やっと録画しておいた番組を見た
石田ゆりゆりさんが出るというので
つい録画しちゃいました(笑)
三部構成で出来ていて 非常に長い番組でしたが
内容は素晴らしかったですよ
特に第二部の1時間半
お時間のない人は ここだけでもいいのでは
と思うほど良かったです
もう終わっちゃいましたけど
私のやってるSNSなどでは
あまり話題になってなかったので
いや なってたのかな?
とにかくあまり目につかなかったので
少し紹介しておきたいと思います
第二部で印象に残ったイギリスの現状
RSPCA、Dogs Trust、Cats Protection
などの団体があって
その中でもRSPCAの活動は素晴らしいと思いました
犬などが適正に飼育されていない情報を得ると
出動して様子を見に行き
獣医が診療して犬が健康ではないという判断をすれば
法的にその犬を保護出来る権限を持っている
いわゆるアニマルポリス的な役割の団体なのです
最近 犬や猫の虐待が増えている日本
というか 昔からあったのだろうけど
表に出てくることなく
彼らはずっと苦しんでいたのです
それを警察だけに任せるのではなく
動物に特化した組織ができれば
どれほどいいだろうと思いますよね
そして舞台は台湾へ
2013年11月
「十二夜」
という映画が公開されました
映画の内容は
当時 犬の殺処分は年間11万頭
保護施設に収容された犬たちは
施設で12日間を過ごし
12日目の夜に殺処分されるという
その日々を淡々と追いかけたドキュメンタリー映画です
映画を制作されたのはRaye(レイ)さん
こちらの女性が
台湾の動物保護システムを変える
きっかけを作ったのでした
映画が封切られると人々の関心を呼び
観客動員数23万人の大ヒット
それが運動に繋がっていったのです
その活動の中心になる人たちも現れ
2015年「動物保護法」修正案可決
ついに法律を変えることができたのです
2017年2月からは殺処分ゼロが施行されて
新聞記事に書かれているように
十二夜は終結したのでした
ただ
これでめでたしめでたしになったわけではなく
保健所に殺処分を免れた犬たちが溢れかえり
スタッフや獣医たちの負担は
大変なものになったといいます
台湾の人々は一番の解決策である
犬たちの譲渡率を引き上げるために
さまざまな方法を考え
現在も活動を続けているのです
こうしてみると
単に殺処分ゼロをいうのではなく
やはり犬や猫が
これ以上増えないようにするための努力を
私たちがすることを求められるのです
俗に言われる「蛇口を閉める」ということですが
真っ先にその矢面に晒されるのがペットショップ
売れるかどうか分からない生体を
繁殖させ店頭に並べる
売れ残りは引き取り屋へ
もちろんこれを止めることは大事です
でも
私は思うのです
私も含めですが 皆 自分が動かなくていいことばかり
人ばかり当てにしてませんか
行政がもっとちゃんとすれば
ペットショップをなんとかすれば
ボランティアがもっと頑張れば
そう思うなら
自分でも活動を始めるべきなのです
保健所で殺処分になる可哀そうな動物たち
そちらの方に目ばかり行っていませんか
それの数倍 いや 数十倍 いや もっとかも
私たちの身近にいる猫たち
その子たちを見ていながら何もしないということは
見捨てているのと同じことではないでしょうか
人を動かすのは大変ですが
自分なら気持ちひとつで動きます
これ以上
不幸な猫たちを増やさないようにするためには
真の殺処分ゼロにするためには
やっぱり
私たち ひとりひとりが動くしかないのだと
つくづくそう思うのです
こちらは映画が封切られる前年の2012年12月
台湾南部の高雄で撮影したものです
TNRされた犬たちが あちこちにいましたよ
台湾南部は冬でも温暖
餌は誰かが与えているのでしょう
彼らは幸せそうでした
こちらの写真は2016年4月
レイさん(左から二人目)が来日され
福島をご案内した時のものです
松村さん 赤間さん 希望の牧場を取材されました
いつまで まてばいいのだろう
にんげんのきもちひとつで
さゆうされる ぼくたちの いのち
石田ゆりゆりさんが出るというので
つい録画しちゃいました(笑)
三部構成で出来ていて 非常に長い番組でしたが
内容は素晴らしかったですよ
特に第二部の1時間半
お時間のない人は ここだけでもいいのでは
と思うほど良かったです
もう終わっちゃいましたけど
私のやってるSNSなどでは
あまり話題になってなかったので
いや なってたのかな?
