出会ってから別れまで約30秒
                                             
                                              
               
きつねです






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場所は浪江町

きつね は以前からも見かけていましたが

すぐにいなくなってしまって

ゆっくりと撮影もできないでいました






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今回 出会った きつね

距離は離れていたものの

すぐに逃げようとはせずに

ゆっくりと移動していきます



後ろ左足を怪我をしているのか

歩きづらかったからかもしれません







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少し歩いては止まり

こちらを窺います

私に何かを期待していることは間違いありません

その足ではエサを捕るのは大変だろう・・・




一瞬 助け舟を出したくなりましたが

やっぱりやめておきました

君が人間に馴れても良いことなどひとつもない

自分たちの仲間と暮らすこと

それが君のためなんだ





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写真を撮られるだけで

なにも起こらないことを悟った きつね






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また ゆっくり歩きだし

草むらの中に消えていったのでした





ここ数カ月

この地に半日以上いて

野生動物を見ることがあっても

猫に会うことは殆どありません

日中気温が上がり

気持ち良いお天気だったとしてもです

7年間通い詰めて

猫の数は格段に減った印象を受けます

自分が思っていた

「この地の猫はこの地で生かす」

という理想は間違っていたのかもしれない

そんなことすら考えるようになってきました

今となっては主だったボランティアさんたちが

TNRをするより

保護に乗り出している気持ちが解ります



圧倒的に人がいない この地は

猫にとって

R(リターン)をしても

生きていけない地になってしまった

私はそのことをずっと考え

フードが殆ど減っていない餌箱を

チェックしながら歩いていたのでした