本日
                                             
                                             
                                             
多摩川で河原猫たちに給餌しておられる

村井さんから連絡がありました

なかなか進んでいなかった河川敷の工事が

いきなり始まってしまったというのです

そこに取り残された猫が2匹



生い茂っていた草木は殆ど伐採され

もう隠れるところもなさそうで

かろうじて

先日まで住んでいたホームレスさんの小屋や

かつて住んでいたであろう

壊れた小屋の残骸があって

そこに隠れているものと思われます

しかし その小屋も近々撤去になるそうで

そうなれば2匹の猫は行き場を失うのです




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一匹目のこの子は三毛ちゃん

こうして撮影できたのも奇跡なほど

慎重でホームレスさんにしか

気を許していません

私が2020年にこの現場に行き始めた頃から

ずっと居る猫で

この場所を離れたことがないのです

工事でここを追い出され

離れざるを得なくなったこの子が

いったいどういう運命をたどるのか

彼女の未来は不安しかありません




もう一匹





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高架の柱の傍にいるので

「柱のみーちゃん」と呼ばれている

年老いたオス猫です




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いや オス猫と聞いていたのですが

今 写真を見直していたらメスかも





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手術してあるのかないのか

微妙な耳をしています



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ごはんくださーい


ニャーニャー鳴いて寄ってくるミーちゃん




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柱のみーちゃんは

給餌ボランティアの村井さんには

懐いているのです




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何歳なのかは分かりませんが

見た通りお年寄りではあるようです





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柱のみーちゃんが生きていたこの場所

高架下であるために雨も凌げる

余生をなんとか過ごす場所が

工事によって

居られなくなってしまうことが辛いです

ここを追いやられたみーちゃんは

どこかへ行くしかありません

それはどこなのか誰にも分からない

分からないということは

村井さんも餌をやりようがないのです

ただでさえ厳しい河原生活で

ここまで生きてきたみーちゃんの

最後になるであろうこの場所を

追い出されてしまうのは

私は我慢がなりません


皆さんにお願いです

どうかこの2匹(たとえ1匹でも)をこの場所から

救い出してやってくださいませんか

救出-保護そして病院という

手間もお金もかかる案件です

そして捕獲は立入禁止地域での作業です

近くに工事事務所があり

そこの人間が帰ってからの夜の捕獲になります

かれら2匹のためにひと肌脱いでいただける方

連絡をお待ちしています

otacat@ymail.ne.jp



(写真は今年の5月のものです)



村井さんに協力して

たくさんの猫をお世話しておられた

ホームレスの田中さんは

心臓を悪くして手術され

そして入院されたそうです

田中さんはもう

河原に帰ってくることはありません