とにかくあまり目につかなかったので
少し紹介しておきたいと思います
第二部で印象に残ったイギリスの現状
RSPCA、Dogs Trust、Cats Protection
などの団体があって
その中でもRSPCAの活動は素晴らしいと思いました
犬などが適正に飼育されていない情報を得ると
出動して様子を見に行き
獣医が診療して犬が健康ではないという判断をすれば
法的にその犬を保護出来る権限を持っている
いわゆるアニマルポリス的な役割の団体なのです
最近 犬や猫の虐待が増えている日本
というか 昔からあったのだろうけど
表に出てくることなく
彼らはずっと苦しんでいたのです
それを警察だけに任せるのではなく
動物に特化した組織ができれば
どれほどいいだろうと思いますよね
そして舞台は台湾へ
2013年11月
「十二夜」
という映画が公開されました
映画の内容は
当時 犬の殺処分は年間11万頭
保護施設に収容された犬たちは
施設で12日間を過ごし
12日目の夜に殺処分されるという
その日々を淡々と追いかけたドキュメンタリー映画です
映画を制作されたのはRaye(レイ)さん
こちらの女性が
台湾の動物保護システムを変える
きっかけを作ったのでした
映画が封切られると人々の関心を呼び
観客動員数23万人の大ヒット
それが運動に繋がっていったのです
その活動の中心になる人たちも現れ
2015年「動物保護法」修正案可決
ついに法律を変えることができたのです
2017年2月からは殺処分ゼロが施行されて
新聞記事に書かれているように
十二夜は終結したのでした
ただ
これでめでたしめでたしになったわけではなく
保健所に殺処分を免れた犬たちが溢れかえり
スタッフや獣医たちの負担は
大変なものになったといいます
台湾の人々は一番の解決策である
犬たちの譲渡率を引き上げるために
さまざまな方法を考え
現在も活動を続けているのです
こうしてみると
単に殺処分ゼロをいうのではなく
やはり犬や猫が
これ以上増えないようにするための努力を
私たちがすることを求められるのです
俗に言われる「蛇口を閉める」ということですが
真っ先にその矢面に晒されるのがペットショップ
売れるかどうか分からない生体を
繁殖させ店頭に並べる
売れ残りは引き取り屋へ
もちろんこれを止めることは大事です
でも
私は思うのです
私も含めですが 皆 自分が動かなくていいことばかり
人ばかり当てにしてませんか
行政がもっとちゃんとすれば
ペットショップをなんとかすれば
ボランティアがもっと頑張れば
そう思うなら
自分でも活動を始めるべきなのです
保健所で殺処分になる可哀そうな動物たち
そちらの方に目ばかり行っていませんか
それの数倍 いや 数十倍 いや もっとかも
私たちの身近にいる猫たち
その子たちを見ていながら何もしないということは
見捨てているのと同じことではないでしょうか
人を動かすのは大変ですが
自分なら気持ちひとつで動きます
これ以上
不幸な猫たちを増やさないようにするためには
真の殺処分ゼロにするためには
やっぱり
私たち ひとりひとりが動くしかないのだと
つくづくそう思うのです
こちらは映画が封切られる前年の2012年12月
台湾南部の高雄で撮影したものです
TNRされた犬たちが あちこちにいましたよ
台湾南部は冬でも温暖
餌は誰かが与えているのでしょう
彼らは幸せそうでした
こちらの写真は2016年4月
レイさん(左から二人目)が来日され
福島をご案内した時のものです
松村さん 赤間さん 希望の牧場を取材されました
いつまで まてばいいのだろう
にんげんのきもちひとつで
さゆうされる ぼくたちの いのち
コメント
コメント一覧 (5)
いつぞやは、餌やりをしていたら通りがかりの人に叱られたのですが、TNRの説明をしてもわかってくれた感じはなく、その人が言うには、
「あんたが餌をやらんかったら、この猫たちはよそへ行くか、(死んで)数が減る。余計なことをするからいつまでも数が減らない、むしろ、餌を薬をあげたり、手術していると、『だれかが世話を見てくれる』と、ここに捨てに来る人が増えるだけ」と。
悔しいけれど、それは真実だと感じています。
私が世話を見るのは、結局、私が猫の(飢)死(や病死)を想像してそれが耐え難い、という個人的な好みの感情からにすぎません。
uchino_toramaru
がしました
石田ゆりゆりさんちも拝見しており、癒されているものです。
アニマルポリス、そういう団体があったら、本当に日本にあったら、身勝手なあさましい人間から、弱くて怖くて逃げることができない動物を救えますね。
最近、猫の保護活動をされていたシェルターで、不衛生な環境で100匹近くの猫を一人で管理していたという、そこに幾人かのボランティアの方々が立ち入った話を目にしました。
アニマルポリスに通じる活動だな、と思いました。
uchino_toramaru
がしました
RSPCAのプロテクター(アニマルポリス)の権限は虐待のはびこる日本にもすぐに欲しいですね。
せっかく救った犬の安楽死には自分には何か納得できないものを感じましたが。
台湾では十二夜というドキュメンタリー映画で殺処分が0なったというのを知り
日本との違いに愕然としました。
ドキュメンタリーではなくても日本でも殺処分の現状を伝えた映画はあったはずですが、
残念ながらここまで大きなうねりにはなってません。
どこまでいっても人々の無関心が日本社会にはあるのではないかと思ってます。
みなで取り組む台湾人のパワーが欲しいです。
もーすさんこの番組の内容を取り上げて下さってありがとうございます。
uchino_toramaru
がしました
勿論、興味がある内容だったので目が釘付けになったのは言うまでもありません。
日本がペット先進国になるためにはどうしたらよいのだろう・・・
ただかわいいから餌を与えている人の多いこと。
結局は無知が招くことなんだな~と当事者の人の話を聞いて痛感します。
そこからもう一歩踏み込んでほしいのです。
自分一人の力なんてとても微力ですが、目のまえの一匹を多くの人が救うことが出来る世の中
になってほしい。
ペット産業に対しては法規制を厳しくお願いしたい。
台湾の方々のパワーを日本の私たちも見習いたい。
uchino_toramaru
がしました
という気持ちです。
以前、関東のボラさんのブログで、行政(ここでは保健所の所長)が
非協力的すぎて、地域の猫のことが前に進まないという嘆きの記事を
読みまして、猫が殺害された事件に関しての話だったと思いますが、
もっと犬猫の命を真剣に考えてほしいな、と感じました。
uchino_toramaru
がしました