まだ行くことができていた頃の 原発20km圏内の あるお宅



ワンワンとほえる犬がいました


長めのロープでつながれていた


とても元気な子でした







うちのとらまる



なかなか凶暴な子で(笑)


しっかり番犬の役割を担っている


ご飯をやろうとした時に 咬みつかれそうになったくらいですからね



奥には放し飼いの鶏もいて


なんとものどかな感じでしたが



置いてあった容器には もう餌は入っていませんでした












うちのとらまる



吠える犬をけん制しながら


なんとかドッグフードを


空になっていた容器に入れ与えることが出来ました


もちろん水もたっぷりと




鶏も腹をすかせて出てきたので


食べるかどうかも分からなかったけれど


フードを地面に撒いてみたのです









うちのとらまる



鶏は地面のフードを食べはじめました


しかし少しすると


犬用の たくさん入っている容器が気になるようでした












うちのとらまる



ワンワン!


犬は近くにいて写真を撮る私が気に入らないらしく


時々食べるのをやめて吠えます









うちのとらまる



その隙に


鶏は容器の中のフードを食べる(笑)



何回か繰り返しているうちに








うちのとらまる



なんてこと


やがて犬は後ずさりし


鶏に餌を譲ったのです








うちのとらまる



そしてとうとう


鶏は容器で食事し


犬はばら撒いた餌を一粒ずつ食べていました







取り残されている動物たちは


ちゃんと感情があり こうやって仲間を思いやりながら


一生懸命 生きています


なのに私たち人間は 君たちを守ってやれない・・・


本当に情けなく思います











うちのとらまる



1週間後


訪れた時もまだ仲良くやっていました


餌も与えた形跡があり 少し安心しました



今度は犬用と


鶏用と


しっかり分けて置いて来ましたよ










強くて優しい犬




こんな子がいたことを 私は忘れません












うちのとらまる