うちのとらまる

2002年、近所で生まれた野良の子「とら」と「まる」。飼い始めてその可愛さに魅了され撮影を始めました。今ではうちの猫「とらまる」だけでなく、過酷な条件で生きている外猫たちに少しでも力に成れればと思い、自分の活動を始めております。ご質問などございましたら otacats2@yahoo.co.jp こちらにお願いいたします。 2011年に起きた東日本大震災により、事故があった福島第一原発20キロ圏内の取り残された猫たちのために、現在も給餌活動を続けています。

2018年11月

今日は福島に来ています                                                                                                                     ... 続きを読む
今日は福島に来ています
                                             
                                             
                                             

生き物たちが

福島の地でまだ生きている

その時だけ騒いで

あとは忘れてしまう

私たちが忘れて無視してしまっていた

そんな子たちは

当然まだ生きていたのです




その子たちを見てこようと思います







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自戒を込めて










しろさびの里にはケダモノがいた                                                                                                                 ... 続きを読む
しろさびの里にはケダモノがいた
                                              
                                             
                                             
こわい

ああこわい





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散歩に行く アキとリュウ







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ガルルルーン!




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ギャウギャウ!



ひいいい牙長い





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ガオガオ!







スローシャッターで

こんな写真が撮れました


もちろんじゃれているだけで

ケンカしているわけではありません





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人懐っこい アキ





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クールなように見えて

愛想はとても良いリュウ





かわいい二匹のケダモノでした(笑)













さて しろさびの里である                                                                                                                     ... 続きを読む
さて しろさびの里である
                                             
                                             
                                              
到着した時は しろはおらず

また上の道路のほうに行ったか・・・

それに松村さんもお留守か・・・

なんて

思っていたら




ちょうど松村さんが軽トラで帰ってきた





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ただいまー

あ みんなきてたの




ひょっこり

荷台から顔を見せる しろ




しろ!

車の荷台なんかに乗ってあぶ・・・






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えへへー らくちんだった

ちょっとまってね  おりるから





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よい・・・






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しょっと



しろ! あぶな・・・







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コラ! しろ!

荷台なんかに乗ったら危ないでしょうが!




ごめんなさーい




私より先に来ていたボランティアさんが

私が言う前に

しろを抱き上げて叱ってました

ついでに顔も拭かれてしまうしろ(笑)





上の畑で作業をしてたら

知らない間に しろが勝手に乗ってたんだっぺ

と 松村さん



どうやら しろは

楽して移動できることを覚えたようでした

万が一のことを考えたら

やっぱり乗って欲しくはないのですが

こういうスタイルもあっていいのかと

少し思っている私がいます








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しろはだめね

わたしはじぶんのあしで いどうするわ





人の車に乗って言っている さび

説得力ゼロです












希望の牧場の秋                                                                                                                         ... 続きを読む
希望の牧場の秋
                                             
                                             
                                            
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穏やかな日でした




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入口にセットしてある「えさ台」

フードの減りはありません

TNRした白猫がずっと来ていたのですが

もう半年ほど動きがないのです






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ここもいつかは撤収することになるのでしょう






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牧場内に入ると何やら賑やかです

休日ということもあって

見学者の団体さんが二組来場していました

二組とも東京からです

こうして関心を持ち続けてくださることは

本当にありがたい





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時間の許す限り吉沢さんは

希望の牧場の成り立ちなどを丁寧に説明





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牧場事務局の方々や

支援団体ウィズキャトルが集める牧草

パイナップルの皮

もやし粕などを食べて

牛たちは生かされています





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今年の暑い夏を乗り切った牛たちは

のんびりと過ごしているよう








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薄氷を踏むように

ギリギリで凌いできた7年半

「なんとか10年は頑張ってみたい」

何度もそう仰っていた吉沢さん

たくさんの牛たちは死んでいきましたが

他の牧場から引き受けたり

初期の頃に不妊のコントロールが追い付かず

繁殖したりで現在285頭







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震災前が300頭ほどだったそうですから

結局 殆ど頭数は変わっていないという凄さ

関係者たちが ここは頭数が多すぎて

とてももたないと言われてきた希望の牧場



ベコ屋としての誇りを持つ吉沢さんの意地

それを支える家族

バックアップする希望の牧場事務局

応援するボランティアさんたち

たくさんの人たちの手によって

生かされている希望の牧場の牛たちです







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牧草を食べていた牛が

ふと顔をあげて牛舎のほうを見ています




牛舎には両後ろ脚を失ってしまった

「福」という牛がいます

子牛の頃に骨折し

長くは生きられないと思われましたが

断脚して義足を試したりしながら

なんとか5年生きていますが・・・

どうやら厳しい状態になってきているようです



午前獣医師さんの診察。ふく体温39℃微熱、
肥大した脚について内部で化膿がたまっている。
手術は不能、元に戻らず悪化。お年寄りが座礁し
寝たきりになるように歩行できなくなり、褥瘡ができる。
代表は死ぬまで生かす、というがこの苦痛の中で
生かされるということはふくにとっては辛いこと
想像に難くない。みんなで合意した形でよくがんばったね、
と思いたい。この冬が越せるかもわからない状況です。


