私が初めて牛舎を訪れた時

牛たちはこういう状態でした








この時 私にはどうすることもできず

ただ撮影するしかなかった








そして




翌日ボランティアの方々と協力して

水を与え 餌を与えました












渇ききった牛たちを

満足させるには たいそう骨が折れました


約2時間が過ぎたころ・・・













静かになりました

牛たちは やっと満足してくれたようです

これでとりあえず安心


世話をして良かった

見捨てないで良かった

こんなに幸せな気持ちになれるなんて・・・

何もしないでここを離れていたら

一生後悔することになっていたでしょう






動物の世話をするというのは 大変なことが分かりました

飼い主の方は

毎日この子達を

大事に大事に世話をしてこられたのです

牛と飼い主さんには 固い絆があったはず


原発は それを引き裂いた

それだけでも大きな罪なのに

政府はさらに この子達を見捨てろと迫る

こんな理不尽なことが まかり通っていいのか



まだ ここは何も汚染されていない

牛も土壌も人間も

何も問題はないのです


どうして世話をさせないのか

どうして脱出をさせてくれないのか


人間に害を及ぼすわけでもない

病気になったわけでもない

人間の大切なパートナーである動物たちを

何の罪もない動物たちを

政府は虐殺するつもりなのですか





そんな政府は私は認めない



少なくとも私は絶対に認めません








【追記】

うわあっ!

大切なことを書き忘れていました

実は今日(正確には昨日)

牛の餌やり&水やりをお願いした方が

現場で ばったり出くわしたそうなのですが

側溝に落ちた牛たちを 

重機を使い引き上げている人がいたのです

その方は神奈川からいらっしゃっていたそうです

あああ

本当にありがたい

諦めなければ きっと何とかなる

こうして皆さんが応援してくださる

人間って こんなに素晴らしいんですね

私もますます勇気が湧きました



お世話をしに行ってくださった キスキ様

牛たちを引き上げてくださった ヒガシダ様

本当にありがとうございました!





【さらに追記】


もう本当に私は大間抜けです

バカ丸出しです

すみません




今回牛たちのお世話に行って頂いた キスキさまからのメール

「水門を閉鎖して、上流で溢れるようにしてまいりました。」

「水位が上がりますので、農道から牛たちが水路の水を飲むことが出来るようになります。」


そうか

そうすれば良かったんだ



なんて機転の利く方

本当にありがとうございます・・・





$うちのとらまる






そして

こちらが牛3頭を救ってくださった 神奈川のヒガシダさま



$うちのとらまる



カッコ良すぎです

本当に本当にありがとうございました!