2010年07月
プンスカ
北鮮のことを思い出していたら腹が立ってきた
腹が立ったら
もっと昔に腹が立ったことを思い出し
その腹が立つ写真を探し出した
写真を見つけ出すのは たいそう骨が折れた
しかも苦労して見つけ出したわりには たいしたことない写真だった
おかげさまで大掃除が出来ました ありがとうございます
駆け出しのカメラマンの頃
1年半くらいパパラッチをしていました
時期は 元コメディアンで今は世界的有名な映画監督が
写真誌編集部に子分を連れて襲撃した頃でした
張り込みや追っかけなどの毎日でしたが
たまに出動がない日でも 私は六本木などに繰り出し
垂れ込み電話が入ってもすぐ動けるようにとか
滅多にはありませんが 路上でタレントに遭遇することもあるために
パトロールをしていたのです
そして夜中の外苑東通りを歩いていた時・・・
急に道の反対側でTVライトが煌々と照らされ 騒然としだした
数秒間 様子を眺めて確認を取ってみると
どうも誰かにTVカメラが追いすがっている感じ
何かのロケだったりすると乱入したらとんでもないことになる
しかし雰囲気はそんな感じではない
撮影されるのを嫌がり逃げる誰かを 追いかけるTVカメラとリポーターの図である
野次馬も何人かいて 一緒に追いかけているようだ
これはひょっとすると とってもオイシイ場面に出くわしたのではないか
ラッキーと心のなかでつぶやき 車にひかれそうになりながら
道を横断し カメラを出して騒然としている渦中に突っ込んだ
とりあえずTVカメラが撮影している人を撮ってみる
だれ この人
いったい誰なのか判らないーーー
私が知らないだけか?
知らないということが私にブレーキをかけさせた
ちょっと立ち止まって悩んでいると
今度は少し離れたところで
「ひばりさん! 何しているんですかここで!」
お?
さらに
「小林さん! 小林旭さんですよね!?」
おお!?
「お二人は復縁したのですか!?」
リポーターが叫んでいる
なんだと? ひばりと小林旭って確か元夫婦で 今は離婚しているはずだよな・・・
こ これは大スクープではないか!
慌てて私は二人に向かって突入した
カメラや野次馬に揉まれながら撮影した写真がこれだ
やった撮れた!
逃げる ひばりと旭
・・・・・・・・・・・・・・
二人とも若い・・・
なんか変な感じがした
しかもこの写真を撮影した直後 二人はロケバスに乗り込んだのである
あれほどにぎやかだった野次馬たちやTVのクルーたちも あっというまにいなくなってしまった
なんかひとりぽつんと取り残された感じ・・・
会社に戻って ひばりと旭を撮影したといっても誰も信じてもらえなかった
フィルムを現像してみても何か違うということで写真はお蔵入り
数日たち あるドッキリのTV番組を観ていたら ひばりと旭が出ていた
そこに私も出ていて(カメラで顔は隠れていた)
テロップに「写真誌のフラッシュかな?」の文字
くそーう 許さんぞ日テレ
よくもよくもコケにしてくれたなーーーーーーー!(笑)
旭? 旭なの?
ぽー
七夕です
先ほどまでバイク屋さんに行ってましたが
大粒の雨が降ってきたので あわてて帰ってきました
けっこう濡れてしまいましたよ
まったく七夕の頃って雨ばかりですね
さて ぽーのお話
うちでしっぽまると鉢合わせし やられてしまったぽーは
最近は1日1回来ればいいほう
うちにとって一番大事な外猫ぽーですから
ちょっと来なくなると そりゃあもう心配で心配で
昨日なんか道で見かけたぽーを 必死で呼んで
うちに来ていただいたくらいです
これはまた昨日とは別の日
久しぶりに来てくれた時の写真です
カミさんも ぽーの魅力にやられているものですから
ごはんをやるのも気合が入っています
この時のぽーは 何やら食べにくそうでした
カミさんがいるから?
いいえ違います
うちの子たちが見ていたのです
「ごはん!」
「ごはん食べてるよ ねー ごはん食べてる!」
「ほんとだ ごはんだごはん ごはん食べてる!」
ムシャムシャ
・ ・ ・ ・ ・ ・
「うん どう見ても食べてるね ごはん」
「ほらー すごい勢いでごはんを食べてるよ わたしたちってもう食べたっけ」
「あーもう ほら なんておいしそうに食べてるの? あれは絶対ごはんたべてるよ」
ごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはんごはん
きいいいい
わたしたちも食べたーい!
