11月11日の記事の続きとして12日には書き始めたのですが

なかなか考えがまとまらず更新が遅くなってしまいました

何度も書いたり消したりして

訳が分からなくなってしまいまして

読みにくく 分かりにくいかもしれませんが どうかお許しください




















私には 牛たちを生かす意味が分かりません







$うちのとらまる









去年の4月に

初めて

地獄の中で もがいている牛たちを目撃してから

ずっと考えていますが

わからないのです



最初は 

「牛が可哀想だろう!」

「なんて酷いことをするんだ!」

怒りが沸きました




しかし




ふと考えてみると

私は肉が大好きだったのです

焼肉はご馳走だったし

ステーキも食べてきたのです

そんな人間が牛が可哀想なんて言えるのでしょうか

私には言う資格などないのです



でも その時は

私の目の前で

肉になる前の 生きている牛たちが

私ひとりに助けを求めて来たのです

水をください

ごはんをくださいと

必死で

それこそ私がいつも使っている

ちっぽけな薄っぺらい 「必死」 とは比べ物にならないほどの

必死さで訴えてきていました



訪れた牛舎は 雄のホルスタイン肥育牛の牛舎

平常時でも見たことがない初めての場所でした







$うちのとらまる


(彼らは泣きながら啼いていたのです)
















それ以来 今日の今日まで

私はずっと考え苦しんでいます

牛 豚 鳥 牛乳 

厳密にではありませんが昨年の4月より食べられなくなってしまいました

(エキスとか乳製品などは無視してしまっています)

別に絶対食べないぞ と思っているわけではありません

むしろ食べたいのです

食べて

生き物は殺生して生きなければしょうがないんだと思いたいのです









$うちのとらまる




どうすればいいのか

とにかく助けてやって欲しい

助けたい

そうは思いましたが

放射能汚染がない場合なら 助かっても食肉になってしまう牛たち

出荷してお金になったら死ぬのはOKで

お金になる前に死ぬのはNG

今まで見ないようにしてきた世界 

この世界にいきなり放り込まれた私は

牛たちを前に泣くしかありませんでした

誰もいないのをいいことに

大の大人が子供のように大泣きしていました

しかし

その私の泣き声も 牛たちの死を前にした啼き声にかき消され

私の悲しみや苦しみなどは

やはりちっぽけなものにしか過ぎなかったのです







$うちのとらまる




助けたい

いやしかし お前に何が出来る

個人でしかも素人が牛たちを世話するのは不可能じゃないか




なら写真を撮るしかない 

なんて思ったのは自分への言い訳で

他にできる事など何一つ 私にはなかった

畜生 畜生とつぶやきながら写真を撮りまくり

とにかくこの場を一旦逃げて

重すぎる現実を 誰かと共有することで

負担を軽くしようと思いました




翌日

猫ボランティアさんたちをお連れして

牛舎を見ていただきました



ほらひどいでしょ

こんなことになっているんですよ

僕たち素人じゃどうしようもないですよね



そんなことを思いながらボランティアさんたちの行動を見ていました

彼女たちが どうしようもないと

がっくりうなだれてしまうのをどこか期待しながら・・・


しかし 彼女たちは違いました

考えるより早く あたりを探し回り

餌になるものをかき集めだしたのです

4人いたボランティアさんたち全員が

誰の指示もないのに自発的に動いていました



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この行動は本当に驚きました 

他の牧場でしたが これと同じ行動をされた方を知っています

おーあみさん と とーるくん でした

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$うちのとらまる




猫ボランティアさんたち

常時であれば野良猫たちを保護し里親を見つけたり

それが無理なら不妊手術してまた元に戻し

餌をやり続ける活動をしています

猫に興味のない人 猫が嫌いな人たちからは

ともすれば変人扱いされる場合もある方たちです


そういう方たちが 今 目の前で牛たちのために黙々と動いている

先のことを思うと 

どう考えても最悪の結果にしかならないことは分かっているのです

でも動いている





ボランティアの方々も全員がベジタリアンでもないでしょう

矛盾を感じながら行動しておられたのかもしれません

でも

彼女たちは目の前の命を見捨てられなかったのです



私は自分を恥じるとともに

引きずられるようにして行動を起こしました



まず 今を何とかする

まず行動することにしたのです

今を 何とか継続していけば違う結果が生まれるかもしれません

継続できなくても 今を動く



それが身にしみてわかったのが

全滅したと思っていたその牛舎の牛 数頭が

希望の牧場に合流していたことです(耳標で判明)

無駄だと分かっていても

餌や水を与えたことが数頭でも生かすことが出来たのです



あの時あきらめて何もしていなければ

100%牛たちは全滅していたでしょう

今 動くこと

私はボランティアさんたちに教えていただきました







$うちのとらまる

(官庁街を行く吉沢号 後ろは農水省の入っている建物)





今 警戒区域に残っている牛は約900~1000頭

私たちがこのまま何もしなければ

餓死か殺処分が待っているのです

吉沢さん や 松村さん

やまゆりファームやその他の農家さんたち

牛たちが助かる保証は何もないところで活動をしておられます

私たちが関心を持たなくなって

何も手を差し伸べなくなってしまえば

牛たちが死ぬことになるのは目に見えているのです




今まで牛をいただいて来た自分には

牛を助けてくださいと言う資格などない

福島双葉郡以外の日本全国の畜産農家では 

今日も当たり前のように牛を出荷している

そっちの方がかわいそうじゃないか

あーでもない こーでもないと

ウジウジ考えていたましたが

自分は決めました




福島の牛を助けたい

理屈抜きで助けたい


全頭助けることができなくても

たとえ一頭でも助けたい

犬や猫と同じです

助けたい




ここで動かなければ 牛たちを見殺しにしてしまうのです

自分に出来ることをすればいい

それを続ければ 彼らを助けることが出来るかもしれない




直接動くことが出来ないなら

動いている人をサポートすればいい

そう思いました










$うちのとらまる

(行進が農水省前にやってきました)





多数の農家さんたちは諦めてしまったけれど 

(責める気はありません というか責められる訳がない)


吉沢さんは 牛を生かすと決断されたのです

希望の牧場にいる約400頭の牛たちを

彼は 何が何でも生かしたいと思われた

その行動には まったくブレがありません











$うちのとらまる

(牛たちの運命を左右する農水省に向けて いよいよ演説です)



吉沢さんの表情を見てください










$うちのとらまる



吉沢さんの叫びを聞いてみてください









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魂の叫びです










$うちのとらまる





どうか皆さん

家畜についてはいろいろな考えがあると思いますが

福島の牛たちが不憫と思われるなら

今 行動を起こしてくださいませんか

まずは知ることです

インターネットでは さまざまな情報があります

もう少し知りたければ 希望の牧場の報告会なども行われる時があります


ペットの話もあり 牛の話だけではありませんが

おーあみさん と とーるくんと一緒にする

京都の報告会が今週末に行われます

去年に続き 2回目の報告会

今回は こちらからの一方通行の報告会だけではなく

参加者の方々のご意見も伺いたいです


福島で起こっている悲劇を解決するにはどうすればいいのか

二度と繰り返さないためにはどうすればいいのか

どうか皆さんのご意見をお聞かせください




どうぞコメントでも ご意見をお寄せください

但し 他の方を気遣ったご意見をお願いしますね

申し訳ありませんが よろしくお願いいたします











$うちのとらまる


人間の思惑に翻弄されながらも 彼らは今日も必死に生きています
11月15日撮影