こちらの方も震災以来
 
ずっと猫のために活動しておられる
 
猫おばさん
                                             
                                             
                                             
吉田美恵子さんです





私の「えさ台」

以前は南相馬小高区も

少しだけカバーしていたのですが

現在は引き上げています

割と早い時期に帰還が可能になった小高区

人が戻ってくるということは

餌場も勝手に作れないということになり

撤収を余儀なくされてしまいました

現在 小高区で活動しているのは

ほとんど吉田さんお一人

私はすでにあった給餌器の改造などで

たまに協力させていただいています







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今回はすでにある餌場での相談でした




ねこちゃーん

来たわよー






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おかあさん おなかへったー



ここに居る猫は現在4匹




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そのうちの2匹がお迎えしてくれました



触れないけれど

吉田さんとの信頼関係は出来ているようです



週に2回来ているの

近くの住民の方に

フードの補充をお願いしているのだけど

あまり猫に興味がないらしくって・・・







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興味のない方に

餌をやってくれというのも

無理なお願いよね



だから・・・





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この4匹をうちで引き取ろうかと思うの




吉田さんはそう思って

捕獲器も持って来ておられました






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猫ちゃん 入ってね



吉田さんちには

現在もうすでに7匹の猫がいます

しかし吉田さんは放っておけないのです

活動している方が吉田さん一人なので

たったひとりに集中してしまうことを

本当に申し訳なく思いますが

地元のことは地元で解決していただくしかない

小高区の人口は 約12800人だったそうです

現在は1万人ほどが帰還(去年暮れで約8600人)

その中で猫の好きな方がおられれば

小高区に限らず

この東京でも日本全国でも

そういう方々がそれぞれの地域で

立ち上がってくださればと

ずっと思ってきたことなのですが

現実は厳しいですね








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人が世話をしない地域では

猫が生きていくのは難しい

数はどんどん減って

限られたものだけが生き残る

そういう状況なのです



通常 猫の繁殖はすごいものがあります

食べものさえあれば増えていって

その地域で問題になることが多いですね

それでTNRという活動が生まれたくらい

でもなぜか

なぜかそれほど数が増えないこの被災地

それは食べ物がないため

産まれても ほどなくすぐに

死んでいっているのだと思うのです

でないと20キロ圏内は猫だらけになっているはず

一時はそうなってしまう危機感から

ボランティアさんたちが始めたTNR

もちろんその効果はあったでしょうけれど

全部の猫にするのは難しいし それは不可能です

通常 街では取りこぼした猫たちが繁殖して

TNR活動と繁殖のいたちごっこ

そのように なっているのをみると

ここ被災地では圧倒的に

猫は少なくなってきている



吉田さんは

猫の数が少なくなってきていることを

感じているのだと思います

だから保護してしまえば

もうそこに猫はいなくなり

心を痛めなくても済む

あくまでも私の推測ですが

そう思ったのではないでしょうか





私も時折乱暴な気持ちになることがあります

猫がいなくなれば問題は解決

もう福島に来なくてもいいのだと

そうなればどんなにすっきりするだろうかと

しかしそれは

猫を保護救出できない私にとって

残った猫たちに死ねと言っているのと

同じことなのです