すんません
いけません
風邪を引いてしまいました
ちょっと最低限のことしか出来ません
ごめんなさい
雪です
名古屋に来ています
土曜日の今日は朝から雨が降っています
雨は昔から大嫌いでしたが
雨でしか水分を取れない子たちが
北の国にいると思うと
苦しくなります
福島は雪が降っているそうです
雪はいいですよ
私は雪が降って欲しいと思っています
雪が降って積もるということは
動物たちにとって水分を取るための
水タンクになります
雨なら流れて終わりですけれど
雪はしばらく残ってくれますからね
今日も個人ボラさんたちが福島に入ってくれています
継続的な給餌給水
弱っている子の保護
ボラさんたちの働きなしでは
福島の子たちは とっくの昔に全滅です
なのに国は
しゃあしゃあと3月頭に一斉保護を発表しました
この1年間 餌をやりに行くことも禁じておいて
今頃 一斉保護
あきれて言葉が出ないです
「一斉保護」の言葉は
去年から何回か聞いたように思いますが
一度も一斉になったことはなかったですね
今度こそ「一斉保護」になってくれるように期待しています
さて名古屋写真展
2日を終えて
1日中 お客さまは途切れることなく
名古屋の方々の関心の高さを感じました
さあ 土曜日
今日明日と どれくらいの方が来場くださるか楽しみです
ただ あまり混むと
写真をゆっくり見ていただけないのが心配です
上手く均等に・・・って無理ですかね
写真はストレートに楽しんで(今回は楽しいものではないけれど)頂くものと
写真を通して その背景を想像して頂きたいものもあるのです
私たちカメラマンも そういう写真を撮るように心がけています
なかなか撮れませんけどね
第一ドイツテレビ ARDさんが取材に来てくださいました
これは記念に撮影したわけじゃなく 写真を撮っている私をテレビが撮影しているところ
凝った作りになっていて 手前の白シャツ(日本支局長)の方を私が撮影します
どうもそこにいるのは私だそうです
よく分からないのですが
インタビューに答えている私を
私が撮影しているというふうにしたいらしいです
なんか小芝居させられて 恥かしかったです
ARDさんの取材は これだけではなく
もうすでに一度 圏内の取材をしていただいています
日本のTVや新聞が ちっとも動いてくれないので(注
外国にいいつけてやります
(注
TV新聞が動かないのは確かですが、今回とある国内のTV局のディレクターが
個人として私を助けてくださいました この方は そのために局の上層部から
叱られたそうです 他にも現場の方々には大変お世話になって出来るぎりぎりの
ところまでやってくださっています 新聞もTVも上へ行けば行くほど熱い気持ちが
薄れていくのでしょうね 残念です
では あと4日間
全力でお待ちしています! (よくわからん表現)
あ 明日日曜日の報告会もお待ちしています!
