希望の牧場に寄ってみました
まず驚いたのが
餌が殆どない!
これはかなり厳しい状況ではないのか
資金も底をついてきているという話を聞いたが
大丈夫なのだろうか
作業が一段落したのか
それともわざわざ時間を取ってくださったのか
吉沢さんがストーブに火を入れてくださった
しばらくストーブを挟みお話しタイム
お昼前
早朝の寒さはもうありません
牛たちは温まった土の上で日向ぼっこ
いや
たい肥の上と言ったほうが良いかな
1時間ほど話を聞いて
再び餌やり作業が始まった
ストーブの前で話をしていた
残り少ない餌問題
餌の入る予定があるのかを聞いてみたら
「ないならないで工夫をしているんだよ」
定期的にいただけるパイナップル
カットフルーツや缶詰用のパイン
その皮は産業廃棄物
「その廃棄物の処理を引き受けているんだ」
「先方は廃棄物の処理代を浮かすことが出来る」
「こちらは牛の栄養源をいただける」
どちらにも都合の良い
こういうことがあるともっといいですね
「パイナップルだけでは」
「牛の腹は満たすことはできない」
「だからこうやって藁にトッピングしてやる」
「牧草と違って」
「藁自体には栄養はまったくない」
「だから藁と一緒にパインを食べてもらうんだ」
繰り返しの作業を続ける吉沢さん
工夫をして
やりくりして
幾度の危機を乗り越えてきています
牛たちは現在292頭
とうとう300を切りました
これ以上頭数が増えることのない牧場は
この先 数を減らしていくことになるのです
その死へのスピードをいかに抑えるか
それは吉沢さんの腕だけではなく
私たちがどれだけ関わって行けるか
それが大事なのだと思うのです
2月28日 ギャラリー古藤
にて
13:00~映画「被ばく牛と生きる」
15:00~「被ばく牛と生きる」を観ての感想会
吉沢さんがいらっしゃいます
予約されると料金が割引になりますよ
江古田映画祭フェイスブック
また先の話になりますが
5月の連休には今年も代官山での
希望の牧場ブースをだすことになっています
こちらのほうもよろしくお願いしますね
今はもういないけれど
空から牧場を見守っているわ
コメント
コメント一覧 (3)
をお恥ずかしいですが今知りました。もーすさんのおかげで、知ることができました。
原発問題と真正面から向き合い、考え、牛たちと共に闘う力強い姿勢に心震えました。
もっと、たくさんの人に知ってもらいたい、日本人全体が、再度自分の身に置き換え、早急に考えなければならない案件だ!と思います。
私にできる事は限られてますが、出来る限りの事はしていきます。
あの子達がいるかぎり。