まるが危険な状態になってきました
                                             
                                            
                                             
昨夜 私はひとりで慌てふためいていました

栄養補給が順調にいってたので

このまましばらくは大丈夫と

高をくくっていたのです





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カミさんのベッドにいることが

多くなっていました

カミさんが留守をしていたので

恋しかったのか

それとも冷房を避けていたのかな




一回につき20ml

栄養補給はバッチリで

この日 6回目の補給が終わって

1時間ほどした頃


突然 おう吐が始まりました

飲んだ栄養剤はそのままの色で出てしまい

ああもったいない

なんて悠長なことを思って

床を掃除したり

エリカラを洗ったりしていたら




まるが倒れて苦しそうにしていました






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呼びかけても反応少なく

瞳孔も全開

とても起きられる状態じゃなくなってしまい

このままお別れが来るのかと覚悟を決めたのです





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それならば

まるが好きだった私の腹の上で・・・

と思い

お尻をトントンしながら逝かせる準備をしました



まるの下に敷いているのは

ペットシーツを貼り付けたベニヤ板

この上なら まるの体勢は一定で

身体に負担をかけずに抱っこできますし

用事時に一時的に降ろすのも

そのままできて便利です

ミヨコさまの時に思いつき

ぴーちゃんやシロの時も使用しました



しばらく抱っこしていると

まるは落ち着いてきて

グルグルと喉を鳴らし始めました

この喉を鳴らすことが

呼吸をすごく早めていて

今にも止まってしまうのではないか

という不安に襲われましたが

もう先は長くないと感じた私は

下に置いてひとりで逝かせるよりもと

そのまま抱いてやることにしたのでした





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暴れて鼻チューブを取らせないように

エリカラつけたり

苦しいのではと思って外したり




トイレはもう自力で行けないと判断

おむつに切り替えました

そうするとおむつにした途端にオシッコ

まる お前はえらいなあ



グルグルは相変わらずですが

しばらくすると落ち着いてきました

まるに話しかけたり 撫でたり

お尻をトントンしたりしながら

普段 猫たちが元気な頃からやっていた

猫が気持ちのいい時に聞かせる音を

出してやっていました

音は何でもいいのです 私の場合は

口先で チキチキチキ・・・

という音にしています

それを聞くと猫たちは安心するのです

やがてこの音を出すだけで

猫たちは喉を鳴らすようになりました

まさにこういう時に使うためだけに

ずっと続けて準備をしていたのでした

これは ぽーの頃から実践しています





おちついたり

もうダメかと思ったり

まるの長い夜は始まったばかりでした






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辛いのかもしれませんが

まるは寝返りを打ったりして

よく動くようになりました

グルグルはずっとです

猫が喉を鳴らすのは気持ちのいい時だけなく

身体を癒す効果もあるとか

きっとこちらなんだろうと思いますが

それにしても呼吸が早くなって大変なような

そんな気がしてヒヤヒヤしていました






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やがて

まるは私を認識してくれるまでになりました

しきりに手を伸ばし顔を触ります


辛いのならもう逝ってもいいよ

向こうには  とら  お母さんのビク

お父さんのぶー  少しだけ一緒だった兄弟のマメ

ぽー  シロ

めちゃくちゃ賑やかなメンバーが揃ってる

何も心配はないよ



でも

もしだけど

まだもう少し余力があるなら

実家に行っているおかあちゃんが

帰って来るまで待ってやって

とらのこと まるのことが

大好きなおかあちゃんだから

17年間ずっとお世話をしてくれたからね

明日の昼には帰って来るよ

おかあちゃんにお別れを立ち合わせてやりたい

それだけが私の願いでした




鼻チューブのおかげで

水分補給は楽にできます

少しずつ 少しずつ




夜が明けて

朝が来れば

昼が来れば




基本は抱っこ

でも用事をする時には段ボール箱に

入ってもらいました

それはとらが使っていたものです

もしかのために残しておきましたが

こんなに早く使うことになるとは

段ボールって本当に優れものです

暴れても怪我もしなくて済みますしね






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座ってる!



何度も起き上がろうとしていたのです

でも力が出ずにできなかった

それがついにできるようになりました



しかも

段ボールを乗り越えて

どこかへ行こうとしている






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台所まで来て一休み

どうしたいんだい

まさかごはんを食べるとか

いや それはないか






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玄関へ行きたいのか?

まさか外?



引き戸を開けると

まるはスタスタと歩いて外に行くために

玄関を降りようとしました






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午前5時

外は明るくなっていました



夜が明けた



これならカミさんが帰って来るまで

待てるかもと希望が湧いてきました






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これはまだ最後の散歩にはならない

そんな期待が膨らみます





そして お昼

まるは無事におかあちゃんと再会を果たしました

なんか役目を終えた気になったおっさんは

安心して少し眠らせてもらいましたよ






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(若い頃のまる)


ただいま午前0時

まるは おかあちゃんと一緒に

ベッドで眠っています


これからどうなるのか

誰にも分かりませんが

そう遠くない未来

まるは身体から解放されるでしょう

とりあえず それまでは

まるの日常がまた始まります






スモールtoratora
きたかったらきていいし
まだだとおもうならそっちでもいい
まるのすきにすればいいよ
シンクロ姉妹猫 うちのとらまる (タツミムック)             うちのとらまる