浪江町に移動し
 
給餌活動に入ります
                                              
                                               
                                               
                                               
「猫が生きている」

「餌を置いてやらねば死んでしまう」





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たくさんの

福島で本当にたくさんの

猫たちの死を見て来たのです

「保護できないならせめて食べものだけでも」

そう思って続けている給餌活動






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その活動も

だんだん縮小傾向になってきています







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この場所などは

鳥が巣を作っていました

それほど猫も野生動物も来ていないのか





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解体されてしまった餌場




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ひとりぼっちで家を守るジョン





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12カ所になってしまった餌場も

確実に猫が来ている場所は

3~4カ所ほど

たった数匹の猫のために

わざわざ福島まで来るなんて

もっと他に有意義なことがあるのでは

なんて思ったりすることもありますが

初期からここまで続けている活動と撮影

給餌だけでなく

この先どうなるのか見届けたい気持ちがあり

まだしばらくは続ける予定でいます



私たちのせいで

猫が生きられなくなってしまった土地が

この日本に存在することを伝えていきたい

そう思っています










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時間があったので南相馬に行ってみました

ここは飼い主を待ちつづけた犬がいた場所

ミニチュアダックスの

くるみがかつて散歩をしていた堤防は

もうありません





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8年前 突然に牙をむいたその海は

嘘のように穏やかでした