これでは ぽーの足はますます遠のいてしまいますね(笑)
大丈夫です 本当は ぽーはあまり気にしていませんでしたよ
うるさいなあ
北朝鮮 1
今回は北朝鮮です
90年代のお話です
ラッキーなことに政府の訪問団に上手く潜り込んで行けたのです
北朝鮮ってどんな国だった?
日本に戻ってきて何人もの人に聞かれました
そのたびに返した言葉が
「とってもイライラして腹立たしくって笑える国だったよ」
そういう国でした
発表した記事には いろいろなしがらみなどがあって
当たり障りのないことしか書けませんでしたが
ブログでは書きたいこと書いてスッキリしたいと思います
普段は温厚なもうーすが 今回はちょっと過激です(笑)
注) 私は この国の一般の方々をバカにするつもりは毛頭ありません
しかし この国の制度というか方向性は たった1週間いただけですが
かなり変でアホらしいものでした ですので 文章はこの国をバカにしたような
内容になっています 気分を害される方は写真だけをお楽しみくださいね
主体思想塔
偉大なる首領さま(金日成)の70歳の誕生日を記念して1982年に建立
170mあり 世界で最も高い「石塔」らしい
この後にも記してゆきますが この国は「世界一」や「どこよりも凄い」というのに拘る国なのです
まあどこの国でもそうなのでしょうが・・・・
一生懸命なのは分かるけど そっちに行かんでも もっと他にやることあるでしょ!?
って 感じなんですね
取材は団体行動 (日本のメディア TV 新聞 通信社 など)
雑誌と夕刊紙のカメラマンは私だけでした
何でメンバーに入れたんだろ?(笑)
ウソです 私をメンバーに入れるために尽力していただいた方のおかげです
でも5誌掛け持ちで撮影とデータ取りしなければいけなかったのでチョー大変でした
取材のスケジュールは 政府の案内人がずっとくっついて お決まりのコースを案内するというもの
この頃までは あまり単独行動で取材したという話は聞きませんでした
現在も多分まだダメなんだと思いますが どうなんでしょうね
その石塔の150mの位置に展望出来る場所がありました
とりあえず登っておかないと
正面に 人民大学習堂
主体思想が いかに世界各国で認められたかを延々と日本語で説明する 担当の日本人妻(推測)
このプレート群は思想を認めた団体や個人の名前が記されています
私は ふーんあっそ立派なんだ・・・って感じで聞いていました
主体思想が どういう思想なのかは検索すればすぐ出てきます
お国は民主主義国家らしいですが 矛盾のある笑える思想ですね
誰もこの国をフルネームなんかで呼ばないでしょう
北朝鮮で十分
当時完成すれば世界一高いホテルになるはずでした
しかし地盤の問題や構造上の問題で完成できず
1992年からほったらかしになっていた史上最大の廃墟 柳京ホテル
なーにやってんだよ しっかり調べろよ まったく・・・
どれだけのお金が無駄になってるんだよ
ただし2008年より工事が再開されたようです
そんなに客も来ないでしょ? 誰が宿泊するの?
元も取れないだろうにさ
それよりも地盤とかの問題はクリアできたの?