今日
ショックなことを聞きました
浪江町 サンプラザにいた
この猫のこと
必死に生きている感じが出ている写真だったから
今回 「待ちつづける動物たち」 のカバーに使用しました
実は この猫が
その後まもなく死んでいたのを確認されていたのです
その話を 今日聞かされたので
ショックを受けています
撮影日は 去年の9月3日午後8時ごろ
一日中 餌やりや捕獲をしていて
そろそろ この日の保護活動も終了しようかと思っていた矢先
一匹の猫を発見
この日最後ということで
この猫の保護をしようとしました
首輪もしていて 明らかに飼い猫であったので
何としても保護しなきゃと思い
時間をかけました
そんな時に この子が現れたのです
最初の猫のために捕獲器を仕掛けているので
この子の捕獲はそのあとと思っていました
この子は
何度か瓦礫の上を行ったり来たりしてから
駐車場へ
ぼくは ここにいるよ
捕まえてくれないの
捕まえてよ
ぼくを連れて帰って
あらためて写真を見ると
そう訴えているように見えてきました
少し前に進んで
ぴたりと止まり
やがてきびすを返して
闇の中に消えていったのです
この場所は
その後何度も訪れていましたが
二度とこの子に会うことはありませんでした
私は この子を見捨てたのです
やろうと思えば保護できたはず
でもやらなかった
いっぱい自分に言い訳して やらなかったのです
ごめんよ
いったい何回謝らなければいけないんだ
この地を這うようにして活動している
ボランティアさんたち
たぶん皆同じように苦しんでいます
この子たちに会った人は
皆が人間代表になり
この国の動物たちに対する冷たさを
詫びながら活動しているのです
もうすぐ1年が経つのに
状況は何も変わらず
たくさんの動物たちが
今日も凍えて死んでいっていることでしょう
本当に情けない
こんな小さな命さえ救えないなんて
私は情けない人間です
とうとう 名古屋での写真展開催が叶います
名古屋は私がカメラマンを志した原点の街
昼はハンバーガー屋でアルバイトし
夜は写真専門学校に通いました
ほんの1年くらいしか住んでいませんでしたが
名古屋の人たちには本当にお世話になりました
その名古屋や近郊の方々に
福島の動物たちのことを
直接知って頂くことができるのが嬉しいです
今回 名古屋の実行委員の方々のご尽力で
名古屋中心地の
最高の場所を用意して頂きました
是非 お買い物のついででも結構ですので
お立ち寄りいただけたらと思います
【詳細】 のこされた動物たち@名古屋公式サイト
【開催場所】 ギャラリータマミジアム
あわせて開催される
2月26日(日曜日) 20:00~21:30
『のこされた動物たち 圏内の真実 報告会』
リーダー 「おーあみ なおこ」さん に
福島での活動を報告していただきます
APF通信社ナカジマくんが撮影した
動物保護活動時のムービーは とても貴重なものです
名古屋の皆さま どうぞふるってご参加ください
【詳細】 のこされた動物たち@名古屋公式サイト
写真集 「待ちつづける動物たち」 の先行販売ですが
会場には 24日(金曜日)お昼頃に入荷予定だそうです
よろしくお願いいたします
もの言えずに消えていった
彼らをどうか忘れないでください
最近 ブログ更新ができなくてすみませんでした
第二作目の本を作っていました
やっとお知らせできることになりましたので
どうか よろしくお願いいたします
福島第一原発20キロ圏内のそれから
飛鳥新社刊
内容は
昨年の7月から今年の1月末までのブログをまとめました
(一部ブログで紹介していない写真あります)
巻末には
掲載動物の「その後」と
の ささきちさん によって
震災以降の国や行政の対応などが
表にして分かりやすく見られるようにしていただきました
この約一年
動物たちがどのような仕打ちを受けたのか
知ってください
そして 忘れないでください
3月2日 全国発売です
2月24日から 「のこされた動物たち」 名古屋写真展(2/23~28)にて先行販売です
ちょっとちょっと
最近 おーあみさんのシェルターで
わたくし もうーすこと
おーたの苗字がつく猫がいるんですって
調べてみたら
おーたみけちゃんとか
おーたナナちゃんとか
おーたナントカちゃん(わすれた)とか
おーたココアちゃんとかが いた
この子たちは
私が捕まえた子や
私が おーあみさんに タスケテー と お願いした子たち
こ これは かなりのプレッシャーだ
なんとかしないと
ということで
今回は
おーたココアちゃんです (保護時の写真です)
去年の 7月5日に 保護
子猫でした
この子を保護した様子を去年のブログで紹介しています
この戦いは壮絶でした
何度 もうだめかと思ったことか
がるるるる
私が今まで戦った相手の中では最強
もう二度と戦いたくはない相手です
出しやがれーーー! と言ってます
だーれが出すものか!
