彼は今回も生きていました 

                                                          

                                                               

                                                               


                                                          











この餌場に到着した時は誰もいませんでしたが


猫の声をまねて呼んでみると すぐに現れました












プー


相変わらず元気そうだね


良かった













にゃーん







あ!


お前は プーの彼女じゃないか


生きてたのか


もうひと月会ってなかったから


もしや・・・と思ってたんだよ




良かった













おおっ


三毛ちゃんも現れた


いつも控えめな子

















今日は賑やかだね














こうして「顔」の見える給餌はやりがいがあります


いつも餌の補充や「えさ台」の修理だけで終わってしまうから


















でもね















こうして会ってしまうと


別れが辛くなるのですよ














会わないほうが気が楽なことがあるのですよね


でも会えると嬉しいのは間違いありませんがね
















よく生きていてくれてるよね


ありがとう



















けなげにプーの食事を待っている彼女


けなげちゃんと呼ぼうか




いい子だね














きみの分も用意してあるんだよ


ちゃんと食べなよ














けなげちゃん


いい感じ













げふっ





プー


皆が残した缶詰を全部平らげた











お腹が尋常じゃなく膨れてるよ


僕の腹といい勝負だ













きみみたいな猫は人間と暮らすべきなんだよなあ


何とかならないものかなあ




どうせなら けなげちゃんと一緒がいいなあ
















ここを離れるとき


彼は道路までは追ってきません


ある程度までついてきて ぴたと足を止めて


また来てねと見送ってくれます










彼らが次回もいる保障はありません


もしいなくなったとしても


ただの野良猫が1匹2匹消えただけ


そういうことなのです


















そういえば






このひかえめな三毛ちゃん




どこかで見たことがあると


過去の写真を探しました












ありました




今から2年以上前


2013年4月13日に撮影した ひかえめちゃん
















今の現場から数十メートル離れたところで見かけました



当時は餌場がまだはっきりと決まっていなくて


このあたりはフードを置いたり置かなかったりしてました


そんな不規則なところで2年以上


いや 震災前からですから4年以上生きてくれています



短い野良の一生の殆どを


人とはかかわりを持たないで生きていく


そんな猫たちが福島にたくさんいるのです















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