しろが 行方不明になりました
                                              
                                              
                                              
先月 4月12日の

福島訪問時は確認できていましたが

翌週の19日あたりから

姿が見えなくなったということでした

今の時点で

もう一か月が過ぎようとしています

松村さん曰く

今まで2日くらい

いなくなったことはあったけれど

こんなに長い間

居なくなったことは初めてだと



まあ何ごとも初めてがあるから

それを想像して

対処をしておかなきゃいけないのですが




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しろさびの里の周りには

数件の民家がありますが

まだ住民は戻って来ていない状況です

里を出たら たちまち食事に困るはず

いくら しろが逞しくなったとはいえ

狩りだけで生きていけるものでしょうか




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朝5時半到着

周りの捜索を始めました

普段は 行きもしないところを

歩いていると

イノシシが罠にかかっていました




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この子は檻の中に入ったこのまま

鉄砲で撃たれるのだと思います




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別の場所ではまだ入っていませんでした



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ここはこういう場所

自然と人間の生活の

ちょうど境目に当たる場所

当然 人間が優先されますから

かれらは排除されるしかありません




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休憩のため里に戻ったら

さびがひとりで残っていました

マスクを忘れたので覆面で失礼します





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さび

もとは 君が

しろに厳しくしたところから始まった

でも君には君の考えがあって

自立させようとしていたんだよね

それでしろは自立した

自立したから

ひとりで生きることを

選んだのかもしれない





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畑を 耕す松村さん

この地で生きるためには

犬が必要

猫も必要なのです


ただ

今までの飼い方では

これからの時代に

そぐわなくなっていることも

考えなければいけません




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一か月前の しろ

しろは元気でした

調子が悪くなって消えたわけではありません

それなら絶対にまだどこかで生きている

1キロ 先には

住民が戻ってきている住宅があります

そこまでたどり着いて

ちゃっかり餌を貰っている可能性があります

さっそくチラシを作りました

3日後の日曜日に

ポスティングと貼り紙をしてきます

それでなんとか情報が入ればいいのですが


首輪も何もしていないので

どなたかに保護された可能性もあります

もしそうであれば

私が責任もってうちで飼育しますので

ご連絡くださいませ

もともとしろさびが調子を崩したら

私が病院に連れて行くことになっていて

松村さんも納得してくださっています

その後のことは話し合おうと思っていました



とにかく

しろは生きています

機嫌よくやっているかもしれませんが

後悔しているかもしれません

急いで迎えに行くから待っててね しろ






スモールしろ顔
こまったなあ
こんなはずじゃ
なかったんだけどなあ