結構時間が経ってしまい申し訳ございません
先週にはアップしたかったのですが
PCがご臨終になったりして復旧に手間取ってしまったりしてました
17日18日に行われた 希望の牧場 夏祭り
それにあわせて行って参りましたよ
午前中は通常通り
「えさ台」の維持と給餌で20キロ圏内を走り回り
希望の牧場に到着したのは昼過ぎ
とにかく暑い日で
熱中症寸前状態で到着
牛たちがお出迎え
ちょうど トリさんこと鳥沢さんのお誕生日と重なったようですので
バースデイも兼ねてのランチタイム
プレゼントされた牛柄のパジャマ?
このクソ暑い中着させられています
罰ゲームですよね
私は参ってしまって会話の中に入ることもできず
アイスを食べ
キッカーさんこと吉川さんが振舞ってくださった
カキ氷3杯お替りをして
やっと体が楽になってきたのでした
牧場の裏手にある死んでいった牛たちの埋葬場所へ
慰霊祭です
こんなに暑いというのに
季節はもう秋の予感
赤とんぼが飛び回っていました
大阪から わざわざボランティアにいらっしゃっているメープルさんも参加
右は やまゆりの永澤さん
死なせたくなかったけれど
どう頑張ってもこぼれ落ちていく たくさんの命がありました
何がいけなかったのか
どこを注意すればよかったのか
死んでいった牛たちが教えてくれたのです
今 生きている牛たちは死んでいった牛たちの犠牲の上に生きられています
そして
今の牛たちが生きていられるのは
大げさでなく この方のおかげ
伊東獣医です
松村さんがいる風景
最近レスキューした鵜沼さんの牛たちの子供が生まれていました
保護したときには もうすでに妊娠していたのでしょう
これ以上 頭数を増やしたくないのに生まれてくる命
生まれたのも運命です
希望の牧場は黙って受け入れるのです
生まれた子牛の発見者の名前がついていました
番号はあまり意味がないと思われます(笑)
ふくちゃんも生きています
切断した左足もなかなか上手く回復しません
さらに左足を庇うあまり
右足がかなり悪くなっています
今後 どうなるのか どうしていくのか
まだ分かっていません
この日は「河北新報」カメラマン 及川さんの取材が入っていました
福島第1、20キロ圏内の牛たち(上)骨と皮、声なき抗議
河北新報社 2013/08/26
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1101/20130826_02.htm
福島第1、20キロ圏内の牛たち(下)骨と皮、声なき抗議
河北新報社 2013/08/26
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1101/20130826_03.htm
ふくちゃんの未来も気になりますが
今は牛たち全体の餌が足りていません
今までは被爆して使い物にならなくなった藁を調達してきたのです
しかし国から 汚染された藁は焼却処分すべし の指示がでて
現在 牛を生かしている松村さんや他の農家さんも影響が出ています
すでに二日に1回の餌やりでしのいでいるところもあるとか
草も生えなくなる冬をどう乗り切るか
代表の吉沢さん 事務局のスタッフは頭を痛めているところです
ただ すべてから見放されているということではありません
みんなの党 渡辺代表 奥様
以前から牛たちを気にかけてくださっています
もう何度も牧場を訪れている 久米英一郎氏(みんなの党)が頑張ってくださっています
政治力を発揮していただきたく思います
餌が焼却されないで牛たちの口に入るよう 祈らずにはいられません
こうしてギリギリのところで生きている牛たちに
どうかこれからも関心を寄せてください
皆様の関心がなくなった時
牛たちは静かに死んでいくことになるのです
ボランティアセンターが運び込まれていましたよ
冷暖房完備
休憩所としてもすばらしいもので数人なら宿泊もできます
真剣な面持ちで何やら作業をする吉沢さん
溶接でも加工でも何でも自分できてしまいます
お金をかけずに こういうことができるから
牧場が維持できるのだとつくづく思いました
何をしているかといいますと
藁のロールを挟んで移動するための「挟み」 (何ていうのか知りません)
これをタイヤショベルに装着しようとしているのです
果たして上手くいくのか!?
