夕暮れ
ぽーがやってきて食事を終えました
お腹は ふくれたかい
これでゆっくり眠れるかい
ぽーは何処へともなく去って行きます
空にはもう月が
何事もなく終えた一日
その一日一日が
外で生きる猫たちにとって
どれほど素晴らしいことか
私にはまだピンときていなかった
そんな2009年12月の頃でした
ぽーがやってきて食事を終えました
お腹は ふくれたかい
これでゆっくり眠れるかい
ぽーは何処へともなく去って行きます
空にはもう月が
何事もなく終えた一日
その一日一日が
外で生きる猫たちにとって
どれほど素晴らしいことか
私にはまだピンときていなかった
そんな2009年12月の頃でした
コメント
コメント一覧 (3)
昨日まで元気にご飯を食べていた猫がふいといなくなる。
数日たって出て来る猫もいれば、それっきりになる猫もたくさんいました。
ああいう猫もいた、こういう猫もいた。
ときどき思い出しては、懐かしさと苦さが込み上げます。
野良猫の生はほんとうに儚いです。
我が家の周りをテリトリーにしていて、いつも私の視線のすみに姿がありました。
勝手口の網戸越しに顔を近づけて話しかけると、動揺するのか目が泳ぎ、いいから早くごはんくれないかなぁ、という表情するのが可笑しくて。
秋口に、1週間くらい姿を見せないので心配していたら、痩せこけヨダレまみれで現れたので、これは!と思い、病院へ連れて行こうとしたけど、捕獲に失敗。
その後、一度だけ我が家の庭にやってきましたが、それから姿を消しました。
彼がいつも昼寝していた、我が家の勝手口がよく見える隣家の軒の波板に残る彼の重さによって出来た窪みを見る度に、あの時捕獲出来ていたら、と悔やまれてなりません。
帰宅して直ぐ涙しながら読み終わってしまいましたが、以前、Amebaブログで読者登録させて頂いていたお気に入りのブロガーさんの本だと、読み始めて直ぐに気付きました。
ぽーちゃんは、以前、ご飯をあげていた野良ちゃんにそっくりで、書いてあることが、まるで、その猫のことのようでした。汚れていて、傷だらけで、最初は、威嚇ばかりされてましたが、少しずつ慣れてきて威嚇もされなくなった頃、突然、去年の秋に居なくなってしまい、その後、姿を見ていません。
汚くても威嚇されても、可愛くて愛おしくて、ちょっと居なくなると気になってましたが、最後に見た日のことを忘れることはありません。痩せて小さくなった身体でちょこんと座って、私を優しい眼差しでずっと見ていました。触れませんでしたが、かなり近くまで接近し、声をかけ続けました。
とても大きい猫(デブ)だったのに、頬も痩けて小さくなっていたので、恐らく、何かの病気だったのかも知れません。野良猫の寿命は短いので、仕方ないと諦めるしかありませんが、今頃、ぽーちゃんとあちらの世界でモフモフっと幸せに暮らしているんじゃないかと思っています。