昨日
ひとつの裁判の決着がつきました
2年と4か月前
希望の牧場が
やまゆりファーム代表の岡田久子氏に対し
費用還請求訴訟を東京地方裁判所に提起
昨年8月に勝訴したものの
岡田氏はこれを不服として控訴
しかし今回 昨日17日東京高裁は控訴を棄却
決着がついたのでした
昨日の裁判に現れた希望の牧場代表の
吉沢氏は早朝牛への給餌後に上京
今回の裁判には控訴をしておきながら
岡田氏の姿はなく
真剣に裁判に向き合うつもりがあるのか
疑問を持たざるを得ない態度
判決は やまゆり牛の飼養にかかった金額
約280万円を支払えというもの
岡田氏がこれを受け入れ支払えば
とりあえず裁判は終了するのですが
以降 牛たちはいったいどうなるのでしょうか
約40頭もの牛たちが
希望の牧場から出せれば牧場としても
これほど嬉しいことは無いはず
しかしそれは
しっかり面倒が見られる人間ならば
という条件が付きます
岡田氏に引き取る能力は依然としてない
希望の牧場に引き続きお世話になるしかないのです
「牛たちの頭数は300を切った」
「しかしまだまだ世話をするには大変な数だ」
希望の牧場側がやまゆりファームの寄付口座を含む
債権差し押さえの手続きを進めてきたところ
やまゆりファームの口座は1万8千円の残高だったそう
今回のトラブルの発端は1千万円の寄付金があってから
その口座に間違いなく500万円が
二回にわたって振り込まれていることは確認できています
これが何を意味するのか
消えた1千万円はいったいどこにいったのか
分かっているのは岡田氏本人のみ
「10年」
「震災から10年までは頑張る」
吉沢さんはそう言っています
ただでさえ大変な牛を生かす作業
余計な仕事を増やされては堪ったものではないでしょう
以降は岡田久子氏の心次第
2011年4月
”動物たちのために”
の気持ちをもってやってきた福島
もう一度思い出して
今からでも動いてほしいと思います
大勢の人間の心を狂わせた施設
しかしそれはただのきっかけで
この7年弱見てきた「暗」の部分は
もともとあったもので
この事故でそれが噴出しただけなのだと
遅まきながら気づいたところです
ぽーちゃん ぽーちゃん
君たちは本当に純粋だよね
やさしいねこ
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