今回の福島は


あいにくの雨模様




気温はさほど低くなく


動物たちには過ごしやすい状況で安心


しかし油断は禁物


日替わりで温度が上下するようです











うちのとらまる



今回は山沿いを動くことにしました


山は秋の紅葉も終わり


かろうじて残った葉が落ちるのも時間の問題です









うちのとらまる



そんな中で


逞しく生きているヤギと羊がいました


彼らの健康状態は良好で


たくさんの家畜たちが倒れていったのを見てきただけに


見ていて希望という言葉を実感します




もちろん彼らは霞を食べて生きているわけではなく


こんなに元気なのは


生かすことを諦めない畜主さんによって


しっかりとした給餌給水をされているからです




20キロ圏内の多くの畜主さんが


世話をすることを諦め放畜したり (現実的に世話が難しいのもありますが)


殺処分に同意したりしている中


こちらの畜主さんは絶対諦めないとおっしゃっていました








うちのとらまる



がんばれ


君たちは信じていればいいんだよ


きっと生きられるから


















うちのとらまる




牛たち


牛たちはいったいどうなってしまうのか




今はこうして放された牛たちは何とか生きています


しかし食べていた草は枯れ


食糧不足になることは火を見るより明らか


山の紅葉の葉のように 


やがて落ちて


このまま餓死してしまうのでしょうか










うちのとらまる




そして


追い討ちをかけるように殺処分が始まっています



ここは新しく作られた囲み柵


なんという寂しい風景でしょう


4日前には数頭の牛が目撃されています



今日は 何故か1頭もいません



















うちのとらまる



柵の中に入って見てみると


どういう状況だったのか分かりませんが


血痕がありました












うちのとらまる



誰もいないのに


おいしそうな餌は豊富


右端は塩と味噌


柵は 入り口は広く 出口は狭くしてあります




これが意味するものは・・・




家畜は


家畜はどこまでいっても悲しい生き物


どうすればいいのか


私の貧しい頭では答えは出ません











うちのとらまる




ある牛舎


床に一面に撒かれた消石灰が


私が見てきた牛舎と同じことが


ここでも起こっていたことが分かります


柵ごとに備え付けられた給水器


牛たちが このレバーを何度押しても


水は出てこなかったことでしょう


何度押しても・・・












うちのとらまる





命を助ける


こんなシンプルなことが今できないでいます


戦時でもないこの平和な日本で起きている事実




動物たちは今日も助けを待っているのです