絶対宿泊したくないですね
これは・・・・
どこかで見たことのある形
そう その名も 「凱旋門」
これも偉大なる首領さま70歳の お誕生日に合わせて建立
ちなみに パリの凱旋門より10m高いらしい(笑)
すごいねって言って欲しいのかな
上の塔もそうだけど この国は何なんだよ
国家元首のお誕生日ごときでこんなもの作るのか
というか いったい誰が凱旋したんだよ(笑)
「危ないですよ」
道路に出て写真を撮る私にガイド(お目付け役)が注意してくれた
何のことかと思いきや 車が来るかららしい
いや あんまり走ってないし(笑)
高麗ホテルからの眺め
宿泊したのは お国では最上級の高麗ホテル
写真撮ったのだけど フィルムが一部見つからない・・・
最上階に回転レストランがある45階建てのツインタワーで出来ています
このホテルも笑わせてくれました
まず客室
確か 宿泊した階はかなり上のほうだった
エレベーターは途中に止まらないようになっていたのが不思議だったので
階段でホテル内を探検したら 途中の階の客室はほとんどが完成していなかった
普通 こんな状態で開業せんでしょう
この分だとツインタワーの もうひとつのほうは
何も出来ていなかったのではと思っています
もっと可笑しかったのが最上階の回転レストラン
円形になっていて床が自動でゆっくり回転するので景色を楽しめるらしい
私は夕食をそこで食べることにした
もう外は暗くなり 窓の外には平壌の夜景が広がる・・・
と思ったら 夜景といえば夜景なのだが 真っ暗
ほとんど灯かりらしい灯りはないのである
上の写真でも分かるように ホテルの周りには高層ビルなどが建っている
住居用っぽいのだが 部屋に灯かりがほとんどついていない
これは住んでいないな・・・ そう思った
当時北朝鮮は慢性的な電力不足と聞いたが 灯かりなしで住めないだろうに・・・
誰かがハリボテ国家と書いていた気がするが まさにそうだと思った
で 話は回転レストランである
おお 動いている
何か動いているということは分かる
景色を見る
というか 見てもほとんど暗闇なのだが
とにかく小さい灯かりでも見つけて それを凝視してみる
?
その灯かりは動かない 景色は変わっていない気がするのだ
しかししかし 何かは動いている感じがする
何なんだ この変な感じ
私は窓の手すりに肘をかけた
!?
肘が持っていかれる?
体は残ったままだ
!
これは 窓が動いているのだ!
わはは 窓枠だけが動いてるよ!
フロアが動かなければ意味がないでしょ
意味分からん (笑)
今はフロアも回っているのかな・・・
知りたいです
朝の通勤風景
この国はこういう国だったのです
国民を餓死させても 大理石の塔や門を作るほうが大事だという国
外側を飾ることはなんとか出来るのだけど 中身がスカスカで追いつかない
ちょっと調べりゃ すぐにバレるウソをつく
まったく腹立たしい国です
どないなっとるんじゃー と続きます
うふふふ あははは 偉大なる首領さまと将軍さまだよ
バイク直った うれしいな
2ヶ月前
滋賀から東京に向かって走っている時に
鈴鹿ICの数キロ手前で
ガリガリガリガリ! という恐ろしい音とともに止まってしまった 私のバイク
うふふ 大渋滞でさらし者になる わたくしとバイク (私が原因じゃないですよ)
滋賀のハーレーカスタムショップ 「ZON」 さんに
バイクを引き取ってもらい
「修理は東京の行きつけのバイク屋さんに お願いした方がいいでしょう」
「東京に用事がある時についでに運びますよ」
と すばらしい対応をしていただきました
で 先日バイクが東京に戻ってまいりまして
さっそく かかりつけのバイク修理屋さん 「ラサ」 で修理にかかってもらいました
このお店は少し変わっていて 夜から朝まで営業しているお店
だいたい 21:30~6:00 月~土 日祭日はお休み
ここは「修理屋さん」ですので どこで購入したバイクでも
気持ちよく診て貰え 修理も工夫を凝らし費用もなるべく安く上げるようにしてくれます
ただし・・・
あまりバイクに愛情が注がれていないのが判ると
優しく注意されますので お覚悟を (笑)
(クリックしてください) 10年前に東京新聞に出ていただきました
その他
枻(えい)出版社系(ライダースクラブ クラブハーレー) ネコパブリッシング系(HOT BIKE BMWマガジン)
などではよく登場されています
見てるそばで 手際良くエンジンをバラし
あらー これだよー と
なんとピストンが欠けてました
これは純正の1200ピストン
そんなに頑張って走ったわけじゃ無いのですがねえ
距離は 7万kmってところでした
欠けたことによって圧縮が逃げてしまいエンジンが止まったわけです
音がしたのは その破片(イトカワって呼んでました(笑))が暴れまわったわけです
黒く付着したカーボンを イトカワが点々と剥がしていますね
なぜかイトカワはもう一つのピストンをも破壊していました
バルブ4本交換
プッシュロッド交換
ピストン2個
ピストンリング
ガスケットetc
修理は部品の交換で何とかなりました
さあ
これでまた走りまくれます
今年は 広島の鞆の浦(とものうら)に行きたいのです
楽しみです
カブでトコトコ走るのも楽しいですね