福島に行くのは
日帰りのスケジュールがほとんど
宿泊するとお金もかかりますからね
朝からフルで活動しても
最後の場所 希望の牧場に到着するのは
夕方の4時以降になります
この時期は 4時過ぎともなると山に日が落ちるぎりぎりの時間
浪江町の中の給餌を終え
牧場に行くには 本来なら一度国道に出なければいけないのですが
時間を節約するために中からショートカットしています
写真の左側は もう牧場です
その少し手前には
私が2年半前 「絶望」 を目撃した牛舎があります
今はセイタカアワダチソウとススキに埋まっていました
ここにガガはいたのです
地震で根元から曲がってしまった浪江町の看板
この送電線は原町火力発電所から関東に向かっているもの
牧場に着いたらギンガがお出迎え
凛々しいですね
ギンガの後方にはナナ
どこへもぐりこんだのか真っ黒に汚れている部分が(笑)
山に陽が隠れようとしています
代表の吉沢さんは重機の修理に没頭
昨夜も徹夜だったとか
一度やりかけるとやめられない気持ちは少し解ります
ガガ
他の牛たちに圧倒されてしまい 食い負けしてしまう気弱な牛
特別にご馳走をもらっています
そんな気の弱い牛なのに 本当によく生き残ってくれた
私はガガの仲間約60頭の牛たちを何も出来ずに見殺しにしてしまいました
この子が生きていてくれて 私の心は少しだけ楽になるのです
さあさ 日も暮れたよ
山の巣に帰りなさい
お姉さんのお宅にお邪魔したらニューフェイスの子が
ここではニューフェイスですが
避難先の千葉のおうちでは古株のテトちゃんです
福島のほうがストレス無く ゆっくり暮らせるだろうと
お姉さんが最近連れてこられたのです
夕方6時も過ぎれば あたりは真っ暗
真の闇が体験できますよ
餌がなかなか手に入らず
先行きは不透明ですが 牛たちは現在生きています
皆さん機会を作って是非一度訪れてみてください
生きるとは 死とは いったい何なのか
普段 日常に流されて考えもしないことを ここでは考えさせられます
答えは死ぬまで出ないでしょうけど
否も応も無く 考えさせられるのです
コメント
コメント一覧 (4)
ガガちゃんがまたしても餌に群がる牛達の後ろで「お腹すいたー!」と言ってたので、リンゴとオレンジを一つずつ持って行ったら「こんなんじゃ足りないわよー!」と怒られてしまいました(>_<)
もちろん、その後牧草のある場所へお連れして食べて頂きました。
ガガちゃん、食欲の秋でした。
今年もまた冬がやって来ますね。餌が心配です。
早速ですが、餌について、日本中央競馬会・美浦トレーニングセンターが茨城県にあるのですが、そこで、馬にあげる藁で、捨てる部分が出てくると思うのですが(?)、問い合わせてみるのも良いかと・・・
運ぶのが難しいかもしれません。
無責任な情報で、ごめんなさい。
それから、今なにが必要か具体的に分かるようにして頂けると、協力させて頂きやすいです。
ご自愛下さいませ
これからも僅かですが、続けていかなくてはと思っています。動物たちの食料が確保されるよう、切望しております。