津浪地区


あらゆるものを海に持っていってしまった津波


しかし かろうじて残った家もあります


今回は楢葉町の津波地区のお話

                                                   

                                                                  

                                                      

                                                     








  


楢葉の穏やかな海です


この季節 6:00AM でこの日の高さ


天候曇り








楢葉町の給餌ポイントでお世話になっている方


前回紹介した矢内さんが撮影された津波のムービー



https://www.youtube.com/watch?v=m1l3A17b2Q4








同じ場所に立ってみました














(同じ日の夕方撮影)




左奥に見える排気塔は 広野火力発電所


写真に写っている一帯は すべて津波に飲み込まれています




ここで矢内さんは ご自分の家が流されていくのを目撃します


何とか止まってくれ!


そう思いながら・・・



可愛がっていた猫も犠牲になりました


残してきてしまった猫たちへの申し訳なさ


(もっとも自由に外を出入りしていた猫などは簡単に捕まるものではありませんでした)


その想いで 住民の方と交渉してくださり


現在の何箇所かの餌場が確保されているのです














高台方面を 津波で決壊した堤防から見たところ


ムービーからでも分かるように 少々の高さでは意味を成さない堤防


といって無くすわけにもいきませんが・・・















恐ろしい津波でしたが


かろうじて残った家が何軒かあります
















実は この破壊された家が 猫たちの住処になっているのです


津波や 誰もいなくなったことによる餓死の危機を乗り越えた猫たち


またはその子供たちが 今もひっそりと生きています















現在 私は紹介いただいた一軒に「えさ台」を設置しています


監視カメラなどで確認すると数匹の猫が生きているようです





しかし





復興が進み


来年の住民の帰町を控えて 町の中も整備し始めています


JRの開通 除染も急ピッチで進み 中間貯蔵施設の建設計画


その次に来るのは海側の整備


比較的線量が低い楢葉町の海側ではありますが


津波を考えると もうそこに新たに家を建てることはないでしょう


さらに半壊した家をいつまでもそのままにしておくことはないと思います


やがて取り壊され解体される家


そこを住処としている猫たちの行き場はどうなるのでしょうか















この工場も かろうじて残ったもの













三毛もいました













今は何とかなっていますが


いずれは解体されてしまうであろう餌場













こころなしか お腹が大きいような気がします














今 生きているこの子の為にも


先を見据えた給餌活動をしなければど思います










この先いったいどうなっていくのか


考えれば考えるほど不安になりますが


自分のできる事をやって行こうと思います


















 



【業務連絡】




こちらの餌場は住民の方の意向により廃止になります


来週木曜日に「えさ台」は撤去しますので今後は餌を置かない様にお願いいたします


代替地がございますので また連絡させて頂きますね