お前は おーあみさんの刑に処す
ということで
おーあみさんに預けたのです
そうしたら
ごろにゃーん
「え? ぜんぜん凶暴じゃないよ」 by おーあみさん
あんなに私に牙を剥いてきたココアが
スリゴロゴロスリ猫に早変わりしていた
まあ確かにね
あの時は戦ってたから
向こうも逃げるのに必死だったしね
本来の性格はこれだったのね
戦いから7ヶ月
ココアは立派に成長しました
おーあみさんのシェルターでは
元気がよくてじっとしていないものだから
写真が撮れていません(笑)
この中にいるかな
テキトーに撮ってみた
もう誰が誰だか よく分かりません
シェルターにお世話に来る方たちには
とても馴れていて
ひざの上になんぞ乗ったりするそうです
病気もない かわいい元気な男の子
ココア
里親さま募集です!
茶シロ君
その後も近所の優しい奥さんが
家の庭で面倒を見ていました
カブが横浜の方にきまり
コユキ改めヒメが近所の方に決まって
残っていたのが この茶シロくん
こりゃ長期戦になるかな なんて思っていたら
なんと
足立区の方が手を上げてくださり
今日 お届けに行ってきました
上の 足上げ写真にやられたとおっしゃってました(笑)
お届け時の茶シロ君
福島の子じゃないけど
これでまた一匹が幸せを掴めたと思うと
本当に嬉しいです
君も幸せ
飼い主も幸せ
もちろん関わった私たちも
みんな良かったね
去年
犬猫の保護活動をされている
の おーあみさんと行動を共にしていた時に
出会ってしまった猫ちゃんがいます
犬猫を探しながら
ゆっくりと双葉町の住宅街を移動していた時
ひょっこりと道路に現れた小さい子
毛はパサパサで汚れ
栄養状態も体調も悪そうな子
少し怖がりで
逃げて行きはしないけれど
なかなか近づいてくれなかった子
その子を おーあみさんは根気強く保護してくださいました
ふたばちゃんと名づけられ
病院にも連れて行ってもらい
幸い病気も何もなく
ふたばちゃんは おーあみさんちのシェルターへ
現在は こんなにきれいになって
シェルターで里親さまが決まるのを待っています
人によっては(わたしとか)警戒心は少し残っているものの
一緒に暮らせばすぐに馴れてくれるレベルだと思います
どなかた家族に迎えてくださいませんか
よろしくお願いいたします
シロは多摩川での野良生活が7年ありました
うちに来て3年経ちますが
何をするのも怖くって
まだツメも切れないし
ちょっとしたことにビクビクします
それでも
去年の暮れくらいから
膝の上に自分から乗ってきてくれるようになりましたし
何よりも
こんなことしても大丈夫な子になりました
まだまだこれから
どんどん馴れてくれそうなシロでした
楽しみですね
少し前 流れたダチョウの捕獲ニュース
一羽もいなくなっていたダチョウ牧場
今はどうなっているのでしょうか
ああっ
君は富岡駅近くで
ずんずん近づいて来た子
この写真では分かりませんが
ピンクの頬を確認
そう、あの日
会った直後に保護されたんだよね
そして
ああ君たちは
ダチョウの舞をしていた つがいの子たち
そうか 君たちも保護されたか
そして奥の囲いの中に さらに三羽
合計六羽が保護されていました
新聞の発表と同じです
あのまま町をさまよっても
何もいいことはないでしょう
ここで彼らは運命の時を待つしかありません
どうか どうか
良い方向に進んでくれることを希望します
このまま忘れ去られることだけはしてはいけません
今 私たちが出来ること
たくさんの人たちが
ダチョウの未来を見守っているということを
アピールし続けるしかありません
皆で しっかり見届けましょう
私は そう思うのです
ここは横浜にある
おーあみさんちのシェルター
おーあみさんは
昨年の3月末から福島で
ずっと犬や猫を救出し続けています
ここには福島からレスキューされた猫たちがいます
あの地獄のようなところから助け出されたのです
猫たちは
ここで里親さまや一時預かりさま
そして飼い主を待つことになります
風は強かったけれど
暖かい日差しが差し込む部屋
猫たちは何の心配もなく
穏やかに時を過ごしていました