女性が名乗り出てくださいまして


この二匹の猫を見に来ていただくことに


しかし彼女が見に来た時には 一匹が脱走して花屋さんの建物の縁の下に


入って出てこなくなってしまっていました



女性は2匹とも引き取ることも辞さないつもりでしたが


数日たっても目処が立たないので


写真の後ろにいる方の猫を引き取ることになったのです



うちのとらまる



名前は白猫の「クロ」


冗談で私がつけた名前をそのまま使ってくださいました


現在は広島市で元気に暮らしています





そして残ったもう一匹は


結局 花屋のご主人が引き取られ


会えればラッキー 幸せがやってくるという 招き猫「ミック」になったのです



うちのとらまる


ミックは先輩猫チビを立てて 決してでしゃばらず


怖がりだった性格も克服し


元気に境内を走り回る子になったのです