10年が経った牧場
                                             
                                             
                                             
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春の暖かい日




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食事を終えた牛たちは

思い思いの場所で寛いでいます



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「なんだ おまえは」



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「こっちくんなよ」



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ちょちょっとだけ



ちょっとだけ近づいて撮影させてね




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「あーモウー(怒」

面倒くさそうに立ち上がり

場所を移動します

ごめんごめん

勘弁してね



この日は本当にのどかな日でした



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約10年前の

2011年4月17日

この日も のどかな日だったのです

しかし

牛たちの様子は全く違っていた





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2011年4月17日

牛たちがいると聞き

訪れた吉沢牧場




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「決死救命を!」?

なんだこれは・・・

あとから分かるのですが

この言葉は 自衛隊のヘリが危険を冒して

原発の建屋に注水作業をしているのを見て

彼らが命を懸けて活動していることに

感動して描いたそうです





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牛たちが集まっているところに

足を踏み入れたら とんでもないことに




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私を見て餌を貰えると思ったのか

約100頭の牛たちが

こちらに向かって集まり出してきました

当時 牛に耐性がなかった私は

大慌てで車に乗り込み

牧場を逃げ出したのを覚えています


何も出来ないくせに

牛たちに希望を持たせてしまったことが

本当に申し訳なかった

恥ずかしい私の記憶です



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ガツン・・・

ガコン・・・


固いものが当たる音の方を見てみると




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戦っている雄牛がいた

何のために戦っているのかは分かりませんが

牛たちの自然な姿を見れたことに

少し感動してしまいました




私は

かれらは無気力で感情もそれほどなく

人間の言いなりになり

大人しく殺され肉となっていく

かつての私は思考停止していて

そんな風に思っていました

いや そう思おうとしていた




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でも現実は違う

かれらは「何か」のために真剣に戦ったり

さまざまな表情を見せてくれます

「牛たちが自然な表情を見せてくれますー」



口で軽く言うのも申し訳がありません

その状態を維持するために

どれほどの労力が掛かっているか

そこにまで思いを馳せなければ




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吉沢さんは希望の牧場は 牛を生かし続けます

何故生かし続けるのか

その理由を覚悟を

是非 牧場を訪れて確認してみてください