毎年この時期 楢葉の木戸川 富岡の富岡川 大熊の熊川 浪江の請戸川など


主要河川では鮭の遡上が見られるといいます

                                                                   

                                                                 

                                                                   

これは毎年 各川の漁業組合が鮭の稚魚を放流していて


観光産業のひとつになっているのですね













楢葉町 木戸川 午前6時


鮭の最後の仕事を見に来ました











天候は良く 川面も穏やかです













バシャシャ



鮭がいました


木戸川本流は川幅もあり 撮影しにくいので支流を観察














放流された稚魚たちは北を目指し


オホーツク海 ベーリング海 アラスカ湾まで行き


3年から5年で成長して ふるさとの川に戻ってくるといいます
















最低3年を経て戻ってきた鮭たちは満身創痍


最後の力を振り絞り 産卵と受精をするのです














海鳥やカラスが鮭や鮭が産む卵を狙っています




獲物はオレのものだ とカラス












そうはさせん




と海鳥














原発事故以降 放流はされていないようですので


今年が最後の遡上とも聞きます













これからは自然のままに


鮭たちは人間に捕獲されることなく卵を産みます


数は少ないでしょうが孵化して生き延びる子もいるでしょう


来年以降 その子たちが帰ってくるのを待ちたいと思います













おつかれさま





役目を果たし消えていく彼ら


私はなんだ?


私の役目は?


これからどう生きていけばいいのだろう


そんなことを ふと考えてしまうのです