いや 上手く行ったんですけどね
その話は次回
カキ氷で回復したとはいえ
どうもお疲れ気味
テラスで横にならせてもらいました
陽が山に隠れ涼しくなった夕方
空をぼんやり見ていると
自分がどこにいるのか分からなくなります
一見のどかな牧場の食事風景のひとコマ
しかしこの藁も いつまで持つかわからないのです
また報告させていただきますね
コメント
コメント一覧 (8)
イベント、参加したかったですねー
楽しさが、みなさんのツイから伝わってきました。
たくさんの方に支えられて、命が繋がってる牛達。
ほんとにありがたいですね。最後の一頭まで、この力が続いていってくれる事を願うばかりです…
自らの命を犠牲にし、私達にたくさんの大事なことを教えてくれた亡くなった牛達。
忘れる事なく、この先に生かして行かなくてはいけませんね。
吉沢さんの器用さに惚れ惚れします(✧◡✧)
心配しましたが、吉川さんのかき氷が効いた様でしたね。
おーたさんのブログをみて牧場に来て下さった方が数名、楽しんで頂いたでしょうか。
渡辺代表はじめ栃木の農家さんのお力添え、本当にありがたいですね。
秋口には米糠を搬入して下さるそうです。
おーたさん、又牧場でお会いする日を楽しみにしています。
京都の報告会が先かも、ですね。
心配しましたが、吉川さんのかき氷が効いた様でしたね。
おーたさんのブログをみて牧場に来て下さった方が数名、楽しんで頂いたでしょうか。
渡辺代表はじめ栃木の農家さんのお力添え、本当にありがたいですね。
秋口には米糠を搬入して下さるそうです。
おーたさん、又牧場でお会いする日を楽しみにしています。
京都の報告会が先かも、ですね。
冷たいもの、美味しかったことでしょう!でも脱水症になりかけたのかもしれませんね。。。これからも充分気を付けて下さい(>_<)!
以前から気になってましたが、ボランティアセンター、スゴいデス!
去年伺った時に吉沢さんが、作る必要がある!、とおっしゃってたのです。
その時には、毎日こんな大変な状況の中でとんでもない!、と言ってしまったのですが、本当に実現されたんですね!優しさ、行動力に感服します!
早くお金を貯めて行きたいです~(>_<)。
えー!?京都で報告会があるのですか!?
(ようこさん、ありがとうございます!)
今度は日が合えば友達や娘を連れて行きたいと思ってます。
情報お待ちしてます!!!
藁、足りないんですね。
実家が田んぼを作っていて(親が高齢なので、人に頼んでいますが。)収穫後に藁が出るんじゃ
ないかな・・・送れないかな?と思いました。
(機械刈りだと藁って細かくなってしまって出ないのかな?農家生まれですが、農業は恥ずかしながらよくわかっていませんが・・・。)
何か ちょっとだけでも出来ることがあれば。
どんどん記載してください。
私も知りあいに農家の方がいますので、頼むことは出来ると思いますが。
人が口にするものなので衛生上の問題もなく、麦茶を出したあとも十分栄養があり、ブランド豚に使われているそうです。
麦茶メーカーも廃棄物がリサイクルできるというメリットがあるそうです。
もちろん、牛が麦茶かすを食べても健康上問題がなく、かつ近くに麦茶の工場があっての話ですが、どんなものでしょう。。すみません牛には素人なので可能性があるかどうかもわからないのですが。
秋に京都で報告会があるそうですよ!
牧場で開口一番、おーたさんが教えて下さいました♪
ボランティアセンターは冷蔵庫とレンジがあります。
報告会、ご都合があえばお越し下さいね。
又機会があれば牧場へも。
おーたさんが常々言ってられるように、見学でも大丈夫。
お手伝いしなければ、等と考えないで気楽に来て頂ければ、と思います。
もっとも、気楽に行ける場所でもありませんが(^_^;)
生着替えOK(笑)ちゃんとカーテン付コーナーあります。