本日の「希望の牧場」関係者のツイート






2013年3月の記事
生かす 生きる



子牛の頃はまだ良かった

成長するにつれ体重が増加

寝たきり=死なので

なんとか福も立とうとする

その重さが切断した脚にかかる

義足も追い付かず

吊る作戦も自重が内臓を圧迫する





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(今年2018年7月撮影)


本当に限られた

わずかの資金 人手の中で

やりくりしてきたのでした

通常なら骨折などしたら即出荷

けがの治療など殆どされないでしょう

それをここまで生かしてきたのは

希望の牧場だから

生かすだけ無駄と言われても抗い続けた

希望の牧場だったからに他なりません


















赤間さんちのシェルターで ひときわ目を引く犬たちがこの4頭                                                                                                   ... 続きを読む
赤間さんちのシェルターで
 
ひときわ目を引く犬たちがこの4頭
                                              
                                             
                                             

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秋田犬の つむぎちゃん





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同じく秋田犬の こまちちゃん


うーん大きいですね





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この大きさに少し圧倒されますが

とても温厚で大人しい子たちです





そして次は






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シベリアンハスキーのリアとロス


こちらも大きくて少しビビリますが

むちゃくちゃ人懐っこい子たちです







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ぼく おとうさんになでてもらってるよ
いいでしょ


なんて 言っているようなドヤ顔ですね






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赤間さん自前のドッグランで

思う存分走ることができます

よかったなあ よかったなあ




そして

「良かった犬たち」がもう2匹いました






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レオ









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カフェ



この2匹は書籍にも紹介された犬

「希望の牧場」を取り上げた書籍

「原発一揆」針谷勉著 

に 登場している犬たちなのです


人間がいなくなり

飼い主がいなくなった警戒区域内で

牛の死肉を食べながら

命をつないでいた

そんな地獄を見て来た犬がここにいます




今では決まった時間に食事ができ

決まった時間に散歩に行けて

さらにドッグランで遊びまわることが

できるようになりました


餓死したもの

生き延びたもの

それぞれが紙一重だったあの日々

赤間さんに気づいてもらえた犬たちは

生き延び

そして幸せを掴むことができたのです







のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録
太田康介

生きたかった
生き延びられた
ずっと待っていた動物たちの記録です



なでなで なでなで                                                                                                                       ... 続きを読む
なでなで なでなで
                                              
                                             
                                             
人に馴れていない

ほとんどの野良猫には味わうことができない

人間を信じた猫たちだけの特権がこれ






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くー きもちいいー


猫はもともとからグルーミングが大好き

自分でしたり

また親子 兄弟や仲の良い友人 恋人など

猫同士でのグルーミングもよく見かけますね



しかし人間が撫でるのは一味違う

かなり魅力的なはずです


時には豪快に頭から尻尾まで

仰向けになれば 胸からお腹

そしてまた時には繊細に

指先で眉間をコリコリ

あご下もコリコリ

さらに肉球プニプニ(これは人間だけが嬉しいか)



人間に心を許したものだけが得られる

恍惚の時間です





だからさー

うちの外猫たち

僕の姿見たら逃げてないでさ

いい加減に心を許してよ








スモールkirinuki
これはいちどやってもらったら
わすれられないよ
やさしいねこ


活動は続きます                                                                                                                         ... 続きを読む
活動は続きます
                                             
                                             
                                             


肝心の給餌がほとんどできません

なぜなら







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かつては猫が来ていて


そしてアライグマやハクビシンに荒らされ

いつもフードは空っぽ状態だった







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しかし現在はフードの動きなし

もう数か月こんな感じです







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取り外すことも考えてはいましたが

場所が比較的街中にあるため

街中で猫たちが目撃されている以上

安易に取り外したくない気持ちでいます







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こちらもフードの動きはなく厳しいです




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ここ数カ月 まったく動きがありません

しかし ここも近くで猫を目撃しています







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もう半年以上まったく動きがありません






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こちらもアライグマの被害があっただけ

猫が来ている痕跡はありません





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しかし

こちらの場所は特別な思い入れがあります



震災当初から

この場所を提供してくださっている

猫に理解ある修理工場の持ち主様

そのおかげで

どれほどの猫たちが生き延びられたか

つい最近まで猫が来ていて

その猫たち(2匹)を

赤間さんが保護してくださっています


道路から少し入ったところにあるここは

かつて警戒区域だった頃

隠れ場としても使わせていただいていました







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数か月 動きがなかった餌場・・・





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なんと フードが微妙に減っていました!

