3本足の牛 ふくちゃん




ふくちゃんは足を骨折し 瀕死状態で発見されました


普通なら骨折した牛の未来はありません


しかし たとえ弱っている牛にも出来るだけのことをするという


希望の牧場 やまゆりファームの方針で


骨折した足の切断手術をし 特別に看護してきました














うちのとらまる



ふくです




おとなしく 撫でさせてくれます


そしてその手をいつまででも舐めてくれるほど


人間のことが大好き















うちのとらまる



でも最近は少し元気がありません















うちのとらまる



義足も作っていただいたのですが


ふくちゃんが成長してサイズが合わなくなって


足をカバーするところが擦れて傷が出来たり


カバーが蒸れて傷の治りが遅れたりするので 


義足を装着できないでいます




さらに大丈夫の方の右脚首に負担がかかり腫れています


これはかなり痛そうでもあります















うちのとらまる



訪れるボランティアさんたちは やはり気になる様子


もちろん他の牛たちの世話をした上でですよ















うちのとらまる



すべての牛の世話をしている吉沢さんにとって ふくは350分の1


でも 大事な大事な1頭です















うちのとらまる



今日は傷口をカバーするだけの義足をつけてもらいました














うちのとらまる



本義足より長さはありませんが


つけることにより立つ事ができます


今 ふくちゃんにとって痛いのは右脚なんです















うちのとらまる



脚以外は比較的健康な ふくちゃん


食欲もあります














うちのとらまる



久々の金子くん


伊東先生の指示で注射まで!













うちのとらまる



ほら ニンジン食べなさい!


栄養があるんだから!




ふくちゃんは少しイヤそう(笑)













うちのとらまる


ほら! あーーーん!




先生・・・


一生懸命してくださって ありがとうございます












こうして一日が終わり












うちのとらまる



日が落ち


もう休もうとしている ふくちゃんとしばらく一緒に居させてもらいました






今日も頑張って生きたね


明日も生きようね


君が諦めなければ 皆も諦めないからね













うちのとらまる



「もう眠くなってきちゃった」




おつかれさま


また写真撮らせてね




おやすみ








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選挙の大勢が決まりましたね


何かが変わるのではないかと少し期待もしましたが


やはりこういう結果になってしまいました



でも私は落ち込みませんよ


この2年でもう十分落ち込んだし


落ち込んでも いいことなどひとつもなかった



多くの方々が動物たちのためにしているように


私も続けます


淡々と自分の出来ることをしていきます


続けている分だけ 


少しでも動物たちのためになっているはず


誠実に活動し続けていけば


同じ気持ちを持った仲間も増えていくことでしょう