時間があいてしまっています

  

                                                                

                                                               

                                                                  


いろんなことが一度に重なってしまって てんてこまいです


その中で一番の出来事は友人が死んだことでした


すい臓がんでした









お寺っぽいのがあったので使いました


サグラダファミリアです






30年以上前ですが 


私が名古屋で夜間の写真学校に行っていたころ


昼間はハンバーガーショップでアルバイトをしていたのですね


近所に女子高があり それはそれは楽しい職場でございました


いや そんな話ではなくて


亡くなった友人は そのバイト先の1コ年上の先輩だった


とにかく酒が好きで


いつも酔っ払っているイメージ(笑) なんですよ


彼は大阪の人間で 関西人同士で何となく気が合ったのです


しかし私が1年で写真学校を辞めて とっとと東京に行ってしまったもので


あまり接点はなかったかもしれません


しかも私が下戸なものですから 一緒に飲むということは皆無に近かったのです




たった一度だけ


一緒に名古屋の繁華街に繰り出したことがあります


バイト仲間5人でキャバレーに行こうと


キャバレーっていったら当時は 「あんなことやこんなこと」 が出来るお店


詳しく書くと 完全に皆さんに引かれるので書きませんが


その友人とは仲良く楽しんだのでした


ところがそのお店は いわゆるボッタクリキャバレーで


ひとり40分飲み放題で1500円、合計7500円のはずが


5万円くらいだったかな♪ (テヘペロ


抵抗しようと思ったら怖いお兄さんが出てきたので大人しく支払ってきましたよ


もう どうぞお納めください! って感じ(笑)


楽しい思い出です







私が東京に出てから


バイクで死んだバイト仲間の墓参りが毎年行われていて


私も行ける時には行っていたのです


まったく早死にしたものですね


その仲間は20歳そこそこで死んでしまいました












お墓参りの風景


左の赤いセーターが今回亡くなった友人











お墓参りのあとは


お世話になったハンバーガーショップの社長が経営するファミレスで宴会


これがいつものパターン



友人の頭頂部が薄くなっていて面白かったので撮りました













さんざん騒いで酔っ払って寝ています













毎年毎年 皆が名古屋にいた頃の話を 同じ話をして笑い合うのです


その時に必ずボッタクリキャバレーの話が出ます













酔っ払い男




後ろのおじさんは お世話になった社長


皆 この方にお世話になったのです


私たちには 少し大きいご自分の子供のように接してくださいました


その長男格が友人だったのです


自分より先に逝ってしまったことで


社長は大そう心を痛めておられる事でしょう






愛すべき酔っ払い男


大野 洋 享年57歳


大野くんは 親がいない子供たちの施設に勤めていた


酔っ払いだけど尊い仕事をしていたんだ


身近な人間が死ぬたびに考える


生き延びている自分は 何のために生きているのか


そんなことは永遠に分からないけれど


生かされてるって事は せめて他者の役に立つように生きろということなのか


そんなことを漠然と考えてしまうのです





ごめんな


暮れに連絡を貰っていたのに


しんどかっただろうに話ししてくれたなあ


それでまだいけると思って お見舞いに行くのを先延ばしにしてしまった


本当に後悔しているよ


ごめんな


明後日のお葬式は絶対行くからね





君ともう一回くらいキャバレー行きたかったわ