何とか日が出る前に大熊町に到着
  
国道6号線上に停車して朝日を待つ
                                             
                                             
                                            

厳密には富岡~浪江間は駐停車禁止なのだ

当然 車外に出るのも禁止

ましてや大熊町の第一原発前

警察が来れば即移動させられてしまう





ところが今日は新年の2日

車の往来は少ししかないし

パトカーも殆ど走っていなかった







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第一原発の排気塔の横から朝日が昇ってきた








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本当は排気塔と朝日が絡められれば良かったのだけど

そのポイントは国道にはなかった

残念






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朝日撮影を終えて余裕の自撮り(笑)

もう撮っちゃいましたからね

寒かった







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さてさて

朝日以降は怒涛の餌場回り




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17か所と少なくなったから

あっという間に回れてしまいそう






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この少しのくぼみ

これが猫が食べた跡です

これを見たくて活動を続けているようなもの

猫の姿は見えなくても

猫が「えさ台」を頼りにしている

それだけが私のモチベーションになっているのです





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しかし現実は





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もうほとんどの場所で






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猫たちが来ている痕跡はありません





先日 大熊町 双葉町で給餌している方と会って

情報交換しましたが

大熊双葉の猫は ほぼ死に絶えたようです

やはり猫は野生などではなく

人間がいないと生きていけないのだと再確認

でなければ

TNRもできていない場所

普通なら繁殖して数が増えるはず

それが少しずつ数を減らしていき

やがていなくなるということは

猫は自力では生きていけないということ

今では給餌するボランティアさんも減り

のこされた猫たちは消えていくしかないのでしょう





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浪江町の帰還困難区域

人っ子一人いない県道

道路の真ん中で寝ていても大丈夫





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かろうじて生きている猫がいるポイント

しかし餌の減りが以前よりも少なくなっています

定期的に餌を補充する

それ以外にしてやることはないのです





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以前は猫が来ていた場所

しかし・・・





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野生動物除けのために飼われた犬

たしかに野生動物は来なくなった

しかしそのために猫も来なくなってしまった





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ここにはもう一匹の寒がりのワンちゃんがいる






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よんだ?





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さむいんだから おこさないでね




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ぶつぶつ・・・

スポッ





この場所には

外と牛舎の中と2台の「えさ台」を配置していましたが

牛舎の中はネズミにすべて食べられてしまっています

フードの容器はネズミのフンとオシッコだらけ

これで猫が来ていないことがわかり

撤去することにしました





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しかしその代わりに

近くの解体待ちのお宅に「えさ台」を新設

猫がこちらに来てくれることを願って・・・





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もう一か所

浪江の街中に新設

解体されるまでですから

それほど長い期間は無理でしょう

カメラを置いて様子を見たいと思います





これで19か所

まだまだ続く給餌活動






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本年もよろしくお願いいたします















スモールnya03
9にちから きょうとのほんやさんで
しゃしんをかざってもらうんだ
やさしいねこ

1月9日~2月下旬まで
大垣書店京都駅前イオンモール内で
約30点のパネル展示をしていただきます
お近くに来られた方
どうぞ覗いてくださいね