富岡町のあるお宅に

もう半年ほど「えさ台」を設置させていただいています


だいたいは平和できていますが

たまにイノシシ被害や 先日は放れ牛にまで被害を受けました








$うちのとらまる



牛に破壊された「えさ台」










この場所は 以前監視カメラを設置したところ

何匹かの猫が写っていた場所


$うちのとらまる



7月の画像です

猫がいることが分かっているので

何としてでも餌を置き続けたい居場所でした










$うちのとらまる



何度か破壊されているので

猫たちも食事にありつけない日が続いたと思われます

一度破壊されると

次回 私が来るまで最長2週間弱は餌なしになってしまいます

猫たちは「えさ台」をあてに出来なくなり この場所を諦め

移動している可能性があるのです


そのあたりのことを知りたくて また監視カメラを仕掛け様子を見ることにしました
















一回目のカメラ設置時にはまったく写っていなかった猫です

他の猫は一切写っていませんでした

そしてやはり一番来ていたのはアライグマ

執拗に餌を狙います

中に入れなくても器用な手ですくって食べているようです

これくらいなら餌を食い尽くすことはありませんが

アライグマがいると猫は「えさ台」に近づくことができないでしょう

タヌキですらアライグマには近づけないのです


そして最後にはイノシシが

最後のカットは耳の感じをみると純血のイノシシでもなさそうな気がします

富岡にはイノブタが多数いると聞いており目撃もしています

イノブタとイノシシのハーフの子もいるのかもしれませんね



とにかく猫の立場は かなり低い無人地帯です

カラスにさえ襲われるほどの弱い立場の子猫

アライグマやタヌキにも襲われていることが容易に想像できます

自然淘汰といえば聞こえはいいですが 猫は野生動物ではありません

何度も書きますが 猫は法律で認められている愛護動物です

私が大好きな猫

彼らを守るために これからも出来ることをしていきたいです




これからの彼らを救えるのはボランティアさんではありません

福島の人たちです

住民の方が すでに活動しておられますが

まだまだ人手は足りません

どうか のこされた猫たちのために行動して欲しいです

皆で手分けしてやれば手間は殆どかかりませんよ

2週間に一度の給餌活動で済みます

人数が集まれば さらに頻度は少なくなります


よし やってやるか と思われた方

どうかご連絡くださいね





太田康介


otacats2@yahoo.co.jp