これは猫が食べた可能性大です





ほとんど動きがなかった場所にも

こういう場合があるのです

簡単に餌場の撤去は

したくない気持ちはあります


しかし


何か月も猫が来ていない場所に

延々フードを置くという行為

これもどうかと思っています

その狭間で色々考えてしまいますね




福島は特別な場所

普通の場所なら

たとえばうちの近所で

何か月も猫が来ていないのなら

とっくに餌場は廃止ですよね

それが福島で なかなかできないのは

多くの

本当にたくさんの猫たちが

ご飯を食べられずに餓死していったこと

それが頭の中にありますから

もう二度とそんなことを

味あわせたくないという

そんなことを思ってしまうからなのですね




かれらは人間が来てくれるのを

待って待って待ちつづけながら

力尽きていったのです








スモール待ち猫
ぼくたちは まっていたんだよ
のこされた動物たち



2011年6月26日の ぽー                                                                                                                   ... 続きを読む
2011年6月26日の ぽー
                                             
                                             
                                             
いじめも落ち着いてきたようで

怪我がなくなってきました

傷がないうちに

これから夏がやってくるので

ぽーを涼しくしてやろうと思いました






l7013
ぽー

ブラシしよう





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大人しくしているんだよ

涼しくしてやるからな








ほーら たくさんとれたよ






l1040607
・・・・・・・・





スッキリしたかい?








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ん? もうおしまい?



気持ち良かったのか

ぽーは しばらくじっとしていました(笑)



よしよし 分かったよ



私はサービスで

もう少しだけブラッシングしてやったのでした









スモールうしろ
またしてね
やさしいねこ


私は戦士                                                                                                                            ... 続きを読む
私は戦士
                                             
                                             
                                            
え? 戦士?

いったい何と戦ってるというのよ


なーに言ってんすか

いますよ いますよ

それも いっぱい




Gとか

ブタ野郎とか

ウォッシングベアーとか

ハクビシンとか

クモとか

スズメバチとか

ダニ 蚊 ブユ 納豆

数え上げたらキリがないほど

とにかく敵はいっぱいいるのです!






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休憩所である

ここの餌場にも秋は訪れていた






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頑張っている「えさ台」ですが・・・





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フードの減りは皆無

猫ちゃんどころか

アライグマさえ

ハクビシンさえ来ていない



テンションが落ちて

どっと疲れが出てしまう







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さて今回はどうしようか・・・




うん

原点回帰だ





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安らかにお休みくださいませ  チーン

ああ 背筋が伸びて気持ちいい





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ガクッ




腹の出具合を見ると

スヌーピーが

犬小屋の上で寝ていたのを思い出す







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秋は深まり

だんだん色の少ない季節になっていきます

そして7度目の秋が終わろうとしています

そこに猫がいる限り

おっさんは まだまだ頑張らねばなりません







スモール上向き
がんばれー
やさしいねこ



給餌ポイントの数が少なくなってしまった もうたった16カ所                                                                                                   ... 続きを読む
給餌ポイントの数が少なくなってしまった
 
もうたった16カ所
                                            
                                               
                                              
しかし少なくなった分

丁寧に回るようにしています



風景や季節を感じつつ

次のポイントに向けて走っていたら






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キツネが交通事故に遭っていました



実は福島に来る常磐道で

タヌキが高速道路上に出てきました

交通量が殆どなかったので

ヘッドライトを遠目にしていたのが幸いして

早めに気が付き

タヌキが渡ってしまうのを予測し

スピードを落とし調節

こちらはタヌキが渡り切ったころに

その場所に到達する予定でした



タヌキはUターンして戻りだしたのでした

慌ててブレーキをかけ事なきを得ましたが

動物の動きは予測がつきません

本当に気を付けないといけませんね




ここは人も殆ど住んでいない地域

どうしてもスピードが出てしまう

人が住んでいないから

動物も出てきてしまう

それゆえ起きた事故だったのでした







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そしてたどり着いたのがここ

Gが100パーいるところです




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ほらいたよ~


でも今日は小さめのが3匹でした

G除けの薬剤を置いてくださった方

まことにありがとうございます






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猫が食べています








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諦めないで給餌してくださっている

そんな人たちのおかげで

猫は生きていられるのです








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大きいクモがいました

怖いけど よく見るときれいですね






次回は「戦士の休息」です

べつに予告せんでもいいですかね(笑)












しーずかーな しーずかな ♪ さーとーのーあーきー ♪                                                                                                       ... 続きを読む
しーずかーな しーずかな ♪
 
さーとーのーあーきー ♪
                                             
                                             
                                             
秋ですよ 秋






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里の秋です







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柿が実っとるわ・・・





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真っ赤に熟した柿が実っとるわ

うん

実っとるし熟しとるね

これは

これは食べごろだわね

うん これはね

食べろっちゅうことだわね



・・・・・・・・

少し考える




今 食べなければいつ食べる?

今でしょ!(だいぶふるい)






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一番赤いのをもぎって

ズボンで磨いてピカピカに




うん

熟しとる

これは絶対にイケる!







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シャクッ








l1886
あ“あ“あ“あ“ーーーー!








l00126
静かな里に

私の悲鳴がこだましていた










スモールうしろ
あほや
おとうちゃんは あほや
やさしいねこ